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令和7年9月20日に「第3回八街のいいね!を語ろう会」を開催しました。
当日は、区長、区長代理者をはじめ地域活動に関心がある方など、38名の方が参加されました。
昨年度に引き続き、今年度も、区長会勉強会とのコラボ開催としており、地域で実践されている様々な取組みを知ることや他の地域の方との交流を深めることができました。
発表者:鈴木基郎さん
「子どものころの夏祭りを今の子どもたちにも伝えたい」との思いから、同級生4人が発案し、区長やOBの協力を得て令和元年に第1回を開催しました。
実行委員はPTAや消防団、婦人会など24名で構成し、会場は「グリーンやちまた」を使用。出店はすべて手作りで、収益はの一部は翌年の開催費に充てています。
フェスティバル当日は、地元運送会社のトラックをステージとして活用し、ビンゴ大会やカラオケを実施。地域の子どもから大人までが一体となって楽しめる夏祭りとなりました。
発表者:小河志のぶさん
毎週木曜日の午後、泉台区民センターで開かれている子ども文庫は、1994年に親子劇場の仲間で立ち上げられ、今年で31年目を迎えました。
940冊の絵本・児童書のほか、ゲームや工作道具をそろえ、出入り自由で安心して過ごせる場を提供。季節ごとの工作イベントも好評で、令和6年の「読書週間」では読書推進運動協議会から優良読書グループとして表彰されました。
子どもたちが本に親しみ、心安らぐ居場所として、長年地域に根差した活動を続けています。
発表者:大塚文子さん
高齢化率60%を超えるみどり台区で、高齢者が安心して集える場をと始められた取組みです。
月2回、コミュニティセンターを会場に、おしゃべりのほか介護予防体操や歌を楽しみ、夏には盆踊りも開催しています。
活動は4年目を迎え、参加者からは「地域がより身近に感じられるようになった」との声が寄せられています。高齢者が気軽に参加できる身近な居場所として定着しつつあります。
発表者:大塩将司さん
子ども食堂や季節イベントを行ってきたSmile peace子供育成会が、山田台氏子会に相談したことをきっかけに、夏祭り復活が実現しました。
若い世代の参加により運営力が向上し、地域の活性化にもつながっています。
祭りの特色は、昔ながらの櫓で踊る盆踊りや手頃な出店、そして抽選会です。400本配布される団扇のうち50本が当たりとなり、様々な景品が贈られることで会場は大いに盛り上がりました。
参加者はグループに分かれ、事例発表の感想や「あったいいねこんな居場所」「若い世代とこんな地域活動をやってみたい」をテーマとして語り合いを行いました。グループで話した内容などを付せんに書いて、月夜が描かれた模造紙に貼り、「いいね!の夜空」を参加者みんなで作成しました。
この「いいね!の夜空」は、期間限定で八街駅北口昇降口(交番側)に掲示します。ぜひご覧ください!
協働のまちづくりPiTでは、こうした地域に根差した取組みがさらに広がり、地域の魅力づくりとつながりの強化につながるよう、今後も応援してまいります。
令和7年9月20日(土)13:30~16:00
八街市総合保健福祉センター 3階 大会議室
(〒289-1192 千葉県八街市八街ほ35番地29)
※かっこ内は、活動地域
グループに事例発表者に入ってもらい、「八街のいいね!」を語り合います。
昨年の様子は、「第2回八街のいいね!を語ろう会を開催しました!」から見ることができます。