総合評価落札方式の試行導入について
総合評価落札方式の試行導入について
平成17年4月に施行された「公共工事の品質確保の促進に関する法律」において、公共工事の品質は、「経済性に配慮しつつ価格以外の多様な要素をも考慮し、価格及び品質が総合的に優れた内容の契約がなされることにより、確保されなければならない」と規定されています。公共工事の品質確保に向けた主要な取り組みとして、総合評価落札方式の採用が挙げられていることから、一部の工事において総合評価落札方式を試行導入します。
令和4年4月1日施行(令和4年6月1日より適用)
詳しくは、八街市総合評価落札方式試行要綱、八街市総合評価落札方式ガイドラインをご覧ください。
八街市総合評価落札方式試行要綱 [PDFファイル/108KB]
八街市総合評価落札方式ガイドライン [PDFファイル/284KB]
総合評価の方式
本市が実施する総合評価落札方式は、市町村向け簡易型(特別簡易型)となります。
特別簡易型
施工計画の評価を要件とせず、同種工事の施工実績や工事成績などの定量的な評価項目と入札価格を総合的に評価する方式です。
総合評価落札方式の対象案件
原則として設計金額が5,000万円以上のすべての工事(全業種)
落札者の決定方法
価格以外の要素を点数化した「技術評価点」を入札価格で除して「評価値」を算出する「除算方式」により、落札者を決定します。
なお、「技術評価点」を算出するための評価項目及び評価基準は、あらかじめ定めた基準をもとに、対象工事の規模や内容に応じて設定し、入札公告に記載します。
除算方式による評価値の算出
次の式により算出した「評価値」が最も高い者が落札者となります。
評価値=技術評価点÷入札価格×1,000,000
※技術評価点=標準点(100点)+加算点(20点満点)
詳しくは、八街市総合評価落札方式(特別簡易型)落札者決定基準をご覧ください。
八街市総合評価落札方式(特別簡易型)落札者決定基準 [PDFファイル/154KB]
低入札価格調査制度の適用
総合評価落札方式により制限付き一般競争入札を執行する案件については、「八街市低入札価格調査制度実施要綱」に基づく調査基準価格を設定し、調査基準価格を下回った入札に対しては、「八街市低入札価格調査制度実施要領」に基づく低入札価格調査を実施します。
詳しくは、「建設工事の入札にかかる低入札価格調査制度について」をご覧ください。
技術提案等資料の提出について
技術評価点を算出するため、入札公告に示す技術提案等資料を提出していただきます。
提出方法は郵便(簡易書留)によるものとし、持参いただいても受理できませんのでご注意ください。
また、一度提出された技術提案等資料の追加、差替え及び訂正は認めません。
技術資料様式集
・総合評価方式における技術資料提出書 [Wordファイル/37KB]
・【様式第 1号】同種・同規模工事の施工実績 [Wordファイル/12KB]
・【様式第 2号】配置予定技術者の資格及び施工経験 [Wordファイル/14KB]
・【様式第 3号】災害活動に係る実績 [Wordファイル/12KB]
・【様式第 4号】災害協定締結の状況 [Wordファイル/13KB]
・【様式第 5号】市内業者に対する下請けの実績 [Wordファイル/15KB]
・【様式第 6号】障がい者の雇用状況 [Wordファイル/16KB]
・【様式第 7号】高齢者の雇用状況 [Wordファイル/15KB]
・【様式第 8号】女性職員及び女性技術者の雇用状況 [Wordファイル/16KB]
・【様式第 9号】若年者及び若年技術者の雇用状況 [Wordファイル/16KB]
・【様式第10号】建設業労働災害防止協会への加入状況 [Wordファイル/10KB]