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市議会定例会会議録 平成20年12月第5回 第2号

印刷用ページを表示する更新日:2018年3月15日更新 <外部リンク>

1.開議 平成20年12月3日 午前10時00分

1.出席議員は次のとおり

  • 1番 桜田 秀雄
  • 2番 林 修三
  • 3番 山口 孝弘
  • 4番 小高 良則
  • 5番 湯淺 祐徳
  • 6番 川上 雄次
  • 7番 中田 眞司
  • 8番 古場 正春
  • 9番 林 政男
  • 10番 新宅 雅子
  • 11番 横田 義和
  • 12番 鯨井 眞佐子
  • 13番 北村 新司
  • 14番 古川 宏史
  • 15番 山本 義一
  • 16番 京増 藤江
  • 17番 右山 正美
  • 18番 小澤 定明
  • 19番 京増 良男
  • 20番 丸山 わき子
  • 21番 加藤 弘
  • 22番 山本 邦男

1.欠席議員は次のとおり

 なし

1.地方自治法第121条の規定による会議事件説明のための出席者は次のとおり

  • 市長 長谷川 健一
  • 副市長 高橋 一夫
  • 教育長 齊藤 勝
  • 総務部長 山本 重徳
  • 市民部長 小倉 裕
  • 経済環境部長 森井 辰夫
  • 建設部長 並木 敏
  • 会計管理者 伊藤 はつ子
  • 教育次長 尾高 幸子
  • 農業委員会事務局長 藤崎 康雄
  • 監査委員事務局長 江澤 弘次
  • 選挙管理委員会事務局長 加藤 多久美
  • 財政課長 長谷川 淳一
  • 水道課長 醍醐 文一
  • 国保年金課長 石毛 勝
  • 介護保険課長 醍醐 真人
  • 下水道課長 吉田 一郎
  • 学校給食センター所長 石井 勲
  • 総務課長 加藤 多久美
  • 厚生課長 蔵村 隆雄
  • 農政課長 浅羽 芳明
  • 道路管理課長 勝股 利夫
  • 庶務課長 河野 政弘

1.本会議の事務局長及び書記は次のとおり

  • 事務局長 今井 誠治
  • 主査 水村 幸男
  • 主任主事 栗原 孝治
  • 主事 大塚 真紀

1.会議事件は次のとおり

議事日程(第2号)

平成20年12月3日(水曜日)午前10時開議

日程第1 一般質問

議長(山本邦男君)

 ただいまの出席議員は22名です。したがって、本日の会議は成立しました。
 これから、本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、配付のとおりです。
 日程に入る前に報告します。
 最初に、来年1月開催予定の子ども模擬議会勉強のため、市内小・中学生が議会を傍聴しますので、ご了承願います。
 次に、12月1日までに受理した陳情1件について、その写しを配付しておきました。
 以上で報告を終わります。
 日程第1、一般質問を行います。
 一般質問は、議事運営の能率を図る上から、発言者は質問事項をなるべく簡明に示すとともに、答弁者は質問内容を的確に把握され、明解な答弁をされますよう、特にお願いをいたします。
 なお、会議規則第57条及び議会運営等に関する申し合わせにより、お手元に配付の一般質問通告書のとおり会派持ち時間制で行います。
 傍聴の方に申し上げます。
 傍聴人は、傍聴規則第8条の規定により、議事について可否を表明、または騒ぎ立てることは禁止されています。
 なお、議長の注意に従わない場合は、地方自治法第130条の規定により、退場していただく場合がありますので、あらかじめ申し上げておきます。
 順次質問を許します。
 最初に、桜田秀雄議員の個人質問を許します。

桜田秀雄君

 議席番号1番の桜田秀雄でございます。まず最初に、第2次基本計画についてお尋ねをいたします。
 街づくりの基本的な指針となる「八街市総合計画2005」に基づく第1次基本計画が来年で終了することから、現在、第2次基本計画作成のための学区別懇談会が実施されております。基本構想に基づく将来の都市像を実現するための具体的な施策を目指す中期計画であり、市民と行政が一体となったパートナーシップに基づく街づくりを進める上で、市最大のイベントと言っても過言ではありません。
 そこでお尋ねをいたします。
 (1)市民の声を将来の街づくりに活かす上で学区別懇談会の役割は大きいと考えます。朝陽学区では前回の10分の1、笹引学区、二州学区では持ち直してまいりましたが、市民の参加がよくありません。現状をどのように認識されているのかをお尋ねいたします。
 (2)防災無線を活用するなど広報活動の徹底を望むがいかがか。
 (3)2時間という限られた時間で市民の声を聞くことが最大の目的であります。しかし、懇談会では、メインのテーブルに議員が陣取り、教育長の答弁に指示を発するなど理解に苦しむ場面も見受けられました。二州会場からは、主催者の配慮で行政と市民の対話を側面から拝聴できる位置に議員用テーブルを用意していただき、貴重なやりとりに耳を傾けることができました。ありがとうございました。言うまでもなく、市政の主人公はあくまでも市民であります。市長の答弁はもう少し簡素化され、1人でも多くの市民のご意見、ご提言を拝聴できるよう総意工夫を凝らした会議の持ち方を研究し、残り4会場、実のある懇談会となるようお願いをいたします。
 次に、市表彰制度についてお尋ねいたします。
 (1)昭和34年、本制度が創設されましたが、創設以降の表彰者総数は何名か。
 (2)一般表彰と内部的な教育委員会・職員表彰は分離して行うべきではないか。
 (3)一般表彰制度を充実し、地域の安全・安心、ボランティア活動など協働社会に光を当てた制度にすべきではないかと思うがいかがか。
 (4)表彰基準(5)区長の連続5年以上を通算5年以上と改めるべきであると思うがいかがか。
 (5)表彰審議会に市民の代表委員を加えるべきと思うがいかがか。
 ご見解をお伺いいたします。
 次に、自転車駐輪場についてお尋ねいたします。
 (1)第1自転車駐輪場の稼働状況はどのようになっているか。
 (2)稼働率向上への具体的な取り組みがあればお聞かせください。
 (3)八街駅北側にバイク56台を含む598台収容の第5駐輪場が開設をいたしました。これに伴って、第1自転車駐輪場の将来展望をお伺いいたします。
 (4)八街駅北側第5駐輪場は満杯であり、市役所への駐輪が増えています。無料の駐輪場設置を求める声があるがいかがか。
 次に、人に優しい道づくりについてお尋ねをいたします。
 (1)八街バイパスの進捗状況はどうか。事業計画によると、市道02037号線とバイパス接道部が通行止めとなっている。明治以来の生活道路で関係する地域住民の生活権が奪われることになるが、対策を伺う。また、事業に対する説明責任が求められるが、対象住民に対する説明会を開催する考えはないか。
 (2)市道08003号線北側側溝の整備について、2004年3月議会に請願書を提出、八街バイパス事業との関係で検討するとし、6月議会で取り下げた経緯があります。具体的な整備計画はどのようになっているのかをお伺いいたします。
 (3)県道、成東酒々井線の歩道整備(大東区内)の要望が出されているが、進捗状況はどうか。また、ガス管が-部路側帯に埋設されました。復旧舗装にあわせ埋設部の歩道の整備を行うべきと思うがどうか。
 (4)本市は道幅が狭い市道か多い。少ない投資で利用者の利便性の向上を図る上で、待避所の設置は有効な手段と考えます。現在、市道に待避所は何カ所設置されているか。東吉田市道28021号線は道幅が狭く、曲がりくねっており、視界も悪く、車両の交換に苦慮しております。待避所の設置が必要と考えるがどうか。
 最後に、環境整備についてお尋ねをいたします。
 (1)慢性的に汚れているごみの集積所がります。特に問題として掌握している箇所はどのくらいあるか。
 (2)市街地の民間アパート近くのごみ集積所が数カ所きれいになりました。市の指導によるものと感謝をしております。今後も関係者に積極的にアプローチし、さわやかな地域環境づくりに努力されることをお願い申し上げて質問を終わります。

市長(長谷川健一君)

 個人質問、桜田秀雄議員の質問に答弁いたします。
 1点目の質問ですけれども、第2次基本計画策定について答弁をいたします。
 1点目の先ほど、私に市長の答弁が長いじゃないかというような指摘をされましたけれども、この基本計画については、本来であれば22年からの市の施策について提言をいただく場ですけれども、みんな地域の一般質問みたいな、地域のことをいつやるんだとか、やってくれるんだとか、こんな質問がありますので、私は答弁をせざるを得ませんので長くなるわけですけれども、これを桜田議員はどんなふうに感じたかわかりません。本人も来ていますので、どんなふうに感じたか。私の答弁が長いといった感じは、長いでいいんですけれども、そんなことで、私が答弁を長くせざるを得なくなっちゃうんです。ですから、私はその中間で、「いや、この懇談会は基本計画策定のために皆さんの意見を聞くんですから、地域のことではなくて、全般の市の街づくりのことをひとつ提言してください」というようにお願いをしたんですけれども、やはりうちの地区の道路が狭いだとか、こんなふうになっちゃいますので、全く議会の一般質問と同じなんです。それを本人は来ているわけですから、内容を知っていて、私の答弁が長いというのなら、私は別にそのことには何も言いませんけれども、本人が見ていて言うんですから、私も本当にどんな意識で参加しているのかと、私は桜田議員の質問に疑うわけですけれども。
 私は、ですから今後からは、冒頭私のあいさつの中で、今言ったようなことをるる話をして、皆さんに意見を聞いていただきたいというふうに考えてもいるし、司会をやっていただいております企画課長にも、そのようなことを司会の中でお願いをしていこうというふうに思っております。
 それと、2点目の議員の人が腕を組んで前に来ているというようなことですけれども、これにつきましても、学区の議員の方は、みんな参加をしていただいています。今まで4回やった中で、全学区を出席したのは桜田議員だけなんです。それで、桜田議員は特別扱いで、いすを持っていって、この間は事務局がそこへ席を設けましたけれども、そして議員の方には、初めは発言がございませんでしたので、議員の方からちょっと何か発言してくれると、一般の市民が発言してくれるかというようなことで発言をお願いして発言をしていただき、その後は今度もう議員の方、普段議会がありますから発言を遠慮していただきたいというふうに司会も申しております。それで一般の方にお願いしているわけで、桜田議員が言っていることとは全く違いますので、それは桜田議員も少しその会場にいるわけですから、桜田議員が全会場に来るのは、私は別にそれをどうのこうの言うわけじゃありませんけれども、来て、そのような批判をされますと、この議会の中でそのようなことを言われますと、この地域懇談会が何だというふうになりますので、その辺は認識をもっと深めて参加をしていただきたいと思います。
 次に、質問事項2の市表彰制度について答弁いたします。
 (1)から(5)については、関連いたしますので、一括して答弁いたします。
 制度創設以降の表彰者総数につきましては、市表彰が1千591名と47団体、教育委員会表彰が425名であります。このほか、市からの感謝状を148名と24団体に差し上げております。
 表彰方法につきましては、同一の規程による表彰者を一般表彰と教育委員会・市職員を分離する必要はないと考えております。
 また、現在の表彰規程により、今までも少年野球や少年サッカー等の指導者や清掃活動や奉仕活動など、多くのボランティア団体や個人を表彰しております。
 なお、区長の規定につきましては、検討してまいりたいと考えております。
 次に、表彰審査会に市民の代表委員を加えるべきとのご質問ですが、現在の委員には、市議会から議長、副議長、議会推薦の2名の議員がおります。議員は市民の代表であり、審議会の規程を変更することは、現在、考えておりません。
 次に、質問事項3、自転車駐輪場について答弁をいたします。
 (1)(2)(3)につきましては、関連しておりますので、一括して答弁をいたします。
 平成15年度の八街駅前第1自転車駐車場の稼働状況は、自転車の登録台数が1千236台で77.3パーセント、原動機付自転車が100台で100パーセントでありました。
 その後、自由通路の供用開始に合わせて、平成16年4月に駅北側自転車駐車場が開設されたことで、平成16年度の稼働状況は、自転車の登録台数が927台で57.9パーセント、原動機付自転車が68台で68.0パーセントと利用率が低下したまま、現在に至っております。
 稼働率向上への取り組みといたしましては、ラックの登録番号指定の廃止、また、上段利用者への料金体系の見直しなどの対策を講じてまいりたいと考えております。
 今後につきましては、南側無料駐車場とあわせて検討してまいりたいと考えております。
 次に、(4)ですが、八街駅北側には、無料の仮設一般駐輪場が設置されておりましたが、平成19年度に駅前第5自転車駐車場の完成に伴い、今年度から仮設駐車場を閉鎖したものであります。
 したがいまして、市といたしましては、駅北側に無料の自転車駐車場を新たに設置することは考えておりません。
 また、一時的に自転車を駐車したい駅利用者に対しましては、駅南側の無料自転車駐車場を利用されるようお願いをしております。
 次に、質問事項4、人に優しい道づくりについて答弁いたします。
 (1)ですが、八街バイパスの街路事業の進捗状況につきましては、用地買収率は100パーセントとなっており、工事につきましては、大木側JR橋梁部の擁壁工事及び橋桁製作工事を進め、平成22年度の完成を予定していると聞いております。
 また、今年度から市が用地事務を受託した道路事業につきましては、平成20年10月末現在で67.7パーセントの用地買収率と聞いております。
 次に、市道02037号線のバイパス接道部につきましては、八街都市計画道路3・4・3号八街神門線と3・4・9号金毘羅線とのT字路交差点内となり、交通安全上危険であるため車両通行止めとなりますが、バイパス歩道部分への歩行者及び自転車の通行は可能となっております。
 なお、市道02037号線の通行止めに伴う対応策としては、バイパス橋梁部の側道を代替道路としております。
 次に、説明会につきましては、事業主体である県と連携を図りながら必要に応じて開催してまいりたいと考えております。
 次に(2)ですが、ご指摘の箇所は地域の排水路であり、市道が平行しております。この市道には、通行の安全を確保するためのガードレールが、既に設置されていることから、現在のところ排水路の嵩上げ等の整備をする計画はありません。
 なお、今後につきましては状況を確認しながら、必要な補修について実施してまいりたいと考えております。
 次に(3)ですが、本年6月議会で桜田秀雄議員の一般質問にご答弁したとおり、現在、県では八街市内の歩道整備など、多くの事業を実施していることから、ご指摘の道路の歩道整備につきましては、これからの事業の進捗状況を見ながら検討してまいりたいとのことであります。
 また、ガス管埋設に伴う舗装復旧とあわせて歩道の整備をしてはどうかとのことですが、県道を管理する印旛地域整備センターに確認したところ、現在の道路幅員では、舗装復旧とあわせての歩道整備はできないと聞いておりますので、ご理解をお願いいたします。
 次に(4)ですが、市内の待避所の設置箇所は住野区に2カ所、六区に1カ所であります。ご指摘の路線は、もともと住宅の少ない地域であり、現状を見る限り待避所の設置は必要ないと判断しております。
 なお、待避所を設置するには、用地の確保が必要となりますので、市道に隣接する土地所有者や地元区のご理解とご協力がなければ、設置することは難しいと考えております。
 次に、質問事項5、環境整備について答弁いたします。
 (1)(2)につきましては、関連しておりますので、一括して答弁いたします。
 ごみ収集運搬委託業者や市民からの通報により、把握している問題箇所の収集場所は、収集日以外の指定ごみ袋、コンビニ袋、大容量のビニール袋、むき出しのままのごみなどが概ね30個程度置かれているところが14カ所ございます。このような収集場所は、アパートや郊外集落のごみ収集場所が多いほか、環境に対して良識のない方や通りがかりによるポイ捨てが原因として考えられます。
 問題箇所のうち、きれいになった収集場所につきましては、町内会による管理が開始されたり、アパート管理会社により収集場所の移設が行われたことによるものです。
 今後も、収集場所の苦情などのご連絡をいただいた場合は、利用者の皆様での管理に対するご理解、ご協力をお願いするとともに、ごみ袋の内容物から排出者の連絡先が判明した場合は、直接、指導を行ってまいります。以上です。

桜田秀雄君

 地区別懇談会について、市長の方から答弁がありましたけれども、やはり今後5年間、長期計画立てる上で、市民の声を拝聴するということは、やはり市民とともに歩く市政として、これは最大の課題である。私はこういうふうに考えておりまして、ですからすべての会場に足を運び、市民と当局とのそういう対話というものを拝聴している。こういうことでございますけれども、この前の席を用意していただいたのを私に特別と言われても、これは私は困るんですよね。そういうことは言っておりませんし、ただ、メモをとる上で机がほしいなということはお願いしましたけれども、そういうことでございますから、ご理解を賜りたいと思います。
 確かに市長が答弁されたように、4回以上拝聴してみて、いわゆる中期計画に沿った、その懇談会の内容に沿った意見というのは、あまり多くなかったのかなと、そういう思いをしております。この一般質問のように、やはり地域の問題に関する意見が多かったと思います。それだけ地域の皆さんは、いろんな問題を地域で抱えている。こういうことでございますから、その辺は市長もご理解をいただきたいと思います。
 それでは、まず最初に自転車駐輪場についてお尋ねをいたします。
 先ほど答弁の中で、第1駐輪場、この稼働率の向上について、例えば上段の値段を安くする。こういうことを検討されていると、こういうお話を伺いました。先日、整理委員といろんな懇談をしたんですが、こうした皆さんから、できればやはり稼働率を上げるべきだと。そのためには、やはり上段は女性では上げるのが大変難しいと、そういうことであるから、値段を半額にするとか、あるいは現地での受付、これをやはりやってみたらどうかと。もし、市当局がそういう考えがあるのであれば、整理委員の皆さんも協力はやぶさかでないと。確かに金銭を扱いますから、大変いろんな問題も出てくると思うんですが、ぜひその辺も検討しながら向上率、稼働率向上、これについて検討していただきたいと、このように思いますが、いかがでしょうか。

建設部長(並木 敏君)

 先ほど市長の答弁の後段に、今後につきまして南側の無料駐車場とあわせて検討したいというような答弁がございましたが、無料の駐車場は現在1千台収容可能でございます。それで、第1駐車場につきましては、1千600台が収容可能でございます。
 したがいまして、稼働率を上げるには無料の駐車場をなくしてしまえというような考えも上げるだけであれば、そういうような考えにもなるわけでございますが、その辺を例えば、今ご指摘がありましたように、2階の部分は女性には上げづらいと。確かにそういうこともございますので、その辺を今後無料の駐車場とあわせまして、稼働率向上のために検討してまいりたいというように考えております。

桜田秀雄君

 北口に無料駐車場を作ってほしい、こういう要望が結構多いんですね。それで現状を見てみますと、市役所の来庁者用の駐輪場、ここに結構自転車を止めている方がいらっしゃいます。今、中期計画について、先ほど話がありましたけれども、第2次基本計画にいわゆる北口の核施設用地として取得中のこの土地、これに文化会館の建設の予定は盛り込むつもりがありますか。

総務部長(山本重徳君)

 それは、この第2次基本計画策定に当たりまして検討するというように、先回もお答えしたかと思います。

桜田秀雄君

 今年度、いわゆる第2次中期計画、この中に今お話しのように大変難しい、財政的な面から難しいような話もお伺いをしておりますけれども、となると約10億円近くで取得をするこの公用地、これを今後5、6年間は遊ばせておくと、こういう状況にならざるを得ないのかなと、そういう思いがあるのですが、そうした状況からすれば、やはり土地はあるわけですから、北口に無料駐輪場を作るのも1つの手かなと思います。
 確かに、今、建設部長が言われたように北口に無料駐輪場を作ってしまいますと、当然それに比例はしないでしょうけれども、有料の方の稼働率も落ちると、こういうことも予想されますけれども、しかし北口を利用するお客様からしてみれば、僕も北口に何回か立っていまして、無料の駐輪場はどこですかと聞かれて、「いや、南口の向こうですよ」というと、もう電車の時間がありませんよと。そんな話もよく聞くんです。ぜひとも、そうした見地からやはりいろいろ問題はあると思うんですけれども、例えば有料駐車場から、意地悪じゃないですけれども、少し離れたところに、公園寄りの方に無料の駐輪場を作ると。そういう形で、そういう利用者の心理を使うといったらおかしいですけれども、そんな感じで設置をするのも1つの手段かなと思うんですが、いかがですか。

建設部長(並木 敏君)

 南口に無料の駐輪場があるという形で、北口には現在閉鎖してしまいました。毎日、駐輪場を利用する方々につきましては、できる限り有料の駐輪場を利用していただきたいというような考え方でおりますが、たまに駅を利用する方がいらっしゃいますので、その方たちのためには、北口には現在ないと。南口をお願いしているということでございますので、その辺は含めて検討させていただきたいというように考えております。

桜田秀雄君

 それでは、次に生活道路問題についてお尋ねをいたします。
 市道の02037号線の件でございますけれども、県の工事計画によりますと、これはバイパスに入るところが通行止め、これは先ほど市長の答弁の中で交通安全上やむを得ないと、こういうお話がありました。あの道路は多分明治以来からのずっと長い間使われていた道路、このように認識をしています。地域の皆さんも別にこれを横断させろとか、右折もさせろとか、こういう要望はしていないんですけれども、少なくても左折ぐらいはさせてくれないかと、こういうお話が多うございます。また、これが通行止めになれば、もう裁判もやむを得ないと、こういう市民の皆さんの声もありますので、何とか県と協議をして、交通安全上問題があるかどうか、わかりませんけれども、市の方としても働きをしてほしいなと、こう思うんですが、いかがですか。

建設部長(並木 敏君)

 当然この3・4・3都市計画道路を作るときに、その交差関係につきまして県警の規制課の方と協議をして現在に至ったわけでございます。それで、先ほど市長答弁にもありましたように、地元からそのようなお話があるということでございますので、市長答弁の中にもありましたように必要に応じまして、説明会等を開催いたしまして、納得のいくような形で今後説明会の中で了解を得ていきたいというように思っております。

桜田秀雄君

 仮にの話ですけれども、あそこが通行止めになった場合、理想的にいえば八街バイパスを今作っていますから、そこから02039号線が通っていただく。これが理想的であろうと思うんですけれども、バイパスからの降り口というか、ここは6メートル幅の道路ですよね。ほぼ基礎はできていますけれども。そこから02039号線に入ると2.7メートルぐらいですかね、道幅。半分以下になってしまうわけですね。当然これであると車の交換というのはあり得ない、でき得ないと。どこかの路地に入るか何かして待たなければいけないと、こういう状況になると思うんで、もしそういうことであれば、この路線の拡幅もあわせて一緒に検討していかないといけないのではないかなと思うんですが、いかがですか。

建設部長(並木 敏君)

 待避所等で検討させていただきたいというように考えております。

桜田秀雄君

 八街バイパスの県道成東酒々井線、ここの交わる交差点なんですが、この工事はどちらの事業で行われるのでしょうか。

建設部長(並木 敏君)

 工事につきましては、街路事業分、道路事業分のちょうど境目になるわけなんですが、工事につきましては、県事業でございます。

桜田秀雄君

 南の方、500メートルについて用地買収は終わっていると、こういうお話でございますけれども、日向入り口信号、ご存じのようにT字路になっておりまして、409号の車両が多い関係で、私も毎日使っているんですけれども、日向の方から来て、あの信号を渡るのに1回の信号でせいぜい3台ぐらいですよね、右折する場合ですけれども。左折する場合もやはり含めて、前に右折車がいれば左に曲がれませんから、当然1回の信号サイクルで2、3台通るのがやっとと、こういうことになります。八街バイパスがいわゆる種屋さん、あそこまでの部分開通となると大変やはり支障が出るんじゃないかなと、こんな今思いをしているんですね。ぜひとも八街バイパスまでの一括供用開始を目指してご努力をいただきたいと思うんですが、いかがですか。

建設部長(並木 敏君)

 先ほどのご指摘の中で、成東酒々井線から409号までの500メートルの間、用地買収が100パーセント済んでいるというようなご指摘でございましたが、その間につきましては100パーセント、これは道路事業分でございますので、用地買収につきましては100パーセントまだ済んでおりません。その区間につきましては、用地買収が済み次第、速やかに工事の完成を図るというような形で聞いております。

桜田秀雄君

 今朝もあそこを通ってきたんですけれども、いわゆる今20トン程度の車が日向入り口信号を曲がると、今日も反対側にいた409号の方にいた車が邪魔になって、ババッと鳴らされて、結局その車が退かざるを得ないという、こういう道路構造になっておりますので、できれば一括供用ができるように、市としても最大限の努力をお願いをしたいと、このように思います。
 次に、市道08003号線、この問題についてお尋ねをいたします。
 先ほど申し上げましたように、過去において、この用水路にふたをしてほしいと。そして安全に歩けるようにしてほしいと、こういう請願を過去に出したことがあります。そのとき市当局の方では、八街バイパスの工事にあわせて検討できることは検討しようと、そういう話でございましたので、請願を撤回させていただきました。先ほど市長の答弁の中で、一応ガードレールはあるから安全であると、だから当面そういう予定はないというお話でございましたけれども、平成19年10月5日だったと思うんですが、大雨がありまして、あの下にバイパス用の調整池ができました。この調整池に変死体が上がりました。私も警察の方にいろいろ問い合わせをしたんですが、いわゆる個人情報であるということで、一切お話しすることができないということでございますけれども、周辺住民の皆さんの話によると、いわゆるあの部分で落っこって流されたんだと、こういうお話がございます。その辺、市の方はどのように掌握されておられますか。

建設部長(並木 敏君)

 私どもの確認では、山武町の方から入ってきて、それでその部分に流されたと。要するに山武町の大木の下流側から来まして、調整池をまたいで、その上に上がってきたというように確認をしております。

桜田秀雄君

 これは工事中の事故だと思うんですけれども、現在はもちろん柵もされておりまして入れませんし、バイパスから南約100メートルくらいは改良されましたけれども、そこも柵をされておりますので入れません。状況が私もよく警察に行っていろいろ聞いたんですけれども教えてもらえないのでわからないんですが、できればこのバイパスが完成しますと、あそこもやはり3メートル10センチぐらいの道幅でございますので、車の交換もできなくなりますので、できれば用水路にふたをしていただいて、歩行者が通れるような形にしていただければありがたいなと、こう思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。
 以上、これで私の質問を終らせていただきます。

議長(山本邦男君)

 以上で、桜田秀雄議員の個人質問を終了します。
 次に、誠和会、山本義一議員の個人質問を許します。

山本義一君

 誠和会の山本義一です。会派の皆様のご理解で登壇の機会をいただき、誠にありがとうございました。
 私は、市民の皆様とともに考え、長谷川市長とともに八街市のさらなる躍進に邁進してまいりたいと思っております。
 それでは、通告順に質問いたしますので、明解なる答弁をお願いいたします。
 まず、最初の質問事項1番目は、市民の利便性の向上についてお伺いいたします。
 質問要旨の1は、総武本線の快速電車の増発についてお伺いいたします。
 八街駅の改築により、南北を結ぶ自由通路が整備され、市民皆様の利便性が向上され、通勤や通学、お出かけに大変便利に、利用しやすくなりました。大変喜ばれているところであります。しかしながら、東京駅から銚子を結ぶ総武本線は、快速・通勤快速列車は佐倉から成田駅・成田空港へ向かうものか、佐倉止まりがほとんどで、佐倉から東側、銚子駅側で走行するのは、朝の成東発上り1本しかありません。八街駅を利用して、千葉や東京へ通勤する方々が多くおられます。朝夕の通勤時間帯に快速電車の増発を強くお願いするものであります。
 そこで、快速電車の増発に、これまでどのように取り組んでこられたのか、お伺いいたします。
 次に質問事項の2番目は、特定健康診査についてお伺いします。
 医療制度改革により、本年4月から40歳から74歳のすべての方を対象に「特定健診・特定保健指導」の実施が医療保険者に義務付けられました。メタボリックシンドロームの早期発見を目的とした特定健康診査を行い、健康診査でメタボリックシンドローム、あるいはその予備軍とされた人に対して、特定保健指導の実施が義務付けられました。
 また、平成25年度より医療保険者ごとの達成状況に応じて、後期高齢者支援金の加算や減算が行われるように聞いております。
 そこで、特定健診に先進的に取り組んでおります、奈良県香芝市へ会派で視察に行ってまいりました。香芝市では、平成16年から国保へルスアップモデル事業として取り組み、平成19年度より、国保へルスアップ事業として青壮年期を含めた市民を対象とする健康づくりのための個別健康支援プログラムを開発し、生活習慣病の予防と国保医療費の上昇を抑制することとし、月1回の運動実践教室や毎日の個人ウォーキング、また個別栄養指導など積極的支援や動機付け支援を行い、予防医療や医療費の抑制をすることができたとのことでありました。基本健康診査から特定健康診査に移行したことを市民に周知されて実施していただき、受診率を上げてもらいたいと思います。
 そこで、質問要旨1、始まったばかりではありますが、特定健診の受診状況はどうか、お伺いいたします。
 次に、質問要旨2は、前立腺がんの検診を市の成人のがん検診に取り入れられないか、お伺いいたします。
 前立腺がんは、男性のがんの中で最も高い発生率となっています。どのくらい増えているかといいますと、前立腺がんによる死亡者数は、2015年には2000年の2倍以上、1995年の3倍になると推定されております。この死亡者増加率は、すべてのがんの中でも最も高い、つまり今後最も増え方が激しいがんだと言えます。前立腺がんを発見するためには以前は、直腸診を行わなければならず、また早期発見も難しかったのですが、最近は「PSA検査」というものができ、かなり早期から前立腺がんを発見することができるようになりました。この検査は、血液検査だけでできることから、若い方にも検査の実施がされ、がんの早期発見がされるようになりました。
 本市の成人のがん検診は胃がん検診、肺がん検診、大腸がん検診、子宮がん検診、乳がん検診が実施されております。その中に血液検査だけでできる前立腺がんの検診を市のがん検診に取り入れられないか、お伺いいたします。
 次に、質問事項の3番目は、道路問題についてをお伺いします。
 市内の慢性的な渋滞の解消をするためには、八街バイパスの完成が待たれるところであります。また、バイパスに接続する都市計画道路も同時に整備することにより、一層の交通渋滞をなくすことができることと思います。
 そこで、質問要旨の1は、八街バイパスの用地取得が一部、今年度から県より市に委託された事業の推進状況はどうか。また、全体の用地取得の進捗状況、街路事業、県が用地取得を行う道路事業はどうか、お伺いします。
 質問要旨の2は、今後の工事予定と完成年度をお伺いいたします。
 質問要旨2点目の1は、都市計画道路3・4・9号線金毘羅線工事の進捗状況はどうか。また、今後の計画をお伺いいたします。
 最後の質問事項の4番目は、IT化についてお伺いします。
 国においては、電子政府の実現を目指し、eジャパン戦略で情報化の推進をされており、世界最先端のIT国家を目指しております。先進自治体では、公共施設を高速で結ぶ地域イントラネットの整備で、事務事業の効率化、迅速化、経費の節減、文書の収受、起案や決済など電子文書よる一貫の管理ができるシステムができております。本市においても、IT化の推進で庁舎内LAN等の整備に取り組んできたことと思います。しかし、パソコンは個人所有がほとんどで、パソコンの老朽化やセキュリティの問題などがあります。将来は職員1人に1台のパソコンをと順次年次計画をしていただきたいと思います。
 そこで、質問要旨の1、庁舎内のIT化計画はどうか、お伺いいたします。
 近い将来に夢の持てる答弁を期待いたしまして、登壇しての質問は終わりにします。よろしくお願いいたします。

市長(長谷川健一君)

 誠和会、山本義一議員の質問に答弁をいたします。
 初めに、質問事項1、市民の利便性向上について答弁をいたします。
 (1)1ですが、本市では、総武本線沿線の山武市、酒々井町とともに総武本線成東・佐倉駅間快速電車増発推進協議会を設置して、成東・佐倉間における快速電車増発の実現を目標とした活動を展開しているところでございます。
 JR千葉支社によりますと、成東・佐倉間におけるJR利用者が、ここ数年毎年減少しているということを理由に、快速電車増発に向けた駅施設等の整備の実現には、何よりもまず利用者の増加が必要であると見解が示されており、快速電車の増発、あるいはこのためのホーム延伸をする上では、従前からの費用負担割合の原則を見直そうとする主旨の発言も見られるところであり、このところなかなか協議が進展しない状況でございます。
 この対応に当たりましては、今後も成東・佐倉駅間快速電車増発推進協議会のメンバーである山武市、酒々井町と連携を図りながら協議開始当初の費用負担の考え方を基本としつつ、その実現に向けてJR側との協議を粘り強く重ねてまいりたいと考えております。
 次に質問事項2、特定健康診査について答弁いたします。
 (1)1ですが、従来、全住民を対象に実施していた基本健康診査は平成20年度から特定健康診査及び特定保健指導に変わり、各医療保険者に実施が義務化されました。対象者は、40歳から74歳までの国保加入者に限られていますが、75歳以上の後期高齢者につきましても広域連合から委託を受けて特定健診とあわせて実施をしております。
 また、国保以外の社会保険等の被保険者につきましては、各医療保険者の案内に従って受診するようになります。
 本年は、8月から9月にかけて特定健診を行いましたが、受診状況につきましては、対象者1万6千719人に対して、受診者は4千12人であり、受診率は24パーセントとなりましたが、制度が変わり対象者が変わったため、前年度との比較はできません。
 なお、後期高齢者医療健康診査の受診状況は、対象者5千368人に対して、受診者は821人で、受診率は15.3パーセントとなっております。特定健診については、健診後の保健指導に重点を置いて、生活習慣病発病の危険度により対象者を「情報提供」「動機付け支援」「積極的支援」と健診結果等により対象者を分類し、生活改善と予防に向けた支援、保健指導を行っております。
 高齢者社会を迎えた今、いつまでも健康で生き生きとした毎日を過ごすために、日頃の生活習慣を見直すことが大切です。この新しい制度を市民の皆さんが積極的に活用していただけるようPRし、受診率の向上に努めてまいります。
 次に2ですが、前立腺がんは、年齢が高くなると発症頻度が高まり、70歳以降に急速に頻度が高まることが特徴とされております。また、他のがんと同様に早期の前立腺がんには特有の自覚症状はありませんが、進行すると骨に転移しやすいことから、たまたま腰痛などで検査を受けて発見される場合や肺への転移によって発見されることもあります。
 なお、2006年の男性のがんによる死者数を部位別に見ると、最も多いのが肺がんで4万5千941人、次に胃がん3万2千745人、肝臓がん2万2千576人と続き、前立腺がんは9千527人となっており、死者数自体はそれほど多くはありません。しかし、近年、最も増加しているがんの1つとして注目されており、発症者は2000年には2万3千人でしたが、2020年には8万人近くに増加し、肺がんに次いで男性のがんの2番目になると予測されております。このため、早期に発見し、適切な治療につなげることが重要となります。
 現在、前立腺がんの検査は、前立腺特異抗原でPSAと呼ばれる腫瘍マーカーの採血により行われており、このPSA検査は前立腺がんのスクリーニング検査としては最も有効と考えられておりますので、既に実施している他団体の状況等を参考に今後検討してまいりたいと考えております。
 次に、質問事項3、道路問題について答弁いたします。
 (1)1、2につきましては、関連しておりますので、一括して答弁いたします。
 八街バイパスの道路事業の進捗状況につきましては、前年度までの用地買収率は62.4パーセントでありましたが、平成20年10月末現在の用地買収率は67.7パーセントとなっており、今年度末の全体の進捗状況は、事業費ベースで約75パーセントの見込みとなっております。
 今後の工事予定につきましては、街路事業は平成22年度の完成を予定しており、道路事業では、県道成東酒々井線から国道409号までの延長約500メートルの区間について用地買収が完了次第、速やかに工事に着手し、早期の完成を目指すと県より聞いております。
 次に(2)1ですが、市が実施しております八街都市計画道路3・4・9号金毘羅線整備事業につきましては、延長235メートルの用地買収がすべて完了しております。工事につきましては、今年度は県道千葉八街横芝線との接続部分の道路改良工事が約26メートル完了しており、来年度は、車道及び歩道部の表層の舗装工事を計画し、県で施工している八街都市計画道路3・4・3号八街神門線の工事進捗にあわせて、平成22年度の供用開始に向け事業を進めてまいります。
 次に、質問事項4、IT化について答弁いたします。
 (1)1ですが、本市においては、住民記録情報や市民税、固定資産税などの税情報、さらに国民健康保険の資格や保険税に関する情報などの基幹業務に関する電算処理は、総合行政情報システムという1つのシステムにより行っております。
 また、介護保険システムや生活保護システムのように、総合行政情報システムと連携をとりながらも独立して運用しているシステムがございます。さらに、財務会計処理を行っている財務会計システムやインターネットやメールを取り扱っている情報系システムがございます。これらのシステムで使用しているパソコンの整備状況については、現在、全体で247台でございます。このうち、本庁の庁舎内で使用しているパソコンの台数は、229台でございます。
 近年は、戸籍のシステムの導入や後期高齢者医療制度、さらには特定健診などの新しい業務が始まったことにより、パソコンの台数もやや増加しております。業務系システムのセキュリティ対策については、インターネットへの接続ができない環境にするとともに、データについては、サーバ側で管理、保管できるようにし、端末側では直接データを残さない方式を採用しております。
 また、どの端末でどのような処理が行われているのかの記録の管理も行っております。さらに情報系システムについては、通信設備にウイルス等の侵入検知装置やウイルス対策ソフトをサーバ側と端末側で二重に施すとともに、インターネットやメールについては、制御するソフトにより対策を施しているところでございます。
 今後のパソコンの整備については、新規業務の動向などを見ながら、必要に応じて配備するように努めてまいりたいと考えております。以上です。

議長(山本邦男君)

 会議中でありますが、ここで10分間の休憩を行います。

(休憩 午前11時01分)
(再開 午前11時12分)

議長(山本邦男君)

 再開します。
 休憩前に引き続き、会議を開きます。

山本義一君

 ご答弁ありがとうございました。それでは、再質問をさせていただきます。
 まず最初に、質問事項の1番目の快速電車の増発についてでありますけれども、八街駅の現在の乗降客は、どのように推移しているのか。まず最初にお伺いいしたいと思います。

総務部長(山本重徳君)

 八街駅の乗降客の推移でございますけれども、平成8年度が約1万5千人でございました。この人数をピークにいたしまして、その後、残減の傾向にございます。そういった傾向が続いておりましたけれども、平成17年度までは毎年度とも対前年度比でマイナスというようになっております。それで、その平成17年度は約1万3千100人という数字でございまして、ピーク時より約2千人ほど減少している状況でございます。
 最新の数字で、平成18年度を見てみますと、この数字が公表されております最も新しい数字でございまして、平成17年度と比べますと乗降客にして約100人が増加して、ほぼ底が打たれたというような状況となったものと理解しているところでございます。

山本義一君

 平成8年から乗降客も減ってきてはいて、最近は横ばい状況ぐらいの推移だと思われます。まだまだ1万3千人という多くの市民の方が利用されておりますので、先ほども言いましたけれども、現在、朝1本しか通勤快速が、7時19分ですか、1本しか運行されていないわけでありまして、できれば希望としては30分間隔ぐらいで増発していただきたいなというのが、私の中にはあるんですけれども、これに伴って、今11両編成が成東発で出発されて佐倉で4両つないで15両で東京へ向かうというような快速電車で、佐倉の駅でまたその連結時間が7分ぐらいあるので、ちょっとまた時間のロスがあるようであります。
 やはり増便するには、ホームの延伸しかないのでしょうか。そのホームの延伸計画はどうなっているか、まずお伺いします。

総務部長(山本重徳君)

 お答えします。先ほどの正確な数字を申し上げます、八街駅の乗降客につきまして。平成17年度が6千547人の2倍、1万3千94人という数字になります。それから、平成18年度は6千599人の2倍。したがいまして、1万3千198人という数字になろうかと思います。若干訂正させてください。
 次に、ただいまのご質問でございますけれども、ホームの延伸計画ということでございますが、ホームの延伸につきましては、快速電車増発の前提要件でございますので、快速増発の要望活動とともに進めておりますけれども、現時点ではJRの方から具体的な時期等は明示されていないのが現状でございます。

山本義一君

 まだ、具体的にはされていないようでありますが、ホームの延伸で前にもお聞きしたことがあって、かなりの予算がかかるようでありました。物井駅あたりを見ると結構簡易的な形というんですか、そんな強固なものというか、頑丈なコンクリートで作ったものではなくて、幅の狭いようなもので延伸してあるところもありますので、そんなにお金をかけなくてもできる延伸もあるのではなかろうかと思いますので、その辺も検討していただければと思います。
 そして、どうしても15両でスタートしないとJRの方は認めないような話のようでありますので、成東発を最初から15両でつないで走らせて、八街駅で今現在11両しか止まれないホームですので、どうしても4両分が足らないわけですよね。その4両分をドアをあけずにというんですか、止めて、その4両は乗れないんですけれども、それで東京へ向かうというような、そういった考え方はできないんでしょうか。何かちょっと調べましたら、そういった駅舎も全国どこか、ちょっと私もよく把握していないんですが、あるようには聞いているんですけれども、そういった形での増発はできないのか、走行はできないのか。ちょっとお伺いします。

総務部長(山本重徳君)

 確かに調べますと、西の方ではそういった会社があるようでございますけれども、JR東日本の場合は、そういった運行形態を認めていないということでございまして、以前からそういった議員さんのご提案のような運行形態はどうなのかというような、そういった可能性などについて、こちらからJRにも確認しておりますけれども、安全性の確保という見地から、またJR東日本の運行規則からもドアの一部開閉はできないというような回答がございまして、現在もその考え方は変わっていないようでございます。

山本義一君

 やはりそうしますと、どうしてもホームの延伸をしなければならないということでありますので、何とか朝の時間帯、結構通勤客の方々、ぎりぎりの時間で来ますので、大変危険なときもありますし、結構満員でありますので、今後とも積極的にこの問題については取り組んでいただきたいなと思います。
 それと、1つ要望なんですが、ちょっと通告外になってしまうと申し訳ないんですが、実は八街駅の南側のトイレがあるんですけれども、あと、「ぶらんみなみ」というところの間に自動改札をつけていただけると、そのまま2階に上がらずに、そのまま上りホームに入れるというようなことで、結構ぎりぎり間際に駆け込んでくる乗客の方もいらっしゃいますので、これは要望ですのですみません。今後また検討していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
 次に、質問事項の2番目の特定健診について何点か、お伺いさせていただきます。
 今回、普通健診から特定健診に変わったということで、なかなか市民の方々もご理解されていない方もまだまだ多いのではなかろうかと思いますが、その周知させて受診をさせるためには、どのような方策をとったのか、お伺いします。

市民部長(小倉 裕君)

 お答えします。今回初めての特定健診が始まったわけなんですけれども、今回につきましては、先ほど市長が答弁したとおり、1万6千719名、全員の方に個別に通知をいたしました。また、そのほかに4月1日、毎年私どもの方で新聞折り込みをいたします八街市健康カレンダーにも掲載しまして、そのほかに広報やちまた、八街市のホームページ、また各区長さんにお願いしまして、各区に個別回覧もお願いして、そういうことでPRに努めてまいりました。

山本義一君

 ありがとうございました。いろんな方法で市民の方に通知していただいて、国保加入の全員の方に通知していただいたということであります。
 あと、国の方から多分受診率を示されていると思うんですが、どのくらいの率を示されているのか、お伺いします。

市民部長(小倉 裕君)

 受診率ですけれども、国のこの特定健康診査等の基本指針に掲げてあります参酌標準値では、平成24年度に受診率が65パーセント、保健指導実施率で45パーセント、メタボリックシンドロームの該当者、予備軍者の減少率10パーセントとなっております。

山本義一君

 かなり高目に設定されているんでしょうかね。今年度を見ますと24パーセントぐらいということでありますので、ちょっとまだまだ24年度までに上げるには大変なのかなと思います。この目標数値があるんですけれども、それに達しないとペナルティが科せられるような話も聞いているんですが、その辺についてはどのようになっているのでしょうか。

市民部長(小倉 裕君)

 この達しない場合のペナルティなんですけれども、これにつきましては、平成25年度から後期高齢者の支援金の加算・減算でプラスマイマス10パーセントの配があるというようなことで聞いています。これについて、また3年後には見直しするようなことも聞いておりますけれども、この国が示します特定健康診査の基本指針、これに基づきまして八街市で特定健康診査等の実施計画書を作成しております。これは、第1期としましては、平成20年度から平成24年度の5カ年なんですけれども、これらの目標値、これに対しての減算というように聞いております。

山本義一君

 わかりました。ありがとうございました。
 では、その受診率をアップするには、どのように今後考えているのか、お伺いします。

市民部長(小倉 裕君)

 先ほどのこの市の広報等、いろんな区長さんにお願いしたり、そういうことで、またさらに受診率をアップしていきたいと思いますけれども、なかなか今回もこの特定健診を行いまして、その中の特定保健指導の該当の方にも通知を今回出したんですけれども、非常に市民の方の理解が得られないので、それの意識の高揚も進めて、また検討してまいりたいと考えております。

山本義一君

 私どもも極力努めて、市民の方々に受診していただくように努めてまいりますので、当局といたしましても、今後ともよろしくお願いいたします。
 次に、道路問題のバイパスの問題でありますけれども、市に一部用地取得が、道路事業の部分が一部委託されまして、ここにきて買収率が上がったように聞きましたけれども、どのくらい上がったんでしょうか、その事業について。

建設部長(並木 敏君)

 前年度と比較いたしますと、5.3パーセント上がっております。

山本義一君

 何件くらいの方のこの5.3パーセントだったのか。残り何件くらいあるのでしょうか。

建設部長(並木 敏君)

 この5.3パーセント上がったという部分につきましては、成東酒々井線から409号までの間だというように概ね考えておりますが、その区間であとどのくらい残っているかということにつきましては、小さな地権者といいますか、道路部分とか、いろんな関係がありますので、それは現在、何名とまでは残りの方がいるんだということにつきましては、ちょっと把握しておりません。

山本義一君

 先ほどの答弁の中で、道路事業で500メートルの用地買収の取得が完了次第、工事着手するということがありましたけれども、それは409号から成東酒々井線の間のことで理解してよろしいんでしょうか。

建設部長(並木 敏君)

 そのとおりでございます。

山本義一君

 そうしますと、今、市で用地買収しています街路事業の部分が、工事が22年度に先ほど完成すると言っておりました。それとあわせて22年度に完成するということではないですか。その用地買収が終わり次第、着手するということで、年度が変わるかもしれないということでしょうか。その辺ちょっと教えてください。

建設部長(並木 敏君)

 ご案内のとおり街路事業につきましては、用地買収は100パーセント済んでおります。それにつきまして、平成22年度に工事を行うと。これはまず間違いなく、22年度までには完成させるというように考えております。
 また、道路事業部分につきましては、まだ用地買収が100パーセントではございませんが、同じく22年度を目指すという形で、現在、県の方から聞いております。

山本義一君

 完成を目指すと。よくわかりました。ありがとうございました。
 これで、私の質問を終わります。ありがとうございました。

議長(山本邦男君)

 以上で、誠和会、山本義一議員の個人質問を終了します。
 次に、誠和会、湯淺祐徳議員の個人質問を許します。

湯淺祐徳君

 誠和会の湯淺祐徳でございます。3点ほど質問をさせていただきます。
 まず、1点目は安全・安心についてでございますけれども、今、市内各地で防犯パトロール隊、よく耳にする言葉でございますけれども、大変すばらしいことではないかと思います。
 また、私の地元の北地区でも、たまたま県の方の事業、フォーラム、社会福祉協議会を窓口に、たまたま防犯ということで申請しましたところ認可がおりまして、3年間で60万円の予算をいただいて、今年で2年目になるわけでございます。そういう強力な体制ができつつあるわけでございますけれども、今、パトロール隊の皆さん方が何としても、この八街市でも、そのパトロール隊の拠点、その詰所がほしいというような意見がございまして、私も時々隣町の酒々井町さんへ行く用事がございまして、酒々井町さんには京成の駅裏にこれは自治会で作った詰所だということで、そこは小さな詰所なんですけれども、それと最近2カ月か、3カ月ぐらい前に今度はJRの酒々井の駅前に駅前交流センターと立派な防犯パトロール隊の詰所ができたわけなんですよ。いろいろお話を伺いますと、何か600万円くらいかかったということでございますけれども、八街市も何カ所か、こういう拠点、あるいはまた詰所があってもいいのかなということで、何点か質問をさせていただきます。
 市内の各地で結成されている防犯パトロール隊の運営助言など、市としての役割について。
 1ボランティアで活躍していただいている各地域の防犯パトロール隊を支えるため、市は積極的にこれらを支援すべきと考える。例えば、事件発生後の連絡方法、発生した事件の各パトロール隊への情報展開などはいかがか。
 2先の6月議会でも質問したが、ボランティア組織を後押しする体制づくりの進捗状況はどうか。
 (2)として、防犯パトロール隊の情報交換や活動の基点となる詰所等の整備について。
 1として、防犯パトロール隊の始点・終点となり、情報交換の場ともなる詰所等の新設はいかがか。
 大きな2点目として、榎戸のサッカー場の件でございますけれども、長谷川市長に立派なサッカー場を作っていただきまして、あれからもう10年近くになろうと思います。今、地元の皆さんからこんな声が大分出ておりまして、どうもサッカー場だけでは、あの施設はもったいないと。地元に曜日別に限定されてもいいから多目的な広場に開放できないものかというような声も大分上がっておりまして、北学区も今4地区ございまして、スポーツ団体が多い中で、私どもやはり地元の中では野球・ソフトにつきましては北部グラウンド、あるいはまた西部グラウンドを利用させていただいておるわけでございますけれども、この辺のところのひとつ利用状況をお聞かせ願いたいと思います。
 まず、利用実態を踏まえ、多目的広場として地域住民への開放について。
 1上半期の曜日別利用状況について伺う。また、利用されていない時間帯はあるのか。
 2として、サッカー専門であるため、利用されていないときは施錠されており、入ることもできない。多目的な利用や曜日限定で周辺住民に開放できないかということでございます。
 大きな質問の3点目は、道路問題でございますけれども、この道路問題、8月、9月の集中豪雨で、榎戸も地形的に大雨に弱いところでございまして、榎戸クリニックの前から泉台に通じる田んぼのへりの道路でございますけれども、そこが2カ所決壊したままなんですよ。それは、道路の方にえぐれて、かなりひどいところが2カ所あるわけでございますけれども、道路河川課の職員の皆さんにも大変お世話になっておるわけでございますけれども、これ土嚢も結構破れるんですよね。ちょうど9月に土嚢を積んで、もう既に土嚢の破れが見えます。あそこの部分につきまして、とにかく道路が狭くて、そこがちょうど通学道路にもなっておりまして、泉台から大通りに抜ける抜け道にもなっておりまして、結構交通量も多いというようなことで、できれば1日も早く補修していただければということで質問させていただきます。
 (1)過日の集中豪雨で決壊した道路の早急な補修について。
 1榎戸区域内には、まだ多くの補修が必要な場所が残っているが、特に通学道路でもある榎戸クリニック前から八街北小学校へ行く道路は、仮補修のままで、土嚢の破れなどから、早急な補修が必要と考えるが、いかがかということで、できれば1日も早く直していただきたいということで、私の第1回目の質問を終わります。明解な答弁をよろしくお願いします。

市長(長谷川健一君)

 誠和会、湯淺祐徳議員の質問に答弁をいたします。
 初めに、質問事項1、安全・安心について(1)1と2は関連がございますので、一括して答弁いたします。
 自分たちの地域は自分たちで守るという意識のもと、犯罪抑止という面から、その効果は市内で活躍される防犯パトロール団体の活動は、はかり知れないものがございます。市といたしましても、これらの活動に必要となる帽子や腕章、マグネットシートなどを支給して監視活動を実施していただいております。
 また、事件発生後の情報につきましては、犯罪者の捜査情報であり、犯人検挙に影響があるほか、防犯パトロール中に事件などに巻き込まれる危険性がありますので、捜査上の内容は公開されておりません。しかしながら、連続的な犯罪を抑止するために情報は重要でありますので、公開できる事案の内容につきましては、市や防犯パトロール隊にメールやファクスによる情報が佐倉警察署から発信されており、これらの情報をもとに、市並びに防犯団体の皆様の「見せる防犯活動」に活用しております。
 また、ボランティア組織の体制づくりといたしましては、犯罪の起こりにくい街づくりのために、地域の皆さんが積極的に防犯活動を展開していただけるよう、年度初めの区長会議や、さくら防犯パトロールの情報交換会等で呼びかけており、佐倉警察署からも積極的に協力いただける団体の結成に対する支援をしているところでございます。
 次に(2)1ですが、防犯パトロール隊の皆さんの情報交換としましては、このような情報は多くの防犯団体の皆さんに共有していただく必要があることや、隊員の方々が事件事故に巻き込まれないような対策も重要なことから、佐倉警察署から講師を迎え、活動に係わる情報や注意事項などの情報を提供していただき、防犯活動に活用しているところでございます。
 これらの情報交換の場となる詰所については、現在の財政状況などを勘案しますと、新設するには難しい状況でありますので、市といたしましては、ボランティア団体が一堂に集まり、話し合いができる会議室の提供や駅前交番の設置を今後も引き続き要望してまいりたいと考えております。
 次に、質問事項2、榎戸サッカー場の利用については、後ほど教育長から答弁をさせます。
 次に、質問事項3、道路問題について答弁いたします。
 (1)1ですが、ご指摘のとおり、本路線は応急処置として、土嚢による路肩の補修を行ったものでありますが、隣接する水田との高低差があり、土留工事などが必要となることから境界の確認作業が必要となります。この路線は、一部の区間を除き、ほとんどの区間で境界の確定がなされていない状況でありますので、まずは境界の確認作業を進めてまいりたいと考えております。
 なお、本格的な補修に当たりましては、新年度予算での対応を考えておりますが、その間、道路の巡視を十分に行い、土嚢の補充などにより、安全な通行を確保してまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
 あとは、教育長から答弁をさせます。よろしくどうぞお願いします。

教育長(齊藤 勝君)

 質問事項2、榎戸サッカー場の利用について。
 (1)1ですが、平成20年度上半期の利用状況は、183日の開場日で62日の利用がありました。曜日別に見ますと、土曜日17日、日曜日23日となっており、全体の65パーセントを占めております。
 平日の利用につきましては、水曜日の9日が最多となっております。ほかは、夏休み期間中の利用が主で13日となっております。
 サッカー場の開場時間は、6時から18時までの間で、4区分に分かれておりますが、利用の多い時間帯は、日曜日以外は9時から12時と12時から15時の2区分の時間帯の利用が主でございます。
 日曜日は大会での利用が中心となっており、時間帯としても6時から18時までの1日を通した利用となっております。
 次に2ですが、榎戸サッカー場は、サッカーを通して市民の心身の健全な発達に寄与するため設置された有料の運動施設でございます。しかし、利用状況につきましては、先ほど答弁したように、上半期では3分の1程度の利用日数となっており、土曜・日曜日の利用が主でございます。今後も市内唯一のサッカー場としての利用促進を図るとともに、有効利用について検討してまいりたいと考えております。

湯淺祐徳君

 パトロール隊の拠点、詰所の件でちょっと、実は泉台の区長からこういう話がありまして、役所の方から今の区民センターをパトロール隊の拠点と申しますか、ぜひ使わせていただきたいというような話があったようでございますけれども、泉台区は今使っております区民センター、今度来年早々、新しいコミュニティセンターを建てる予定でございますが、この辺のところは、どういう話になっておるか、ちょっと担当の方にひとつ聞かせていただきたいと思います。
 泉台の区長さん、塚本区長に、こういう話は行っていると思いますけれども。

市長(長谷川健一君)

 私は、その話は聞いておりませんけれども、ただ言えることは、区民センターは、あそこは泉台の区民センターですので、泉台の人がそれを了解すれば利用できると思います。

湯淺祐徳君

 ですから、実は区長の方から、こんな話があったんですよ。来年度、新しくコミュニティセンターを建てるについて、今の区民センターは、そのままで壊さずにそのまま置くと。それでよければ、防犯パトロール隊の拠点、詰所で使っていただいてもいいよという話は、区長の方から話は聞いておるんですけれども、ただそれは、市の方で知らないということはおかしな話なんですけれども、それは塚本区長が市の方から、そういう要請があったと、話があったということなんですけれども、それは防災課の方から話ありませんでしたか。
 榎戸駅周辺には、表の方に交番がありますし、できれば裏、今、泉台の区民センターとなりますと、ちょっと奥に入っておりますけれども、あそこを貸していただいてもいいわけなんですけれども、区長の話だと市から話はありましたと。新しいコミュニティセンターを作るについて、今の使っている区民センターはそのままにしておくから、あそこを詰所、拠点にしてもいいよという話はしてくださっておるんですけれども、それは市の方から、そういう話があったということを区長の方から話がありましたが、いかがでしょうか。

市長(長谷川健一君)

 私の方には、そういう話はありません。ただ、新しく建てることについての要望はされましたけれども、あそこの利用については、私の方にはございません。

湯淺祐徳君

 そうですか。わかりました。そういうことで、何か泉台の塚本区長は、そういう話をされたと。警察関係の件があるから、まだうちの方もはっきり返事もできなかったという話もちょっと聞いたんですけれども、できれば泉台区で、そういうふうに貸していただければ一番いいことでございまして、何とかひとつ話を進めていただければなと思います。
 それと、この防犯パトロール隊について、これは、今一応パトロール隊というのは、市の方に皆さん登録してあるんですかね。これはどういうふうになっているんですかね。

副市長(高橋一夫君)

 お答えさせていただきます。数については、記憶の中にある数でございますけれども、たしか14団体の600人ぐらいが把握されているんじゃないかと思います、八街市内の防犯パトロール団体ですね。そういうふうに記憶しております。

湯淺祐徳君

 この辺のところなんですけれども、では、もし事件が起きて、それぞれの地区に立派な防犯パトロール隊ができておりまして、その登録されていなければ、市の方からまたそのパトロール隊に何の連絡もとれないわけですよね。ですから、これは一応、各地区でパトロール隊として、あるところはぜひ市の方にも登録みたいな格好で出していただければ一番いいのかなと思うんですけれども、その辺のところは、市としてどう考えますか。

総務部長(山本重徳君)

 確かに市の方に登録されている団体、幾つかあるということは、私のそれこそ頭の中にあるんですけれども、正確に何区が登録されているかとか、結成されているけれども、まだ未登録の団体が幾つかある。こういうようなことは、存じ上げているんですが、手元に実際にその回答をできる状況にございませんので、その点につきましては後ほど調べてお答えしたいと思います。

湯淺祐徳君

 いや、これは区長会でも何でも通じて、各地区でできているパトロール隊については、やはり市の方に登録しろというような指導もあって、しかるべきだと思うんですけれども、これは登録されているところもあるとか、わからないとかという話では、これせっかく皆さん頑張っておられる中で、これはまずい話だと思うんですよ。これはやはりきちんとしてもらいたいと思います。
 それから、サッカー場の件なんですけれども、先ほど教育長の方から答弁がありましたけれども、地元の声として、確かにサッカー場として限定されますと、本当に地域の皆さんがサッカーって言ったって本当に関係のない人がいっぱいいるわけですよ。それで、せっかくのあれだけの広場を市の方で賃貸契約を結んで借りておる中で、あいている曜日がいっぱいあって、それは曜日限定の中の開放するとか何とか、そういう決め事も大事だと思うんですよ。ですから、先ほども土日は結構ふさがっているとか何とかという答弁がありましたけれども、ここら辺のところをきちんと把握して、やはりあいているときには地元にも開放していただくようにお願いしたいと思います。
 これは、教育長、何かサッカー場と限定されておりますけれども、ほかの多目的広場としては、サッカー場というのは使えないものなんですかね。

教育次長(尾高幸子君)

 ただいまの榎戸のサッカー場でございますけれども、今、八街市でグラウンドを開放しておるのは、先ほど北部グラウンドを利用されているということですので、議員さんご存じかと思うんですが、有料でグラウンドを開放しております。その中で中央グラウンド、南部グラウンド、東部グラウンド、西部グラウンド、北部グラウンドで、今ご指摘の榎戸サッカー場ということの中で開放しておるわけですけれども、こちらはすべて出入り口を施錠管理して、使用申請に基づいた利用をしていただいている施設でございます。
 利用に当たって、出入り口のかぎの貸し出し、利用の終了時にかぎを返却していると、こういう中で開放している施設と理解しております。その中で、今ご指摘の利用に当たって開放できないかという問題につきましては、利用されていない日を含めた利用につきましては申請することが必要となるということと、利用に当たっての相談を私どもの方にしていただけたらと。
 なお、今無料の部分で利用するということの中では、土曜日に当たっては各小学校を園庭開放しております。児童遊園等も近くにございますので、そちらの施設の方を利用していただくということの中でお願いしたいと考えております。

湯淺祐徳君

 それと、ちょっと参考のために、この間、担当の加瀬さんの方から電話がありまして、サッカー場は有料であれですか。3時間、500幾らとかという話もちらっと聞きましたけれども、これ幾らで貸しているんですかね。

教育次長(尾高幸子君)

 料金でございますが、先ほど4区分あるということで、教育長の方からお答えさせていただいたと思うんですが、1区分について520円です。

湯淺祐徳君

 せっかく立派なサッカー場を本当にサッカー場として限定されますと、ちょっと何かもったいないような気がしますので、ぜひ多目的広場として使えるように、ひとつ検討していただきたいと思います。
 それと、3点目の道路問題でございますけれども、先ほど申し上げましたけれども、道路河川課長の勝股課長も現場に何度もおいでくださって、現場を見ておりますけれども、片方は路肩が本当に下が田んぼですから、すごくやはり雨に弱いと思うんですよね。もう毎回、毎回、雨が降りますと崩れてきます。ですから、これ200何メートル、私は正確な距離はわかりませんけれども、これは何とかL型でも入れて、ひとつ本格的な工事を新年度予算でやっていただければなとお願いをするところでございます。
 この間、河川課の職員の皆さんも大勢来てくださいまして、本当に2カ所に土嚢を1カ所で50ぐらい詰めてあるんですよ。道路の真ん中もほとんど亀裂が入っておりますし、めったに車が通らなければ別なんですけれども、これは結構、泉台から抜ける車が結構多いんですよね。それと、通学道路にもなっておりますので、できれば1日も早く直していただけたらと思います。
 これで私の一般質問を終わります。ありがとうございました。

議長(山本邦男君)

 以上で、誠和会、湯淺祐徳議員の個人質問を終了します。
 会議中でありますが、ここで昼食のため、しばらく休憩をいたします。
 午後は、1時10分から再開します。

(休憩 午前11時58分)
(再開 午後 1時10分)

議長(山本邦男君)

 再開いたします。
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 山本総務部長より発言を求められておりますので許可します。

総務部長(山本重徳君)

 先ほどの湯淺祐徳議員の質問に2点にわたってお答え申し上げます。
 まず、佐倉防犯パトロールネットワークについてでございますけれども、このネットワークは佐倉警察署管内、防犯組合連合会に加盟している組織の1つでございまして、八街市からは副市長が申し上げたとおり、14団体、約600名の方々が参加しているということでございます。
 次に、泉台の区民センターを拠点にしてはどうかという働きかけがあったかということにつきましては、この泉台の区民センターには、常時1人の管理人さんが常駐しているということをお聞きしておりましたので、それならば、千葉県公安委員会委員長が指定する地域防犯情報センターの要件に合致いたしますので、指定を受けられてはどうですかというお話を区長さんのところにお持ちしたということでありました。区の方で手を挙げるかどうかという、その回答は、まだいただいておりません。
 なお、この指定を受けた場合のメリットといたしましては、警察からのファクスによる情報の共有ができることなどが挙げられるかと思います。
 そういったことで、泉台の区長さんは防犯のための詰所あるいは拠点として登録してはどうかと、そういうようなことを受け止められたのではないでしょうか。以上でございます。

議長(山本邦男君)

 次に、誠和会、小高良則議員の個人質問を許します。

小高良則君

 誠和会の小高良則です。会派の皆様のご理解のもと登壇の機会をいただきまして、私は環境問題、公共施設利用について、教育問題、道路問題の4点について質問しますので、明解なるご答弁をお願いいたします。
 質問事項の1番目は、環境問題について。その中でペットに関わりますことについて取り上げさせていただきます。
 現代におきまして、ペットは人々を癒してくれ、また和ませてくれる家族の一員として、ともに生活をしています。八街市内を見ますところ、多分に漏れず、愛猫家、愛犬家が大勢見受けられます。大切なペットもいつか亡くなってしまいます。当市において火葬は、物としまして、市クリーンセンターにて対応しており、八街市内に民間霊園は1カ所、お寺ではペット供養のお墓もございます。
 また、インターネットにて調べてみますところ、大切なペットですので、葬儀・埋葬までも考える方々が大変多いように思われます。事業としまして参画されています会社も多数見受けられ、当市におきまして、さらに霊園ができることも当然想定されます。
 また、火葬におきましても、どこででも移動可能な車にて、どこででも火葬できてしまいます。簡易的なため、悪臭、煙等の問題も起きております。現在、条例等の規制もなく自由な状態です。
 ある日突然、隣の空き地にペット霊園ができてしまうかもしれません。移動式の車が来て火葬が行われるかもしれません。大切なときを迎えたとき、市民間においてトラブルが起きませんよう検討の必要を私は考えます。自然と良好な生活環境を確保するために、どのようにお考えでしょうか。
 そこで、質問要旨(1)ペット霊園について。1ペットの火葬、霊園について伺います。
 次に、質問事項の2番目は、公共施設の利用について伺います。
 本年度の第2回定例会でお伺いしました、けやきの森公園駐車場についてですが、相も変わらず訪れてみますと、公園利用者がいないにも関わらず、駐車場は満車です。いつも満車ですと、車で訪れたい方々でも次第に公園より足が遠のいてしまいます。近隣の生活活性化にもつながりません。市長答弁で駐車場につきましては、車両の長時間駐車により公園利用者が駐車できない状況にあることから、職員による見回りを定期的に実施し、車両に張り紙で警告を行っておりますが、長時間駐車の解消には至っておりません。このことに対処するため、公園駐車場の夜間の閉鎖を検討しているところですとのお答えをいただいております。しかし、いまだに状況は変わりありません。恒久的な対応を考え、遅延するよりも、暫定的にまず実施を試みて、改善を重ねることを私は求めます。
 そこで、質問要旨(1)けやきの森公園について。1駐車場の施錠について伺います。
 次に、質問事項の3番目、教育問題についてお伺いします。
 少子化が進む中、子どもを安心して預け、仕事ができる環境、また第2子、第3子と子どもを育てられます環境、それらは多くの方々が望むところです。
 八街市の保育園は、平成20年11月1日現在で48人の待機児童がおります。その保護者の大半は、仕事が思うようにはできずにいると考えられます。また、中にはそのために生計が大変厳しく、苦労されている方もおられるやもしれません。何とかしてあげずにはいられないと考えます。
 幼稚園を見ますところ3園での定員割れ合計は、平成20年4月1日現在で185名の定員割れを起こしております。幼稚園、保育園では、保育時間も保育料も異なり、その中でニーズもさまざまですが、変化します時代には対応していかなければなりません。自治体の中には幼保一元化を進めておるところもあります。少子化の進行、育児サービスの多様化に伴って生じている幼稚園と保育園の抱える問題を解決すべく一元化を図ろうとしています。
 ウィキペディアにより抜粋ですが、幼稚園と保育園は元来別物であり、運営基準や職員の資格も異なる。また、管轄の市役所も幼稚園の管轄は文部科学省、保育所の管轄は厚生労働省と異なる。しかし、構造改革の一環として、幼稚園と保育園の非効率さを是正する必要が指摘されてきた。幼保一元化とは、幼稚園と保育園の施設や運営を一元化することで、財政的に効率的な運営を行おうとするものです。
 都市部での待機児童の増加なども勘案し、定員オーバーとなっている保育所が多い中、定員割れを起こしている幼稚園に、そうした待機児童を収容してしまおうという動きも出ている。これは幼稚園が時間外保育をするなどの動きだそうです。メリットは、何といっても経済効率です。幼稚園、保育園でも統廃合することで、大脇に人件費を抑制したいという自治体が多い。しかし、幼稚園教員認定試験も必要で、それが大変に難易度が高く、及第点を得る受験生がほとんどいないそうです。
 このような状況の中、厳しい財政状況にある八街市ですが、どのように考えているのか、お伺いします。
 質問要旨1、幼保一元化について。八街市の方向性、考えについて伺います。
 次に、道路問題について伺います。
 近年、市内のあちらこちらにおきまして、民間会社のガス管埋設工事が行われております。工事全体の様子も表示されてはいません。既に本復旧工事が終了したような箇所も見受けられますが.復旧範囲は狭く、耐久性も心配するところですが、市道ですので、この工事につきましてお伺いします。
 次に、子どもたちの通学時の安全の確保について、お伺いします。
 八街市は狭隘な道路が多く、交通量も多い中、子どもたちは通学しています。昨今の八街市としての取り組みをお聞かせください。
 質問要旨1、ガス管工事について。復旧範囲、時期、占用料について伺います。
 (2)通学路の安全について伺います。
 1児童の通学路の安全確保のため、市としての取り組みについて伺います。
 以上で登壇しての質問を終わります。明解なるご答弁をお願いします。

市長(長谷川健一君)

 誠和会、小高良則議員の質問に答弁をいたします。
 質問事項1の環境問題について答弁いたします。
 (1)1ですが、近年のペットブームで、犬や猫を家族同然に扱いたいと希望する方々が年々増加しておりますが、ペットの死後、他の自治体において、供養や火葬などで業者とのトラブルも多く発生していると聞いております。
 なお、本市においても1カ所のペット霊園がございますが、ペットの火葬などに関する苦情はございません。
 今後は、ペット霊園を設置する際、周辺住民からの苦情、焼却施設や霊園の永代管理等の課題もございますので、条例を制定している自治体と情報交換を行い、研究を重ねながら検討してまいりたいと考えております。
 次に、質問事項2、公共施設利用について答弁をいたします。
 (1)1ですが、けやきの森公園の駐車場につきましては、利用についての注意看板を設置しておりますが、車両の長時間駐車により、公園利用者が駐車できない状況が発生していることから、職員による見回りを定期的に実施し、車両に注意警告の張り紙を行っております。しかしながら.長時間駐車の解消には至っておりません。このことから、祝日を除く、平日には、公園及び公園わき駐車場を交互に施錠することにより、長時間の駐車車両に対処してまいりたいと考えております。
 次に質問事項3、教育問題について答弁をいたします。
 (1)1ですが、幼稚園と保育園の一元化を図ろうとする観点から、「就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律」が制定され、この法律に基づき、就学、前の教育・保育ニーズに対応する施設として「認定子ども園」が平成18年10月からスタートし、現在、千葉県内には公営が4園、民間が5園、合わせて9園の認定子ども園が所在しております。
 しかしながら、幼稚園と保育園は運営基準や職員の資格などが異なるほか、幼稚園では保育園の機能を、保育園では幼稚園の機能をそれぞれ備える必要があり、加えて子育て相談や親子が集える場の提供など、地域における子育て支援機能も備える必要があります。このため、保育時間の違いなどをはじめとする保育園と幼稚園の運営方法の違いを解消しなければならないなど、さまざまな問題点があることから、当市におきましては、現時点では認定子ども園を設置する予定はございません。
 次に質問事項4、道路問題について答弁いたします。
 (1)1ですが、現在、市道に関係するガス管工事は、東京ガス株式会社と日本ガス株式会社の2社が実施しております。このような場合は、道路法第32条の規定により、道路管理者の許可を受けなければならないこととなっております。
 この許可条件の中で、復旧範囲や方法などについて指示をしており、一般的には、仮復旧の状態で、概ね3カ月程度の自然転圧の後、本復旧をすることとしております。ただし、交通量の多い道路や他の工事と重複する場合などは、別途協議をして、許可条件を付しております。
 なお、ガス管の占用料につきましては、道路占用料条例に基づき徴収しております。
 次に(2)1ですが、子どもたちを交通事故から守るため、新学期を迎える各保育園等の園児をはじめ、小・中学校の生徒に交通安全教育の実施や自転車の乗り方教室を警察や交通安全協会の皆さんの協力により、実施しているところでございます。
 また、通学路における事故対策として保護者の皆さんや警察、交通安全協会等の方々による交通安全指導を行い、運転者の皆さんには事故防止のための注意看板を設置して、交通事故を1件でも減少させるために取り組んでいるところでございます。
 今後も、保護者の交通ボランティア、警察や交通安全協会をはじめ、関係各機関と連携を図りながら安全確保に取り組んでまいりたいと考えております。以上です。

小高良則君

 それでは、自席にて少々再質問させていただきたいと思います。
 ペット霊園につきましては、近隣の今条例がある自治体と情報交換をして検討していただけるということで、ぜひとも、まだ多くの自治体が条例を持っているわけではないようです。ただ、条例の中にもいろいろやはり不備があったりで、条例を作ってトラブルも聞いていますが、何もない状況では業者が先に出てしまったときには、やはりトラブルの原因を排除できないと私は考える次第で、ぜひとも検討に検討を重ねていただきまして、早期に条例を作っていただきたいということをお願いして、公園の利用についての方の質問にさせていただきますが、交互施錠ということですが、交互で施錠した場合、片方の駐車場が絶えずやはりあいているというような想定でいるんですが、もう少し詳しく、もし考えていることがあったら教えていただきたいと考えます。

建設部長(並木 敏君)

 予定の時期につきましては、12月15日から行おうという形で現在進んでおります。交互施錠といいますのは、長時間駐車されている方が駅の利用者が多いということで、朝の始発の前に施錠しまして、公園利用者のために1回施錠を解きましてということを、それを交互に行うということを現在考えておりますので、1つの駐車場につきましては、丸々確保できるんじゃなかろうかと現在考えております。

小高良則君

 一般に考えますと、職員が朝あけて、夕方退社前に閉める。それが一般的な多分、人の考え方だと思うんです。ただ、それですと今の冬場の時期を外した夏場の時期になると、明るいのにもう閉まっちゃうのかとかという問題も出てくるんではないかなと懸念しています。でも、普通は両方あけ閉め、朝夕が一般的なのかなということを僕は考えていたんですが、今、一度に交互で施錠してくれるということで、また柔軟性な対応を持って研究を重ねて、うまい具合に駐車しやすい環境を作っていただきたいなと。ただ、またトラブル等当然出てくると思います、当初は。その辺で大変苦労なさると思いますが、きちんと利用者が理解できるような対応でお願いしたいと考えます。
 続きまして、幼保一元化についてですが、これは現在予定ないということですが、時代背景としまして、やはり時代は流れていって、今、僕がさっき言ったようにやはり幼稚園は定員割れして、保育園は今待機の状態です。これがさらに進んだときには、やはり大きな改善が必要かなと。中には民営化という自治体もあるようですが、本市の場合においては、ぜひとも公立として運営していっていただきたいなという私の考えがございます。その中で、やはり絶えず見直す気持ちで考えていただきたいと思います。
 続いて、道路問題ですが、復旧に対して私の近所を見てみますと、かなり道路が二重、三重と舗装が復旧されていまして、大変きれいな道路ではないなと。その中で、どういうふうな指導をして検査をしているのかなと。写真判定だけでしていたり、現場をきちんと見るとか、その辺の検査方法というのは、どのように指導されているのか教えてください。

建設部長(並木 敏君)

 検査方法といいますか、まず仮復旧の段階と本復旧の段階、両方あると思いますが、仮復旧の場合は先ほど3カ月ぐらい転圧させた後に本復旧を行うというように市長答弁を差し上げましたが、仮復旧というのは当然段差が生じたらすぐ、生じる前にまた新たに乗せ替えていただくということによりまして、十分転圧の後に本復旧をしていただくということでございます。本復旧の方法につきましては、占用する、いわゆる地下に入れる大きさと、あと山の上の関係とか、そういうものによって復旧する幅は違うわけなんですが、当然協議した内容のとおりできているのかどうかということを検査いたしまして引き渡しということになります。

小高良則君

 完成時の現場検査は立ち会っているのですか。

建設部長(並木 敏君)

 職員が立ち会っております。

小高良則君

 やはり行政発注の道路舗装と違って、どうしても精度に対して問題があるんじゃないかなと私は考えます。また、業者の善し悪しとかもやはりあるのかもしれませんが、できるだけ現場、もとの状況に合ったような、きれいな舗装を。ごめんなさい、ちょっと言葉が見つからないんですけれども、精度の高い舗装をお願いしたいと思います。やはりそのエリアエリアできちんと立ち会っていただきまして、恒久的に長く使える道路を提供していかないと、やはり今後コストがかかってしまってもいけないので要望いたします。
 それと占用料が発生しているわけですが、19年度ベースで今までガス管工事に対して、どのくらいの占用料というのが入ってきているのか教えていただけますか。

建設部長(並木 敏君)

 全体の延長については、ちょっと把握しておりませんが、1メートルにつきまして、占用する外径によりまして5段階に分かれております。1メートル72円から950円のこれ年間の占用料なんですが、そういう段階に分かれておりまして、大多数は72円の一番小さなもの、これは外径で15センチ未満という形のものが主なものでございます。

小高良則君

 この費用というのは、ずっと占用されている間はいただけると思うんですが、その確認とそれは一般会計に繰り入れられるんですか。

建設部長(並木 敏君)

 ご指摘のとおり占用している間は、ずっといただけるという形になります。歳入については、当然一般会計の歳入として取り扱っております。

小高良則君

 ありがとうございます。
 続いて、通学路の安全について伺います。
 やはり道路改良というのは大変難しいなと思います。先ほど湯淺議員が質問いたしましたが、やはり防犯パトロール、その充実を図るのが、私は一番現実的で効果的かなと考えます。警視庁のサイトをちょっと覗いてみますと警視庁のサイトに登録されているのは、県から上がった八街市三区の団体が1カ所、東学区については3団体。実住小学校は見守り隊が120名程度、一区で第1町内、第11町内パトロール隊と2団体がございます。ただ、やはり6月の議会でも質問させていただいたように、市内においてのやはり軽犯罪率が高いのと、やはりパトロール団体が少ないということで、警視庁のサイトを見てみますと結成の方法とか、立ち上げから活動に至るまでのマニュアルがございます。ただ、その前に団体を募る、まず種を植えてやるのは自治体が植えてあげないと多分こういう団体は増えていかないと思います。そのために先ほども啓発活動をしていただけるという話でしたが、ここに強く要望したいと。区長さん方に声をかけるにしても、具体的に資料を提示してあげないと、やはり作れないと思います。その中で、区長さん、あと主にやっているPTAさん、またこの団塊の世代で退職なさった方々も市内には大勢いますので、足で稼ぐような募集方法をしていただけないかと思うんですが、やってくれますか。

総務部長(山本重徳君)

 ボランティア活動というのは、それぞれの方々がお持ちの価値観によるところが非常に大きいところがあるんじゃないかと考えておりますが、行政とすれば、そういった方々の理解を得られるように今後も働きを続けてまいりたいと、そういうふうに考えております。

小高良則君

 痛切にお願いしまして、私の質問を終わります。

議長(山本邦男君)

 以上で、誠和会、小高良則議員の個人質問を終了します。
 お諮りします。本日の一般質問をこれで終わりにしたいと思います。
 ご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

議長(山本邦男君)

 ご異議なしと認めます。
 本日の会議はこれで終了します。
 明日は、午前10時から本会議を開き、引き続き一般質問を行います。
 長時間ご苦労さまでございました。

(散会 午後 1時41分)

本日の会議に付した事件

  1. 一般質問

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