当日の様子
令和7年7月5日に八街市総合保健福祉センターにおいて、第6回地域力向上スクール1限目を開催しました。地域づくりに参加したい方や取組みはじめている方など、想いを持って活動されている11名の方が参加され、地域で活動するための資金調達方法として、助成金の活用方法やクラウドファンディングについて学びました。
講座「地域づくりのための資金調達 ~助成金活用・クラウドファンディング~ 」
講師:志村 はるみ氏(公益財団法人 ちばのWA地域づくり基金専務理事及び事務局長)
- 「資金調達とは何か?」「なぜファンドレイジングが必要なのか?」という問いから始まり、寄付者の意識やNPOの資金源について、実際の助成金の具体例を紹介しながら、助成金を見つけて選ぶポイントや申請のコツについても学びました。
- クラウドファンディングの特徴や種類、寄付を集める際の準備・実行・お礼の仕方、成功のためのポイントについても、実際の事例を交えて学び、地域版クラウドファンディング、企業と連携したクラウドファンディング、マンスリーサポーターなど、さまざまな事例から、寄付を集めるための工夫やコツを知ることができました。
- 志村氏は、最後に「市民活動を持続可能にするためには、活動の意義や価値を伝えて共感する人を増やし、団体の状況や目的に応じた資金調達を行うことが大切です」と結びました。

グループワーク
- 志村氏からワークシートの作成のコツを説明してもらい、参加者が各自の活動に基づいてワークシートを作成しました。また、ワークシートを作成しているときに、志村氏が参加者に対してアドバイスをしたり、参加者から挙がった質問に回答したりしていました。
- グループごとに参加者が各自作成したワークシートについて発表を行いました。積極的に質問やアドバイスなどの意見交換がされており、参加者同士の交流も図ることができました。

自分たちの活動に適したファンドレイジングと新たな目標を見つけるきっかけとなり、持続可能な協働のまちづくりへとつながることを願っています。
本スクールの2時限目は、10月4日(土)にオンラインツールの活用術を予定しています。(詳細は後日広報等でお知らせいたします)
イベント概要
『地域づくりのための資金調達 ~助成金活用・クラウドファンディング~』
地域力向上スクールは、ボランティア活動や地域活動を持続させるために必要な知識やスキルを学ぶ全3回の講座です。今年度は、回ごとにテーマを変えて、開催する予定です。
今回の1限目では、活動するための資金調達方法として、助成金の活用方法やクラウドファンディングについて学びました。

日時
7月5日(土)13時30分~16時
(受付開始 13時)
場所
市総合保健福祉センター3階 大会議室
定員
20名程度
対象
- 地域づくりに取組んでいる団体
- 地域の役に立ちたい方
- 地域づくりに参加したい方
チラシ
地域力向上スクール1限目チラシ [PDFファイル/3.04MB]
講師紹介
公益財団法人ちばのWA地域づくり基金 志村 はるみ 氏
ちばのWA地域づくり基金は、千葉県初の市民コミュニティ財団です。 県内の地域課題とその解決に取り組む公益活動を「見える化」し、みんなで資源を持ち寄って課題を解決する仕組みをつくることで、誰もが安心して暮らせる地域社会づくりを目指して取り組んでいます。ちばの課題解決と価値創造のために個人・企業と団体の架け橋になり、社会課題を広める・寄付を集める・想いを繋げる役割を担っています。
公益財団法人 ちばのWA地域づくり基金 (chibanowafund.org)<外部リンク>
<外部リンク>
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