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市議会定例会会議録 平成20年9月第3回 第3号
1.開議 平成20年9月8日 午前10時00分
1.出席議員は次のとおり
- 1番 桜田 秀雄
- 2番 林 修三
- 3番 山口 孝弘
- 4番 小高 良則
- 5番 湯淺 祐徳
- 6番 川上 雄次
- 7番 中田 眞司
- 8番 古場 正春
- 9番 林 政男
- 10番 新宅 雅子
- 11番 横田 義和
- 12番 北村 新司
- 13番 加藤 弘
- 14番 古川 宏史
- 15番 山本 邦男
- 16番 京増 藤江
- 17番 右山 正美
- 18番 小澤 定明
- 19番 京増 良男
- 20番 丸山 わき子
- 21番 鯨井 眞佐子
- 22番 山本 義一
1.欠席議員は次のとおり
なし
1.地方自治法第121条の規定による会議事件説明のための出席者は次のとおり
- 市長 長谷川 健一
- 副市長 高橋 一夫
- 教育長 齊藤 勝
- 総務部長 山本 重徳
- 市民部長 小倉 裕
- 経済環境部長 森井 辰夫
- 建設部長 並木 敏
- 会計管理者 伊藤 はつ子
- 教育次長 尾高 幸子
- 農業委員会事務局長 藤崎 康雄
- 監査委員事務局長 江澤 弘次
- 選挙管理委員会事務局長 加藤 多久美
- 財政課長 長谷川 淳一
- 水道課長 醍醐 文一
- 国保年金課長 石毛 勝
- 介護保険課長 醍醐 真人
- 下水道課長 吉田 一郎
- 学校給食センター所長 石井 勲
- 総務課長 加藤 多久美
- 厚生課長 蔵村 隆雄
- 農政課長 浅羽 芳明
- 道路管理課長 勝股 利夫
- 庶務課長 河野 政弘
1.本会議の事務局長及び書記は次のとおり
- 事務局長 今井 誠治
- 主査 水村 幸男
- 主任主事 栗原 孝治
- 主事 大塚 真紀
1.会議事件は次のとおり
議事日程(第3号)
平成20年9月8日(月曜日)午前10時開議
日程第1 一般質問
議長(山本義一君)
ただいまの出席議員は22名です。したがって、本日の会議は成立しました。
これから、本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、配付のとおりです。
日程第1、一般質問を行います。
傍聴の方に申し上げます。
傍聴人は、傍聴規則第8条の規定により、議事について可否を表明、または騒ぎ立てることは禁止されております。
なお、議長の注意に従わないときは、地方自治法第130条の規定により、退場していただく場合がありますので、あらかじめ申し上げます。
順次質問を許します。
最初に、桜田秀雄議員の個人質問を許します。
桜田秀雄君
議席番号1番の桜田秀雄でございます。
私は、防災、税制、街づくり問題について質問をさせていただきます。
異常気象に伴い、各地でゲリラ豪雨の被害が相次いでおります。7月28日の神戸市都賀川での急激な増水による事故、8月6日の東京都豊島区での下水道工事作業中での事故、8月16日栃木県鹿沼市での乗用車の水没事故。いずれも尊い生命を失う悲しい事故が続きました。神戸市都賀川での事故には大変ショックを受けました。この川の両岸には震災犠牲者の鎮魂のために植えた桜並木が都賀川公園まで続いています。私もオーナーとしてこの植樹に参加し、事故の現場を再三探索した思いがあるからです。普段は細々と流れる川で、水辺の公園として整備された市民の憩いの場であり、震災犠牲者の鎮魂のために植えられた桜並木の間を子どもを含む11名もの人たちが流されていく光景を想像すると身震いを感じざるを得ませんでした。
8月には、八街市もゲリラ豪雨に見舞われました。激しい落雷と豪雨、各地で冠水や家屋への被害も出ております。被害に遭われました皆さんに心からお見舞い申し上げるとともに、雨風に打たれ、災害対策に当られました職員の皆さんに敬意を表したいと思います。
ご存じのように、私たち行政に携わる者として、その役割の違いはあるものの市民の生命と財産を守るという大切な使命がございます。
私は今回、冠水パトロール中に自動車という財産を失いました。大関区では、車が流され人命が危機にさらされました。また、太陽団地をはじめ、大雨のたびに水害に脅えている多くの市民がいることを心にとめなければなりません。
そこで、(1)この間の本市の防災対策についてお尋ねをいたします。
18月5日、ゲリラ豪雨の被害状況はいかがか。
2防災行政無線システム故障の原因と、その修繕に長い時間を要した理由は何か。
3故障の周知を市民及び関係者にどのように行ったのか。
4防災行政無線の故障時を含む緊急時の広報活動体制はどのように行われているのか。
5防災行政無線の個別受信機の配置はどうなっているのか。
6自主防災組織の現状と育成について。
7災害時の体制、特に災害対策本部の設置はどの庁舎、会議室を予定しているかについてお尋ねをいたします。
次に、(2)6月5日、東京湾北部地震、千葉県東方沖地震、三浦半島地震など想定した被害想定調査結果が千葉県から示されました。
1県の調査結果を本市の災害対策にどのように生かされるのか。
2本市の帰宅困難者数の想定と救済対策はどのように考えているのか。
3本市の土砂災害危険箇所の現状と対策について。
4市道文違10号線路肩崩落防止対策についてお尋ねいたします。
次に、2の財政問題、(1)ふるさと納税についてお尋ねをいたします。
本市のふるさと納税制度は、「落花生の郷 やちまた応援寄付金」としてスタートし、ホームページによりますと1件5万円のご寄付をいただいていると記載されております。
本日までの状況及びご寄付をいただいた方にどのように対応されているのかをお尋ねいたします。
また、寄付金獲得のためには、市外居住者の皆さんに積極的にアプローチすることが求められますが、どのような施策をお持ちかお聞かせください。
最後に街づくりに関連する問題について、お尋ねをいたします。
市民と行政が協力・協働して街づくりを進める必要性はだれもが認めるところであり、市民の行政サービスの満足度を高めていく上で、必要不可欠の施策でございます。先の第1次実施計画の中で、平成19年度には市民参加協働条例が整備される計画になっておりましたが一向に姿が見えません。佐倉市など、周辺の市町村は既に条例化され、具体的に動き出しています。
5日の市長答弁では、いまだ研究の段階にとどまっているとのことでございましたが、これほどまでに条例の提案が遅れている要因は何なのか。
また、提案までのプロセス及び提案時期を明らかにされることを強く求めるものです。
次に、(2)公園の管理についてお尋ねいたします。
八街駅北側に2つの街区公園が作られました。1市が管理する都市公園の数と年間の維持管理費はいかほどか。また、2宅地開発に伴う公園の現状及び市への帰属はどのように進められているのかをお尋ねいたします。
次に、3史跡、小間子牧野馬捕込跡の管理についてお尋ねいたします。
現在、史跡に指定されたのにも関わらず、野馬土手及び公園部分は雑草に覆われ見る影もありません。周辺住民から市の文化財に対する姿勢に疑問の声が投げかけられています。
八街の歴史を語る上で、同史跡は重要な役割を担っており、良好な状態で子々孫々に残していくために、どのように管理していくのかについてお尋ねをいたしまして、壇上からの質問を終わらせていただきます。
市長(長谷川健一君)
桜田秀雄議員の質問に答弁をいたします。
初めに、質問事項1の防災問題について答弁をいたします。
(1)1、2、3につきましては、関連しておりますので、一括して答弁いたします。
古川議員の一般質問でも答弁いたしましたとおり、8月5日のゲリラ豪雨の被害状況でございますが、住家被害としては床下浸水が11世帯、道路冠水が8カ所、土砂流出が1カ所、落雷による火災が3件の被害がございました。
また、市の防災行政無線につきましても、落雷の被害により無線設備の一部が破損し、しばらく使用ができない状況となりましたが、8月8日の金曜日には復旧いたしました。
なお、防災行政無線の故障についての市民への周知につきましては、市のホームページヘの掲載や消防関係者への電話連絡並びに市内46カ所の子局を使用して、無線の故障についての周知を行いました。
次に4、5につきましては、関連しておりますので一括して答弁いたします。
防災行政無線は災害が発生した場合、市民の生命、身体及び財産を保護するため地域住民との間に効果的な通信連絡体制の確立のために、学校や地区の集会施設等の避難場所を中心に市内46カ所の子局を設置しており、災害が発生した場合の非常事態に関する緊急通報、市行政についての周知、行方不明者の捜索等の市民の協力を必要とする事項の通報を行っております。
なお、防災行政無線は、適正に運用できるよう保守点検を行っておりますが、予期せぬトラブルで無線が故障した場合の緊急時の広報手段としては、公用車等を活用した広報や広報紙、チラシ、ポスター等の掲示やテレビ、ラジオなどの報道機関への要請などがございます。
次に、個別受信機につきましては、全部で90台が火災発生状況などの情報を正確に伝達するため、各行政区の区長をはじめ、火災連絡所や防災関係者等に貸与されており、個人への貸与はされておりません。
次に、6ですが、これにつきましては、代表質問2、やちまた21、加藤弘議員の質問事項3(1)で答弁したとおりでございますので、ご了承願います。
次に、7ですが、本市の地域防災計画においては、地震及び風水害による災害に対する応急対策計画を定めておりますが、職員の配備については、震災時では震度4から5弱を記録したとき、風水害時では、台風の接近等により、大雨等の警報の発令が予測される場合、災害関係課等の職員を配備し、情報収集、連絡活動が円滑に行える体制とし、さらに被害が甚大となった場合は、速やかに災害対策本部を設置し、応急対策活動が円滑に行える体制としております。
今後も、平常時から職員が自発的、速やかに災害対策活動に従事できるよう緊急連絡網の整備や、職員の参集体制の確立など、初動体制に努めてまいりたいと考えております。
次に、(2)1、2、3につきましては、関連しておりますので、一括して答弁いたします。
本市の地域防災計画においては、千葉県が平成3年から5カ年で実施しました、直下型地震等対策調査の結果を参考として、本市における被害想定調査をしております。そのため、その調査では帰宅困難者については触れられておりませんので、救済対策についての計画も策定されておりません。
また、土砂災害危険箇所として35カ所が指定されておりますが、過去にがけ崩れ等が発生した場所では、既に土留め等の防護対策を実施しており、関係職員並びに八街消防署が連携して毎年6月の「土砂災害防止月間」にパトロールを実施し、土留め等の点検を行っているほか、大雨や台風の際は随時パトロールを実施しております。
このことから、今回県が発表した調査結果を踏まえて、今後も災害に強い防災体制を構築するため、県内の市町村と災害時の応援協力協定の締結をはじめ、関係機関との連携強化、応援体制の整備、拡充を図るとともに、市内30カ所の避難場所の指定や、防災用備蓄倉庫も計画的に整備しており、引き続き防災関連施設の充実に努め「安心して暮せる街づくり」に取り組んでまいりたいと考えております。
次に4ですが、市道文違10号線の路肩整備につきましては、今年度、既に文違区長名で要望書が提出されております。しかしながら、今年度は上水道の工事を実施するため、来年度の本復旧とあわせて実施する予定であります。
次に質問事項2、税制問題について答弁いたします。
質問要旨(1)の1、2につきましては、関連しておりますので、一括して答弁いたします。
地方公共団体に対する寄附金税制が拡充され、いわゆるふるさと納税が始まったところでございますが、本市では、この制度を利用してお寄せいただいた寄附を「落花生の郷 やちまた応援寄附金」と名付け、本市総合計画に基づく街づくりに活用させていただくこととしております。
「落花生の郷 やちまた応援寄附金」では、寄附金の使い道を八街市総合計画2005に基づく「街づくりの八つの目標」の中から寄附者の方にお選びいただくようになっており、7月10日から市ホームページに掲載し、八街市を応援してくださるようPRしているところでございます。
寄附の状況ですが、現在2件ございまして、金額は合計で62万8千481円となっております。内訳ですが、1件は神奈川県在住の方から5万円の寄附をいただき、使途は「一の街 めざします!便利で快適な街」となっております。
もう1件は、市内の団体から57万8千481円の寄附をいただき、使途は「二の街 めざします!安全で安心な街」となっております。
寄附をしていただいた方へは、私が直筆署名をしました礼状をお送りし、寄附内容や氏名の公表について同意を得たものは、広報やちまた及び八街市ホームページに随時掲載してまいります。
次に3ですが、ふるさと納税の本来の趣旨は、納税者がお世話になったふるさとに恩返しをするために税金の一部を納付することができないか、またこれにより都市部と地方との税収格差を解消するという期待があり議論されましたが、税制上の問題から寄附金税制を応用し行うこととなったものでございます。市外居住者の方から寄附をいただくということは、その方の居住地の自治体の収入が減ることにつながるわけですので、あまりにも獲得合戦に陥ってしまうと自治体間での財源の取り合いになってしまうのではないかという懸念がございます。自治体によっては、寄附金獲得のために寄附のお礼として特産品を贈るなどの特典を設けるところもございますが、自治体同士であまりにも特典などをアピールして、寄附金の獲得合戦を行ってしまうことは、本来の趣旨からそれてしまうという考え方もございます。
また寄附という性質からも、市外居住者に対し、どの程度までアプローチを行うことが妥当なのか難しい面があると思われます。
総務省のふるさと納税研究会による報告では、「地方団体が寄附者に対して特産品などの贈与を約束したり、過去に居住していた者などに対して、個別・直接的な勧誘活動を強く行うなど制度を濫用する恐れへの懸念があるが、基本的には各地方団体の良識によって自制されるべきである」という内容の報告もありますので、市外居住者へのアプローチにつきましては、慎重に今後の他自治体の動向も注視しながら研究してまいりたいと考えております。
また、市外居住者への周知は、市ホームページが一番適当であるとの判断から、これによる情報発信を積極的に進めてまいります。
次に質問事項3.街づくり問題について答弁いたします。
(1)1、2につきましては、関連しておりますので、一括して答弁いたします。
このご質問につきましては、先の京増藤江議員の代表質問にお答えしたとおりでございまして、まだ研究の段階にあり、策定作業に入るまでには至っておりません。
市民参加協働条例の策定に当たりましては、その過程においては、ただ単に市民参加のルールを作るということだけではなく、市民協働に対する市職員と市民との共通理解や市民参加意欲の高揚を図る取り組みなどとともに、条例策定の初期の段階から市民参加を得て、作業を進めていくことが重要であると認識しております。これらのことを十分に視野に入れながら早期に作業に着手したいと考えております。
次に(2)の1、2につきましては、関連しておりますので、一括して答弁いたします。
八街市の都市公園は、八街中央公園、けやきの森公園の近隣公園が2カ所、榎戸児童公園や森のいずみ公園などの街区公園が11カ所で、合わせて13カ所の都市公園があり、その委託管理費は、平成19年度決算で、約2千990万円でございます。
次に、市が開発行為に基づき帰属を受けました公園は119カ所あり、市と開発業者が協議書を締結し、用地の帰属を市が受けたものであります。
次の3につきましては、後ほど教育長から答弁させます。以上です。
教育長(齊藤 勝君)
質問事項3、(2)の3史跡・小間子牧野馬捕込跡の管理について答弁いたします。
指定文化財の管理につきましては、八街市文化財保護に関する条例第10条に「指定文化財の所有者等又は保持者は、良好な状態で当該指定文化財を管理しなければならない」と規定しております。
ご質問の八街市指定文化財の史跡「小間子牧野馬捕込跡」の所有者は八街市であります。
教育委員会としましては、史跡を良好な状態で管理できるよう、指定文化財の保護に努めてまいります。
桜田秀雄君
時間があまりございませんので、ちょっと順不同になってしまいますけれども、私の優先順位ということで、再質問をさせていただきます。
まず、今、教育長からご答弁がございましたけれども、野馬捕込跡、この問題についてお伺いをいたしたいと思います。
まず最初に確認をさせていただきたいんですが、この史跡の案内板によりますと、総面積は5千平方メートル、土手の部分が2千500平方メートル、柵の内側が2千500平方メートル。この部分は公園として、今現在使用されておりますけれども、南東に96メートル、北西に64メートル、土手の高さが2メートルから4メートルと表記されておりますけれども間違いございませんか。
教育次長(尾高幸子君)
この捕込跡の規模は、南北約95メートル、東西65メートル、土手高3メートルから4メートル、面積は全体で約5千平方メートル、内部では約2千500平方メートルということになっております。
桜田秀雄君
この団地は、バブルの崩壊前、昭和55、56年に作られたと思うんですが、バブルが崩壊をいたしまして、今現在ようやく分譲がやられていると、こういう状況だと思うんですが、八街市の宅地開発の指導要綱に基づく事前協議によりますと、同施設は事業者、後に居住者になると思うんですけれども、管理をするとの協定が整っているとお聞きしておりますけれども、間違いありませんか。
建設部長(並木 敏君)
間違いございません。
桜田秀雄君
今、この施設の管理をめぐりまして、物件の購入者の皆さんが大変に心配をされています。先ほど答弁の中に、八街には都市公園法に基づく公園が13カ所、開発行為に伴う公園が119カ所あるとお聞きしましたけれども、同公園は八街市内において中央公園、けやきの森公園、榎戸第1公園に次ぐ規模を有する公園だと思います。設備も充実しておりまして、本年3月には、市の史跡にも指定されているわけでございます。こうした立場から教育委員会として、この史跡を先ほどもお話がありましたけれども、どのように認識をされているか、もう一度お尋ねをいたします。
教育次長(尾高幸子君)
この土地の所有者につきましては、市と開発業者が協議書を締結し、用地の帰属を市が受けたものでございます。これらを考えたときに、やはり雑草が乾燥すれば火災を起こすことも要因になろうかと思いますので、開発業者等を含め、内部協議を調整しながら文化財として適切に管理され、良好な状態で後世に受け継がれていくようにしてまいりたいと考えております。
桜田秀雄君
土手が文化財というのは、特殊性を兼ねた公園ではないかと思いますけれども、文化財の保護に関する条例、先ほどもお話がありましたけれども、この10条の中で管理義務の中で良好な状態で管理をすることを求めています。また、第30条では罰則の規定が設けられています。いわゆる、この史跡、損壊した者については3万円以下の罰金または過料に処すとされているわけでございます。ご存じの土手の傾斜は40度から45度くらいはあるのではないか。また、高いところでは4メートルもございまして、この高台から昔は追い込まれてくる馬を見物をしたと、こう伝えられております。素人による電動草刈機での草刈りは、傾斜が45度ありますと大変やはり危険ではないかなと、そんなふうな思いがありますし、また、かまで草刈りとなりますと、大勢の人が土手に上り、相手もあることになりますので、この土手の損壊は目に見えているわけでございます。この史跡を良好に保存するために、例えば業者に委託をいたしますと、年間の維持管理費はどのくらいが想定されますか。
教育次長(尾高幸子君)
積算はしてございませんが、この野馬捕込跡につきましては、先ほども私の方から答弁も、また教育長の方から答弁もありましたように、やはり良好に保つ中で開発業者と草刈りの手法や土地の改変、要は変えてしまったのでは困りますので、改変等を行わないようにすることなどを協議していきながら、やはり開発業者との話し合い、あるいは都市整備課等の中での内部協議を含め、協議してまいりたいと考えております。
桜田秀雄君
僕も素人ということでございまして、一応、都市整備課の方にどのくらいかかるのかなと。その算出基準はどうなっているのかなということをお尋ねしましたら、こちらの方から、こんな資料をいただきました。以下の文献により積算をいたしますと。例えば積算基準、これ千葉県のものでございますけれども、また積算資料、財団法人発行、財団法人経済調査会発行、月刊建設物価調査会発行、こういう文献をもとにして出すんだと言われておりましたけれども、ちょっとこれではわかりかねますので、私は平成19年度決算ベースで見てみますと、例えば中央公園、これは年間、平成19年で約835万9千円かかっております。面積が1万6千803平米ございますので、1平米当たりの単価は497円。けやきの公園につきましては、やはり830万円ほどかかっておりまして、面積が1万3千265平米ございますので、単価626円、こういうふうになろうかと思うんですけれども、この野馬の公園は5千平方メートルございます。これを、この中間をとりまして500円で計算いたしますと、年間の委託管理というのは250万円と、こういうことになろうかと思います。
私も大東区に住んでおりまして、町会費、区費はこれは言っていいのか、わかりませんけれども700円、町会費は100円でございますけれども、教育長は二区にお住まいですか。今、お住まいの町会費、幾らだかわかりますか。
結構でございます。どこの町会でも大東区も十幾つの町会がありますけれども、大体100円から200円。この100円を上げるのが、本当に至難のわざでございます。そうした意味で、この団地は総区画が165区画、現在、複数の区画を買う人が多くて、最終的には110世帯になるんじゃないかなと、そういう予測がございます。この160世帯の中で毎月100円の町会費をとりましても、年間24万円ぐらいしか上がらないんですね。こういう状況の中で、この管理費を将来的に町会でやりなさいと、こういうことになると、地域住民の皆さんにとっては、過重な負担になるんじゃないかなと、こんな思いをしております。
今、尾高次長の方から話がありましたけれども、いろんな方策は考えられると思います。私も、今、八街文化財のボランティアグループの一員として参加しておりまして、きのうもちょっと会議がありまして、八街の放牧調査を具体的に進めていこうと、こういうことで始めることになりますけれども、草刈り等もいろいろやっております。そうした市民の協力とか、さまざまな知恵を出し合いながら、ぜひお住まいの居住者の皆さんの過重な負担にならない方向で管理をしていく。これは、今行政に求められている大きな仕事じゃないかと思いますので、ぜひともご検討をお願いしたいと、このように思います。
次に、ちょっと時間がございませんので、防災問題についてお尋ねをしていきたいと思います。
防災問題については、質問通告書の中に多くの議員の皆さんが触れられておりますので、私は今回の災害を教訓にして、3点ほど提案を申し上げたい、このように考えております。
時間がありませんが、その第1点は、今回の大雨の中で二区丸正ピーナッツの先、市道一区1号線の冠水現場で、2台の車が水没し、私の愛車も廃車に追い込まれてしまいました。阪神大震災から13年間、台湾地震、日本海重油事故、北海道有珠山噴火など、多くの災害現場で活動してまいりました。特に新潟地震の災害現場では、この愛車に寝泊りをしながら被災者支援活動に当たっただけに、愛着もひとしおでございます。災害ボランティア活動と防犯パトロールは、私のライフワークであり、車で市内全域の防犯パトロールはできなくなってしまいましたけれども、これからも夕方2時間、自転車でのパトロールは続けてまいりたいと考えております。
今回、被害に遭遇したことを契機に情報の共有と市民との協力の重要性を再認識をいたしました。よって、まず第1点、ハード面での対策として、防犯ハザードマップの作成をお願いをしたいと思います。先ほどもありましたように、千葉県の資料によりますと、土砂災害危険区域は35カ所、市が独自に考えているところが6カ所、あるいはまた今回の大雨の中で、どこが冠水し、どこが土砂流出するのか。こうした資料がデータが出そろっているわけですから、ぜひともハザードマップを作っていただきたい。このように考えます。
2つ目は、市民との協力体制の確立でございます。先ほどの現場、大雨の中で市民の皆さんがみんな玄関に出ていました。けれども、車が入ってきてはいけないよという注意喚起をする人は皆無でございました。冠水する現場はわかるわけですから、こうした地域の皆さんに協力を呼びかけて、例えばその協力者に対し、ヘルメット、あるいはカッパ、あるいは合図灯を配るなどして、こうした緊急時には協力をいただく、そういう方法をぜひとも検討していただきたい。このように考えます。
また、限られた予算の中で、万全な防災対策は不可能であろうと思います。先ほど、この写真を建設部から見ていただきましたけれども、沖の33号線、千葉市との境界線でございますけれども、大雨時の現在の水かさをはかる、わかるような、こうした施設がございます。これは千葉市が作ったそうでございますけれども、こうしたものを改良しながら、冠水する場所にぜひとも設置する。そうしたことで、日頃から見える形で市民の皆さんに情報を提供する。こうした方法をぜひとも検討していただきたい。この3点をご提案申し上げ、私の質問を終らせていただきます。
議長(山本義一君)
以上で、桜田秀雄議員の個人質問を終了します。
次に、誠和会、横田義和議員の個人質問を許します。
横田義和君
会派の皆様ご理解のもと、個人質問する機会を与えていただきましたので、市長をはじめ、各執行部の皆様には、通告順に従い質問しますので、的確なるご答弁をよろしくお願いいたします。
それでは、順次質問いたします。
質問事項1、防災問題。質問要旨(1)自主防災について。
1自主防災組織の設置取り組みについてお聞きします。
災害は忘れた頃にやってくる。世界的な大災害はオリンピックの年に発生があると言われています。日本は地震の多い国、また雷による火災発生や集中豪雨による水害が八街市でも発生しています。市内には、大きな川はありませんので、河川の氾濫による被害はありませんし、地盤は関東ローム層でしっかりしている。また、活断層がないなどの要因はあっても災害には万全な備えをしなければなりませんし、地震に対しての対策は特に必要となります。
日本の防災意識は高いが、防災に対しての備えは低いといわれる中、防災白書では自助・共助が大切と指摘されています。八街市市民意識調査では、防災対策用として市に期待することでは1位が食料・水・日常生活用品の備蓄、2位では災害時の情報連絡手段の整備となっています。
そのような中、朝陽学区、5区すべてによります防災対策が立ち上がりました。防災対策の流れでは、震度5以上の地震で八街市の対策本部を立ち上げ、すぐに市民に防災無線で周知されると、朝陽学区内では各区長を本部長として災害対策本部を立ち上げ、各種役員の協力で避難誘導の実施となっています。このような取り組みを全市的に推進し、防災に対して、予防対策・緊急対策・復旧対策の流れを示して全域的な自主防衛組織の設置を望みますがいかがか伺います。
2自主防災組織への支援についてお聞きいたします。
自主防衛組織が朝陽学区5区のものとして立ち上がった経緯は、住野区の総会時にトキワ会(老人会)の会長から災害弱者の対応について考えていただきたいと提案がありましたので、早速、住野区長とともに市防災課に相談し、指導をいただきながら区防災対策要綱を作成し、それをもとに朝陽学区防災対策実施要綱として共同活用する運びとなりました。
その内容は、1災害弱者の避難計画について。2学区としての避難時の対応についての流れとして作られたところでございますけれども、まだまだ設置されたばかりで、区民への周知徹底は、まだ十分に図られていないのが現状です。学区の取り組み、強いてはこのような機会を契機に全市的な啓蒙や支援が必要と思いますが、いかがか伺います。
質問事項2、下水道問題。質問要旨(1)各集合団地の下水対策について。
1下水施設の老朽化対策についてお聞きいたします。
八街都市計画区域の整備、開発及び保全の方針によりますと、汚水については用途地域内を優先的に下水道整備を進め、将来市街地のほぼ全域の処理が可能となるよう整備を進めるとあります。当然、用途地域面積は594ヘクタールを都市計画決定し、そのうちの507ヘクタールを整備、進めている状況は承知しているところですけれども、市内には都市計画決定地域外で多くの地域団体が運営管理している集中汚水処理施設があります。このような施設を管理運営する方々においては、当然老朽化に対処する各年度ごとの改修事業は当然として、その施設の耐用年数を迎えるときを念頭に、管理費の積立をしながら施設の延命をしている状況です。しかしながら耐用年数が近づき、不安を募らせる状況にある地域団体の窮状を知るにつけ、当事者からは何とか公共下水道を利用できるようにならないものか。将来の構想に組み入れるような施策はとれないものかとの話を聞きます。確かに、都市計画決定地域外ではあるので、計画外だからというだけでは心配はぬぐえないと思います。もしものことを考えると一番の心配は故障などにより、用水路等への汚濁や公衆衛生の保持、安全の確保が心配されますので、その点を踏まえ、どのようにお考えか、お伺いいたします。
2下水施設の状況把握についてお聞きします。
市内の各集合団地において、独自の下水施設を運営する組合数は大規模・中規模などを総合して、その数はどのように把握されているのか。そして各管理組合からの相談はあるのかお伺いします。
質問事項3、八街都市計画問題。質問要旨(1)都市計画について。
1高速道路網を活用した産業構築についてお聞きいたします。
市の都市づくりの基本理念に、東関東自動車道・佐倉インターチェンジ・富里インターチェンジ・千葉東金道路山田インターチェンジが開設し、今後さらに酒々井インターチェンジ、首都圏中央連絡自動車道等が整備され、自動車の利便性は確実に向上すると考えられます。高速道路網が八街市を取り囲むようになりますので、地域特性を活かし、基幹産業の強化を願うところです。農産物の生産地としての地位をより強固なものにできるチャンスですし、新産業計画を現実のものとして捉える必要があると思います。まさしく都市計画の目標に掲げている道路網を利用した、1、新しい市民生活を支える市街地形成と都市基盤の整備を目指す街。
2、住みよい生活環境の形成と豊かな自然づくりを目指す街。
3、地域特性を活かした基幹産業の強化と新しい産業の育成を目指す街。
このような計画を強力に推進することを現実的と捉え、実施段階の到来と考えます。南北に長い八街の地形ではありますが、中央部にJRの二駅があり、その周辺を取り囲むように高速道が走り、その高速道路に乗り入れのインターチェンジもますます便利になる状況ですから、新産業構築に向けた取り組みを願いますがいかがか、伺います。
質問事項4、道路問題。質問要旨(1)安全性・利便性確保について。
1交通安全の観点から生活道路整備についてお聞きいたします。
道路の整備は市民要望が高くなっています。旧態以前からの狭隘な道路に車両の流入が多く見られ、その道路が通学道路であったりと心配の多い状況にあるのも事実です。道路の改善は予算規模が大きくなりますので、道路特定財源を利用して実施中や計画中の道路があり、順次整備されるところですが、そのような中ではありますが、それとは別に生活道路の改良は交通安全の観点からできるものなら学校区ごとに順番で、毎年度に少しずつでも順番に改善を実施するような施策をと願うところです。道路に関わる改善要望が多くありますので、地域に密着した道路の改善策を検討いただきたく思いますがいかがか、お伺いいたします。
2新設で道路網の整備についてお聞きします。
八街北部の住野地域は、隣接町の土地に72ヘクタールの大規模土地開発が計画されています。また、酒々井インターも平成22年の供用開始予定で計画が進行しています。当然、現在ある県道は道路拡幅の予定があると聞いていますが、その地域には自動車の流入が多くなるものと思われますので、それ以外でも道路の新設や改良を提案して、混雑状況に対応すべく他市町にもお願いをして一体的な改善策をと考えます。住野16号線は、朝陽小学校から北方向に向かい、佐倉に通じていて近年では朝夕の交通量も多くなっています。現在の道路は佐倉市に入りますと、田んぼの周囲を曲りくねって走る道路で狭いのですが、トレーラーや大型車が通る道路となっています。その途中を直進するように、新規に道路を取り付けますと酒々井の工業団地に接続が可能で、直線距離で120メートルぐらいでしょうか、県道富里酒々井線に突き当り、そこには東関東自動車道路の酒々井のパーキングも隣接してあります。将来的には、高速道路に直接入るスマートインターの設置要望をしても、本当に費用のかからない状況でできそうですから、実現の暁には大変便利な道路となりますので、佐倉市、酒々井町への働きかけで、実現に向けて協議いただきたいと思いますがいかがか、伺います。
質問事項5、学校問題。質問要旨(1)学校改築及び環境整備について。
1朝陽小学校の改築事業への取り組みについてお聞きいたします。
学校改築事業において、より一層の教育環境の充実は特に待たれるところです。改築計画のある朝陽小学校は、19年度、20年度と業務の発注も実施されていて、その建て替え実施が待たれるところですが、社会情勢の変化によりどの程度の規模になるのかと気になるところでもあります。用地については現状のままと認識していますが、そうなりますと将来の児童数は増えることはないのか。また、現状維持の状況が続くのかなどと考えると、児童数の推移をしっかりと捉える必要があると考えます。
そこで児童数の推移をどのように捉えているのか。また、次期総合計画の中での基本計画において改築事業実施に向けどのように位置づけしようしているのか伺います。
2校庭の芝生化についてお聞きいたします。
以前は、学校に芝生があったと記憶しています。学校の環境整備のときには、芝地内の草取り用の竹べらを作ったりした記憶があります。現在では、学校内のグランドには見られなくなったように思います。芝生は確かに管理に多くの労力や費用がかかることもありますが、利点も多くあります。砂埃の抑制・水はけの改善・外で遊ぶ機会が増える・安全性の向上といった利点があります。全面的な芝生化もありますが、部分的な芝生化でも実施の方向性を立てて学校校庭芝生化への取り組みはいかがか、お伺いいたします。
以上で、1回目の質問を終了いたします。明快なるご答弁をお願いいたします。
議長(山本義一君)
会議中でありますが、ここで10分間の休憩をいたします。
(休憩 午前10時55分)
(再開 午前11時 5分)
議長(山本義一君)
再開します。
休憩前に引き続き、会議を開きます。
市長(長谷川健一君)
誠和会、横田義和議員の質問に答弁いたします。
初めに、質問事項1、防災問題について答弁いたします。
(1)1、2につきましては、代表質問2、やちまた21、加藤弘議員の質問事項3で答弁したとおりでございますので、ご理解をお願いいたします。
次に、質問事項2、下水道問題について答弁いたします。
(1)1ですが、従前より、住宅団地等から「集中処理浄化槽施設の老朽化対策」の一環として、公共下水道への接続要望・相談は出されております。このうち、「全体計画区域内で都市計画決定区域外」であります436ヘクタールにつきましては、下水道法の規定から「特定環境保全公共下水道」と呼ばれる事業で整備する必要がございます。整備着手につきましては、都市計画決定区域内の整備が完了した後となりますが、平成20年3月末現在で整備率が70.5パーセントであることから、特定環境保全公共下水道の着手までには、相当の期間がかかるものと考えます。
このため、住宅団地等に対しましては、集中処理浄化槽施設の延命化を図るため、適正な維持管理をお願いしております。
次に2ですが、開発行為により設置された集中処理浄化槽施設につきましては、市と事業者で施設の帰属及びその管理に関し協議書を取り交わすことにより、これを把握しております。また、住宅団地等からの要望・相談等につきましては、この2年ほどにおきまして、都市計画決定区域外の団体が3件、全体計画区域外の団体が2件でございます。
次に、質問事項3、八街都市計画問題について答弁いたします。
(1)1ですが、本市では、地域特性を活かした基幹産業の強化と新しい産業の育成を目指す街としまして、首都圏のニーズに対応した近郊型の農業活動や、これと関連した商業活動の蓄積、広域的な立地条件を活かした産業基盤の強化等産業の育成を図ることを都市計画の目標として進めてまいりました。
近年、本市周辺の広域交通網も千葉東金道路山田インターチェンジのほか、平成22年度末には、東関東自動車道酒々井インターチェンジの開設、さらに成田空港暫定平行滑走路の整備、首都圏中央連絡自動車道の整備など、市域の北端と南端のエリアで交通基盤整備が進んでおります。このような状況の中、物流に関して「流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律」が制定され、物流の総合化・効率化の方向性が示されるなど、高速道路インターチェンジ周辺等での物流施設の立地需用が高まることも考えられます。
今後、市の南北に位置するこれら広域交通網を活かした産業の誘導などを、基幹産業である農業との連携、整合にも配慮しつつ、その振興策を研究していく必要があるものと考えております。
次に、質問事項4、道路問題について答弁いたします。
(1)1ですが、ご指摘のとおり、八街市道は、狭陰な道路が多い上に、朝夕の通勤・通学時間帯における生活道路では、歩行者や自転車、また通勤車両などの輻輳した交通が見受けられます。そのような状況の中で、安全な通行を確保することが求められております。
しかしながら、歩道などの整備に当たっては、用地の確保に多くの時間や多額の事業費が必要となりますので、現況の道路用地内で、どのような通行空間の確保ができるか、また市の財政状況などを勘案し、どのような整備ができるかなどについて検討してまいりたいと考えております。
次に2ですが、ご指摘のとおり、東関東自動車道に酒々井インターチェンジが開設されますと、これを利用する車両の増加に伴い、周辺道路の交通状況に変化があらわれると思われます。
また、インターまでの円滑なアクセスを図る観点からも、既存道路の現況把握や新設道路などについて調査・検討することが必要であると考えております。
なお、この調査・検討に当たっては、広域での検討が必要となると思いますので、今後、佐倉市や酒々井町と協議してまいりたいと考えております。
次に、質問事項5「学校問題」につきましては、後ほど教育長から答弁をさせます。以上です。
教育長(齊藤 勝君)
質問事項5、学校問題について答弁いたします。
(1)1ですが、市では、時代に対応した教育内容と適正な施設整備に努め、次代を担う児童・生徒が健全に育つための安全かつ良好な教育環境を整備推進していくため、朝陽小学校の鉄骨造校舎につきまして、改築に向けた検討を進めているところでございます。
その改築計画の検討に当たっての資料とするため、平成19年度で、用地測量を実施し、引き続き本年度は基本計画業務を発注し、改築に当たってのさまざまなケースについて、多方面から検討をしているところでございます。
なお、同校の児童数は、平成20年度当初で884人となっており、平成14年度ピーク時の1千4人と比較し、6年間で120人減少しており、今後もこの傾向が続くことが予想されます。このようなことから、改築計画策定に当たっては、人口や児童数の推移を見極め、就学区域の見直し等も含めて、総合的な観点から検討を行い、平成22年度からの次期基本計画の中で、早期の改築実施に向けて検討を進めてまいりたいと考えております。
次に、(1)2について答弁いたします。
ご指摘のとおり、かつては本市でも校庭に芝生があった学校もございましたが、除草を含めて維持管理の難しさや、吹き寄せられた砂ぼこりが芝生部分でたまり、校庭との段差ができ、安全上の問題が生じたことから、あえて芝生をなくした学校もございました。
また、定期的な刈り取り、水やり等の管理面における学校負担を考慮すると、現段階では校庭を芝生化することは非常に難しい伏況にあると考えております。
なお、千葉県の緑化推進の一環として、現在、二州小学校の校庭の一部を利用し、千葉県農業総合センターが実験的に芝生を植え、研究・調査をしているとのことですので、今後それらの結果も参考にしてまいりたいと考えております。
横田義和君
ご答弁いただきまして、誠にありがとうございました。自席におきまして、再質問を数点させていただきたいと思います。
防災問題は、今回の議会では多く出ましたので、防災訓練の実施計画はいかがかは、とりやめまして、同じく防災問題で1点。災害に対する備えは、八街市の備蓄のほかに自分自身で自己防衛手段に心がける必要はあると思います。食料とともに飲料水の確保が必要ですが、飲料水の確保では、八街北中のプールの水が災害時においては飲料水として概ね市民2日分の確保ができるという設備が備わっていますね。そのようなことで、このような浄水設備を市の中央地域、また南地域でも飲料水として活用できるような設備に現存のプールを利用するといった活用計画はいかがか、お伺いします。
総務部長(山本重徳君)
大規模な災害時におきましては、水道管の破損、それから停電によります飲料水の供給が困難になるというように想定されております。市民の生命の維持、生活に必要な給水活動が円滑に行えるように、給水タンクをはじめとする給水するための資機材の計画的な整備に努めているところでございまして、また八街消防署、八街南部出張所におきましては、災害時に市民の皆さんが利用可能な井戸が既に設置されておりまして、さらに現在、防災用資機材として既設の井戸施設を活用するために、移動用の発電機の整備・拡充を図っているところでございます。
ご質問の既設プールの利用につきましても、今後検討を進めていくべきだというふうに考えてはおります。以上でございます。
横田義和君
わかりました。要するに八街北中のようなプールの水を有事には飲料水にできるというような設備を新規に作るということは難しいという状況で、今現在あるもの、またそれを充実していくということのようですけれども、本当に八街北中にありますプールの水が飲料水となるというのは、あまり知られていないのかなというふうに思います。ぜひ、こういったことも将来考えていただきながら、そういったことが本当にできれば、八街市民2日間分ぐらいの飲料水を確保できるということですので、その辺を捉え、将来考えていただけたらなというふうに思います。
それから、防災問題、たくさん質問ありましたけれども、実は今年、防災問題を藤の台でやったときに、このような資料をいただきました。家庭防災Q&Aというのをいただきました。これは、各戸には配付されていないと思いますけれども、これを見ますと防災の三大原則というのが、この中にありまして、「あなたの安全はあなた自身で守る」「家族の安全は家族みんなで守る」「地域の安全は地域ぐるみで守る」ということがあって、この中で先ほど私が質問させていただきましたけれども、地域の安全は地域ぐるみで守るということが、この1つ、三大鉄則の中にありますので、先ほど質問させていただきましたように、地域での特に弱者の方々の救済ができますよう、市としても充実を図っていただけたらなというふうに思います。
続きまして、質問事項の下水道問題について再質問をさせていただきます。
下水道の普及は、平成18年度では全国平均では、70.5パーセントで、千葉県では約64.8パーセントとのことですけれども、八街市の普及状況はいかがか、伺いたいと思います。
下水道課長(吉田一郎君)
平成19年度末現在の普及率が25.4パーセント、水洗化率が93.0パーセントでございます。
横田義和君
今、ご答弁いただいたんですけれども、その下水道普及率と水洗化率で、大分大きな数字の開きがあったように思います。そこで、お聞きしますけれども、下水道普及率が低いのに、なぜ水洗化率が高くなるのか。その理由をちょっとお聞かせください。
下水道課長(吉田一郎君)
普及率とは、行政区域内人口におけます下水道処理区域内の人口でございます。水洗化率というのは、その下水道処理区域内の人口における下水道接続人口でございます。
横田義和君
大分違いますよね。何かよくわからないんですけれども、下水道普及率と水洗化率では大きな数字の開きがありますけれども、いずれにしましても普及の割合は県と比較しても、ちょっと八街は低いのかなというふうに思います。改善されていくのを望みたいと思います。
同じく下水道問題で質問します。処理の方法としては、下水道、農業集落排水、浄化槽、コミュニティプラントなどとありますけれども、八街市の普及割合と今後の下水道事業の取り組み方針はいかがか、伺いたいと思います。
下水道課長(吉田一郎君)
直近の汚水処理人口データによりますと、下水道接続人口が1万8千177人で24.0パーセントです。合併処理浄化槽人口が3万1千260人で41.3パーセントでございます。その他、単独処理浄化槽人口が1万8千108人で24.0パーセント。くみ取り人口が8千97人で10.7パーセントでございます。
また、取り組み方針といたしましては、今後とも都市計画決定区域内の整備を最優先として進めていきたいと思っております。
横田義和君
わかりました。合併の方が大分多いということですね。
続きまして、質問事項3の八街都市計画問題について再質問したいと思います。
八街の都市計画、都市計画区域の整備、開発及び保全の方針決定の中に、土地利用の方針中、計画的な都市的土地利用の実現に関する方針では、東日本旅客鉄道八街駅、榎戸駅の周辺の市街地を除く区域は、自然環境や農業的環境との調和を図りつつ、良好な生活環境の整備を行うとうたわれていますけれども、今後の都市計画では、高速道路のインター周辺も視野に入れた都市計画を立案していく必要性があると思いますがいかがか、伺います。
総務部長(山本重徳君)
八街駅及び榎戸駅の周辺地区を除く地区につきましては、田園地区、それから農業地区というような位置づけをしてございます。その目標に沿うように良好な農業環境の維持を図ることを前提とした上で、農業と居住地が調和した良好な環境を維持していきたいと考えておりまして、ご指摘いただきました高速道路のインター周辺の都市計画につきましても、固有の地域特性と環境に十分配慮いたしました適正な誘導と規制のもとに、計画的な街づくりを進めていきたいと考えております。
横田義和君
よろしくお願いします。
続きまして、道路問題について再質問いたします。
先ほど言いましたけれども、実は酒々井のインターチェンジが22年度にできる。そしてこれは昭和60年、資料によりますと7月に当時の6町1村で実施された東関東自動車道酒々井インターチェンジ設置促進期成同盟、これによって平成22年度完成を目指し、事業が進められるということで始まっており、大変うれしい話であります。当初、酒々井のパーキングのところにインターチェンジができるのかなと思いましたら、パーキングから2キロほど先に行きました成田方面にトランペット型のインターチェンジができるということになりました。
そこで、実は今、スマートインターという言葉が出てきますけれども、千葉県でスマートインターがこれからできる。今、計画中が館山市と成田市ということを知りました。4月に知ったものですから、成田の市長さんのところにコンタクトをとって、話を聞きに行ってきました。4月23日に行ってきたんですけれども、スマートインターはどこに作るんですかと。実は成田インターチェンジがありまして、ジャンクションで大きくあるわけですね。「なぜあるのに、どこに作るんですか、寺台ですか」と言ったら「いや、違いますよ。インターチェンジのすぐそばですよ」と。料金を払って空港に向かいますと、向かう途中、降りますと国道295号でしょうか。空港の方に向かって国道が走っていまして、そこに合流すると。そうしますと、空港の方に向かう車も一般道で空港に入る車も、そこを降りて旧栗本、現香取市の方に向かう車。要するに日航成田の前を通っていく車も一緒になって大渋滞に朝夕なるんです。こういうことからして、スマートインターを要望したと。「スマートインターを要望しますと1億円程度でできるんですよ」と、このように言っておりました。
私もそこで、ここにスマートインターチェンジの社会実験が平成16年度から地方自治体と共同で実施されているんですけれども、東関東の東京に向かう側の酒々井パーキングは、県道富里酒々井線に接しています。グーグルあたりで見ていただいても、すぐ新しく拡張になりました、パーキングがですね。県道から15メートル横には、もうパーキングなんですね。そうしますと、このスマートインターは設置費に本当に費用がかからない。それで利便性の向上に大きな期待ができると思います。酒々井インターが設置されるのとは別に、社会実験の働きかけはいかがかと思いまして、ちょっと再質問させていただきます。
総務部長(山本重徳君)
ご指摘いただきましたように、酒々井のパーキングエリアは県道富里酒々井線に近接しておりまして、酒々井インターチェンジの設置要望活動も当初は酒々井パーキングエリアに併設することからスタートしたという経緯がございます。その後、何回かの紆余曲折を経まして現在の場所になったところでございまして、最近、ETCの搭載車両に限りまして出入りができるスマートインターチェンジが各地に増えているところでございます。酒々井パーキングエリアにも、このスマートインターチェンジをというご提案でございますけれども、現時点では長年の設置要望活動が実りました酒々井インターチェンジの完成、早期供用開始がまず必要であるものと考えております。その後に、この酒々井インターチェンジの運用開始で隣接の富里インター、佐倉インターチェンジや、その周辺の一般道の混雑状況がどのように変化したのかなどを総合的に検証した上で、酒々井パーキングエリア併設のスマートインターチェンジの必要性について議論の段階になるのではないかというふうに私は考えておる次第でございます。
横田義和君
確かに部長がおっしゃるとおり、当然22年度はインターチェンジが設置されるということが決まっているわけですから、あれなんですけれども、それはそれとして将来に向けましてやはり夢も必要ではないかと。できた途端にスマートインターチェンジを作るじゃなく、そういった方向もありますし、ホームページを見ましても、スマートインターチェンジは今言われましたように、確かにETC専用ですね。そして、本当に簡単にできる。道路上の形態を見ましても、県道77号線から本当にすぐわきですから、恐らく成田の方に作るスマートインターチェンジよりも、まだ安いのではないかというふうに思います。
そして、高速道路の利便性、それから地域の利便性、発展性、当然そういったことでいろいろ享受できるのではないかというふうに思いますので、その辺もひとつ視野に入れながら、それから先ほど市長さんが新しく道路を作る、取り付ける、近隣、本当に佐倉市と酒々井と接したところに、この道路ができるような、地域をまたいでしまっているんですが、本当に150メートルないと思うんですけれども、そうしていただくと、実はその先の佐倉の人たちは、「大きな車は通らないでくれ」というふうに地域住民の勝田というところの佐倉の人たちは看板を立てているんですね。しかし道交法の中では取り締まりができないと見えまして、田んぼのへりの地盤の弱いところをトレーラーが走ったりしているわけですね。それを直接上に上がれますと、すぐ県道77号線にぶつかることができます。ほんの少しだけやれば、もう上は工業団地ができていて、太い道ができています。将来的には、酒々井インターチェンジの方に向かっていく道も、それから新規に入り込んでいく道路になるわけですね。ですから、夢のような話ではありますけれども、地域の発展、八街市の発展、それからいろいろと高速道路網が充実されるということで、ますます発展するのではないかというふうに思います。
数点、再質問をさせていただきました。以上で終わります。ありがとうございました。
議長(山本義一君)
以上で、誠和会、横田義和議員の個人質問を終了します。
次に、誠和会、中田眞司議員の個人質問を許します。
中田眞司君
誠和会の中田眞司です。今回は4項目について質問をさせていただきます。
市長をはじめ、執行部の皆様には通告順に従い、質問をいたしますので、明快な答弁をよろしくお願いします。
それでは、順次質問させていただきます。
質問の第1は教育問題についてお伺いいたします。
1学校教育向上について。
要旨(1)教育振興基本計画検討会議でも指摘されたことである生徒を幼児と交流させることのできる生きる力を呼び起こす試みを実施したらどうか、お伺いいたします。
次に、モンスターペアレントという言葉が広く使われるようになったように、自己本位で子育ての在り方を考えない親が増えているように思います。親の日常生活における社会規範のない行動は子どもの基本的な倫理観・道徳観・人格形成をゆがめる原因になると考えます。今こそ人材育成に取り組むべきだと思いますが、そこで要旨(2)モンスターペアレントが増える中、親のあり方を教育する「親学」を推進すべきと思うがいかがか、お伺いいたします。
次に、要旨(3)家庭の中で子どもに役割を持たせる「お手伝い」の推奨をしたらどうか、お伺いをします。
次に、学校で事件が起きた場合、取材に訪れるのは現場の実態を知らない記者である場合が多いと思います。教育分野に精通している記者はごくわずかで、記者によっては学校への先入観を持っていることもあるように感じます。こうしたことを踏まえて、要旨(4)学校で事件また事故が起きた場合のマスコミ対策についてお伺いします。
次に、要旨(5)後を絶たない「いじめ」について具体的にどういった指導をしているのかお伺いいたします。
要旨(6)中学校の制服関係についてお伺いいたします。中学校の制服関係の校則がまちまちのように思うが、統一することはできないかお伺いいたします。
続きまして、質問の第2は農業問題についてお伺いいたします。
本市の農業は、首都圏から50キロメートル内に位置する地理的条件を活かし、農業生産額も上位の位置に維持しているところでございます。主に首都圏への食料供給基地ではあるが、なかなか観光農園として人を呼ぶことができないのが実態でございます。そこで、要旨(1)基本計画における観光農園の育成についてお伺いいたします。また、観光農園はどのぐらいあるのか、お伺いいたします。
次に、原油の高騰で農業者にもいろいろな影響を受けています。農業用の油は、4年前の2倍以上、肥料の原料も前年より2、3倍の価格、配合肥料もここ2年で5割以上も上昇しています。農家はこうしたコスト上昇分を農産物価格に十分に反映できないため、経営の悪化が深刻になっています。本市も農業を基幹産業と位置づける中で、農業者に支援対策の実施が必要不可欠と思います。そこで、要旨(2)原油が高騰する中、農家に対して積極的な支援対策をすべきと思うがどうか、お伺いいたします。
次に、質問の第3は道路問題についてお伺いいたします。
生活道路は市民の日常生活に最も身近な道路であり、市民生活の利便性向上のため、安全で快適な道路整備が望まれております。質問をする交差点改良工事については、前にもほかの議員からも要望があったものです。交差する道路の道幅が同じぐらいで、どっちが優先道路かわからない道路でございます。片方の道路に一時停止の標識はあるのですが、見通しが悪く非常に事故の多い交差点であり、早急に改良をお願いするところでございます。そこで、要旨(1)事故多発交差点である立野地区、吉野宅付近の交差点の改良を望むがいかがか、お伺いいたします。
次に、歩道の整備についてお伺いいたします。
要旨(2)歩行者の安全確保のため、交進小学校付近の歩道設置を望むがいかがか、お伺いいたします。
質問の第4は環境問題についてお伺いいたします。
水質検査は、市内全域を対象に実施しておりますが、本市は地下水に頼らざるを得ない状況の中で、地下水を大切にしていかなくてはならないように思います。井戸水は多くの家庭が利用し、関心があるところでございます。この水質検査は過去長年にわたり検査しているわけですが、要旨(1)今回の検査結果についてお伺いいたします。
続きまして、不法投棄についてお伺いいたします。
不法投棄については、過去、千葉県がワースト1という年もありました。本市も小規模なものから大規模なものまであるわけですが、ほとんどの原因者が行方不明、会社倒産といった撤去能力がなく、解決の見通しが立っていません。本市としても積極的に問題解決に向けて取り組んでいただきたいと思います。そこで要旨(2)不法投棄された現場の調査、その後の指導についてお伺いいたします。
以上で質問を終わります。明快な答弁をよろしくお願いします。
市長(長谷川健一君)
誠和会、中田眞司議員の質問に答弁いたします。
1点目の教育問題については、後ほど教育長から答弁させます。
次に、2点目ですが、質問事項2の農業問題について答弁いたします。
(1)ですが、千葉県では、平成19年から大規模な観光キャンペーンを実施し、観光客の受け入れ体制の充実に取り組み、本年3月には、観光立県の推進に関する条例を制定したところであります。本市におきましては、農業の盛んな地域であることから、堀取りなどの農業体験ができる観光農園を観光客の受け入れ拠点と考え、オール千葉県で取り組む観光キャンペーンに参加しているところであります。
市内の観光農園は、現在、八街市観光農業協会に加入している12名中、6名の方の圃場において落花生などの堀取り体験ができます。ほかにも、市内には農業体験ができる場所があると聞いておりますので、そういった方にも、ぜひ観光農業協会に参加いただきながら、観光客の増加に結びつく拠点として整備を進めてまいりたいと考えております。
次に(2)ですが、やちまた21、加藤弘議員の代表質問に答弁いたしましたとおり、昨今の原油価格の高騰による生産資材等の価格上昇は、本市農業を支えるハウス園芸農家に対しても深刻な影響を及ぼしているものと認識しております。市としましては、資金面での支援策の周知を行うとともに、軽油引取税の免税制度の利用手続きにおける事務の簡素化を千葉県へ要望しているところでございます。
今後においても、国や県の動向を踏まえて、印旛農林振興センターやJAと連携した取り組みを進めてまいりたいと考えております。
次に、質問事項3、道路問題について答弁いたします。
(1)ですが、ご指摘の交差点は、市道204号線と五区1号線との交差点で、現況道路の交差角度が悪く、また樹木やトタン塀などがあり、車両が見づらかったことから、平成16年度には、一部の用地を求め、隅切りや視野の確保に努めてまいりましたが、交差点の安全が十分には確保されていない状況であります。
そこで、現在の交差点形状を勘案し、用地の確保に努め、交差点改良を検討してまいりたいと考えております。
次に(2)ですが、交進小学校付近の現状の市道においては、幅員が足らず、歩道の整備を行うには、新たな用地の確保が必要不可欠であります。また、そのためには、地元関係者のご理解や関係機関との調整に長期の時間を要するとともに、多くの事業費が必要となるため、早急な整備は困難であります。
しかしながら、児童の安全な通行を確保するという観点から、現状の市道用地内でどのような歩道空間が確保できるか、また、どのような整備ができるかなど検討してまいりたいと考えております。
次に、質問事項4、環境問題について答弁いたします。
(1)ですが、平成19年度地下水水質検査結果につきましては、地下水の水質を把握するため、市内南部地区64カ所の井戸を対象に一般飲料水水質検査(26項目)と有機塩素系溶剤水質検査(9項目)を行いました。その結果、硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素が、基準値を超えた井戸は全体の約3割に当たる19カ所で検出されました。これは、畑で使用されている肥料に含まれる、窒素化合物が主な原因と考えられます。このほか、大腸菌1カ所、ヒ素2カ所、マンガン2カ所、鉄1カ所、蒸発残留物1カ所、色度1カ所となっております。有機塩素系溶剤水質検査で、シス-1、-2ジクロロエチレンが1カ所検出されました。
これらの検査結果を踏まえ、印旛保健所からの飲用指導を行っております。
なお、今年度は、市内北部地区64カ所を予定しております。
次に(2)ですが、不法投棄監視員・民間委託している警備会社・市職員のパトロール等で、不法投棄現場が発見された場合には原因者を調査し、廃棄物の処理について指導しております。
なお、原因者がわからない場合は、土地所有者と市で協力し、処理する場合がございます。
また、土地所有者の方々に対し、今後、不法投棄されないようフェンス・ネット等を設置するなど自己防衛をお願いしているところであります。
教育問題については、先ほど申しましたように教育長から答弁をさせます。
教育長(齊藤 勝君)
質問事項1、教育問題について答弁いたします。
(1)1ですが、ご存じの通り、本市では幼小中高連携教育を実践してきております。その中の組織に、「各中学校区推進協議会」があり、それぞれの学校・地域の実態にあわせて連携・交流が行われています。中学生と幼児の交流については、まず「職場体験」があります。各中学校より10人から20人程度の生徒が幼稚園・保育園に行き、園児と一緒に遊びや掃除などをするとともに、職員の仕事の一部をさせてもらった中で交流をしています。
職場体験をした後、新たな夢を抱いたという生徒や多くの人との触れ合いの大切さ、さらには命を大切にすることの重要性について改めて気づかされたなど、生きる力の育成に直接結びつくような感想が多くの生徒から寄せられています。
また、美術部の生徒が幼稚園の遊具に絵を描いたり、演劇部や合唱部の生徒などが幼稚園に訪問し、発表をしたりするなどの取り組みが行われてきました。このような取り組みがさらに充実するよう、教育委員会としても支援をしていきたいと考えております。
次に(2)ですが、家庭は子どもにとって、人間関係や心を育てる場であり、家庭での家族のあり方が子どもの成長に大きな影響を与えることが指摘されております。しかし、核家族化の進展や、共働きが増加する中で、家庭での教育力が低下してきているのではないかと言われております。また、近年、学校に対して理不尽な要求をする保護者が増えてきており、社会問題となっております。
現在、教育委員会では、家庭教育力の充実と向上を図るため、家庭教育講演会などの各種講演会や家庭教育学級を開設し、家庭教育の支援を行っておりますが、これらの内容をさらに充実させ、より多くの保護者に対し、親のあり方等についての学習の推進を図ってまいりたいと考えております。
次に(3)ですが、家庭の中でお手伝いをすることは、子どもの意欲や自分で決める力、そして発想力などを高め、生きる力を育む大切な家庭教育であると考えております。現在、学校では、小学生に対し、夏休みなどの長期休業前に進んでお手伝いすることを促しております。
また、家庭教育の講演会や家庭教育学級の場等を活用し、生きる力をはぐくむためのお手伝いの大切さについて取り入れるよう、努めてまいりたいと考えております。
次に(4)ですが、学校事故には児童・生徒が関係するもの、職員が関係するもの、保護者や地域住民が関係するもの、施設・設備が関係するものなど、さまざまな事件・事故があります。それらの事件・事故の内容によってはマスコミ対応が必要な場合が出てきます。マスコミ対応については、基本的には対応窓口を一本化し、事実関係を正しく把握した上で誠実に説明します。
具体的な事例で説明します。今年5月に市内中学校が実施した修学旅行先で感染性胃腸炎が集団発生し、新聞報道されるという事件がありました。その際には、該当校からの報告があった後に学校、保健所と連絡を密にとりながら事実確認するとともに、関係機関と相談したのち、八街市といたしまして、マスコミに発表いたしました。
また、その後のマスコミ対応につきましては、学校教育課長を窓口として電話取材等に対応しました。説明責任が大きく問われる今日、マスコミには必要に応じて積極的に情報を公開していくという姿勢で今後も対応していく所存です。
次に、(5)ですが、まず、いじめは絶対に許されないこと、また発生件数が依然として憂慮すべき状況にあることを踏まえ、いじめの防止並びに、その早期発見・早期解消のために、学校では、校内体制の強化を図るとともに、子ども自身によるいじめをなくす取り組みについて支援を行っております。
具体的に、いじめの防止としては、道徳の授業や各学校が計画的に行っております「いのちを大切にするキャンペーン」において、他者を思いやる心や命を大切にする集会の実施、作文や標語・ポスター作成を通して、いじめや暴力行為などの人権侵害は許されない行為であるという意識を高めております。また、近年増加の兆しを見せている携帯電話やインターネットによる誹謗・中傷等のトラブルを予防するために、今年度小学校高学年以上で、「ネット社会の光と影」の授業を実施しました。また、中学校においては、市内全生徒を対象に「健全育成講演会」にて、千葉県警サイバー犯罪対策室担当職員による「サイバー犯罪と携帯電話の危険性について」の講演会を実施しました。
いじめの早期発見・実態把握のためには、毎学期ごとに「いじめ調査」を行っております。また、担任や養護教諭による教育相談により直接、児童・生徒の状況をつかんでおります。中学校においては、スクールカウンセラーや適応指導教室の補助教員も相談活動に当たり、「いじめ」の初期段階での発見に努めております。発見されたいじめにつきましては、被害児童・生徒へは、担任や養護教諭を中心として、状況把握とカウンセリングによるケア、必要に応じて集会を行っております。また、加害生徒へは学校と家庭の協力のもとに指導を行っております。
今後も児童・生徒が自分と他者との「いのちを大切にする心」や社会性をはぐくむ上で有効である体験活動や交流活動を幼小中高連携教育を通して一層推進すべく務めてまいります。
最後に(6)ですが、市内中学校の制服につきましては「校則」という形ではなく、「生活のきまり」等として各学校で規定しています。中学校の制服採用につきましては、各学校の実情に応じて決定されるものです。八街市内の現状は、どの学校も学校指定の標準服を採用するなど、基本的にはほぼ同じ制服です。また、制服に付随するものとして女子のスカートの丈の長さやルーズソックスに代表されるような靴下を履いたり、男子がワイシャツをズボンから出すなど、「身だしなみ」の問題があります。これらについては、生徒指導上の問題であり、各学校では日々指導をしているところです。ただし、ご指摘のとおり学校により指導に差が見られるのも事実です。
今後、八街市の中学生としての誇りと自覚を持って規則正しい生活が送れるよう、各学校間で共通理解を図れるよう、連携を深めてまいります。
議長(山本義一君)
会議中でありますが、ここで昼食のため、しばらく休憩いたします。
午後は、1時10分から再開いたします。
(休憩 午後12時 分)
(再開 午後 1時10分)
議長(山本義一君)
再開します。
休憩前に引き続き会議を開きます。
中田眞司君
答弁ありがとうございました。自席にて幾つか再質問させていただきたいと思います。
質問に入ります前に、先ほど質問の中で親学を「しんがく」と読んだことをまず訂正しておきます。
それでは、教育問題の方で、いじめについてお聞きしたいわけですけれども、何か最近、いじめに対しての定義が変わったということを聞いたんですけれども、どのように変わったか、わかりましたら、お願いします。
教育次長(尾高幸子君)
18年度までは、自分より弱い者に対して一方的に身体的、心理的攻撃を継続的に加え、相手が深刻な苦痛を感じているものと定義されておりました。それが、子どもが一定の人間関係のある者から心理的、物理的攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているものと定義が変わりました。これによりまして、いじめられた子どもの立場に立って行うこととされたということになっております。
中田眞司君
いじめられた方の立場に立つと言われたわけですけれども、毎回のように、このいじめについては質問をされておったわけですけれども、人数的にもある程度ご回答はいただいたわけですけれども、先ほどの答弁の中でもあまり減っていないというわけです。これは、学校管理下の中の数字ですか。それとも、登下校まで全部入れてのいじめの対しての数字なんでしょうか。
教育次長(尾高幸子君)
学校の管理下におけるすべてが入っております。
中田眞司君
では、登下校までは、別にその辺は入っていないということですね。実は、私も相談を受けたことがあるんです。最近ですけれども、2、3件電話が来まして、やはり登校時に先ほど、この定義が変わって受ける方の立場になったというような定義なんですけれども、私が考えるには、登校するときにランドセルをいたずらされるとか、そういうことで父兄の方から電話があったんですけれども、私が思うには、その辺はいたずらじゃないかということで、言っていたわけですけれども、その本人がやはり精神的に苦痛を感じ嘔吐したり、何かいろんなことになったらしいんですよ。病院の方まで行ったということでね。今、次長の方から定義をいじめを受けた方の立場に変わったということで、これもいじめに入るのかなと、そういういじめが登下校の間にかなりあるわけですけれども、そういったいじめに対しては、当然把握はできていないわけでしょうけれども、その辺はどう学校に対して指導というか、聞き取り調査というか、そういうものをしているのか、お伺いします。
教育長(齊藤 勝君)
先ほどの次長の方で答弁したように、学校管理下ということは、登下校も学校管理下に入ります。ですので、その調査の中で登下校中に、こういう状況があったという事例としては、報告されていると思います。
中田眞司君
わかりました。本当にこのいじめに関しては、なかなかゼロにすることはできない、不可能な問題だと思うんですけれども、ぜひこういった問題もたくさんありますので、なかなか学校側もオブラートに包んだような感じも受けられますので、ぜひ全体を吸い上げた中で対応していただきたいと思います。
続きまして、中学校の制服関係のことなんですけれども、先ほど校則は学校の方にお任せということなんですけれども、実は、ほんのちょっとしたことなんですけれども、ある学校では短い靴下はオーケーだと。しかし、ある学校では短い靴下は禁止だと、こういう話を聞いたことがあるんですよ。生徒も大分不満になって、あそこの学校は何で短い靴下を履いているのに、こっちはいいんだとか、こっちはだめなんだと。そういう不満もあるらしいんですけれども、それは私の身内が役員をやっているもので、その辺からお話があって、こんなのは統一をしていないのかという話があったもので、質問させてもらったわけですけれども、基本的なことは、ある程度統一ができれば、子どもたちも、その方向でわかるでしょうから、基本的なことはやはり統一した方がいいんじゃなかろうかなと。ちょっとした例ですけれども、制服のことに対しては、ある程度決まっているということで、その付属品のちょっとしたものが、何か子どもたちには不服なような話も聞いておりますので、その辺をよろしくお願いしたいと思います。
続きまして、農業問題について質問させていただきます。
この観光農園については、12名中6名ぐらいが落花生とか、そういった事業をしていると言われたわけですけれども、実際に八街における、この観光農園というのは、登録があるものだけで12名なんですか。ほかに観光農園という目的でやっている人は、登録されている人はいないと。登録していないだけでやっている人もあるわけでしょう。それはどのくらいか。その辺は全然把握つかないですか。
経済環境部長(森井辰夫君)
観光農業協会につきましては、現在加盟しておる方が12名おるわけでございますけれども、そのほか、加入しなくともやっておるという方は何名かおります。残念ながらちょっと件数については、現在のところまで、はっきり把握してございません。
中田眞司君
観光農園、八街も非常に観光客が来るんじゃなくて、観光客の通過地点ということで、非常に車等、道路移動を利用されているわけですけれども、非常にあの観光客が通過だけでは非常にもったいないような気がするわけでございます。観光農園イコールというわけではありませんけれども、前に何年ぐらい前ですか、ある方が八街で高齢化対策と、また国際競争がない作物、果樹ということで、梨の農園を作ったらどうかという提案をした方がいるんですよ。当然、梨というと国際競争がなくて、高齢化についてもある程度の対策ができるんじゃないかということで、そういう提案をした人がいるんです。梨については、実際に販売するまでには、7年ぐらいかかるような話を聞いていますけれども、せっかくこの八街の火山灰土で梨というのも結構合っているらしいんですよね。先ほど言いましたけれども、国際競争がない中で、後継者対策としても、またこういった梨の観光農園がぜひできれば、勧奨をして、その栽培の間の生活の補助金ぐらいは、市である程度助成してもらいたいと。ある程度面倒見た形で産地づくりをしたらいいんじゃないかなと思いますので、ひとつ育成についても十分検討していただきたいと思います。
続きまして、原油の高騰の問題なんですけれども、私もこれ前にもしつこく質問したわけですけれども、先ほど答弁の中でJA、あるいは振興センターと検討していくという答弁をいただいたんですけれども、もう少し具体的にわかりましたらお願いしたいと思います。
経済環境部長(森井辰夫君)
関係機関と連携した取り組みということでございますけれども、まず県におきましては農業者に対する対策といたしまして、農業近代化資金等の制度資金の活用。園芸王国ちば強化支援事業によります園芸施設整備への支援、施設園芸省エネルギー対策に関する研修会等の開催による技術指導、原油高騰に対応した技術や経営に関する相談受付、軽油免税制度の広報及び手続きの支援等を挙げております。
本市におきましては、既にこれらのうち園芸王国ちば強化支援事業を積極的に推進しているところでございまして、県の補助金に市の補助金を上乗せするなどの取り組みを行っているところであります。引き続き、農家の意向を踏まえて、事業が活用できるよう進めてまいりたいと考えております。
なお、今、農林振興センターにおきまして、今月の10日でございますけれども、関係職員を対象とした原油等、資材高騰への対応研修会が開催されるということになっております。研修の内容につきましては、肥料高騰に対する代替資材の活用、効率的な暖房機の利活用、施設園芸栽培に活用できる重油の提供、制度資金についてとなっておりますので、これらの情報を有効に活用してまいりたいと考えております。
中田眞司君
今までの答弁の中でいろいろな事業等を聞いたわけですけれども、資金というのは返さなきゃならないもので、この原油高騰で経営不振になっている中で、先ほども申し上げましたけれども、野菜の価格が市場に対しても反映されていないという中で、当然、制度資金云々問題じゃなくて、やはり実際に今農家が非常に負担になっていると、そういう中で、たとえ少しでも農家のための支援策として、前にも質問したわけですけれども、廃プラの廃棄料なんですけれども、今、キロ15円ということを生産者が負担しているわけですけれども、市の方の負担もあることは承知しているわけですけれども、たとえ少しでも農家の支援策として、その廃プラ廃棄料をもとに戻して15円じゃなくて、一律2千円というような価格に戻すわけにはいかないかどうか、お伺いいたします。
経済環境部長(森井辰夫君)
廃プラでございますけれども、これにつきましては、以前一律2千円というところから、現在の負担方法に変わったわけでございまして、これにつきましては、廃プラ協議会を設置いたしまして、適正な価格で処理しているということ。また、今年度におきましては、1キログラム当たり1円軽減をしておりますし、そのほか、市、それとか県等々におきまして、相当な補助をしておる関係上、現在の価格になっておるということでございまして、またもとに戻すということになりますと、市の負担も相当に増えるということでございますので、現在のいわゆる使った分だけ応分の負担をしていただくという方式になっておりますことから、現在の体制でまいりたいというように考えております。
中田眞司君
わかりました。
続きまして、道路問題に入りたいと思います。この非常に事故の多い交差点の改良工事なんですけれども、地元のここにおります丸山議員も大分要望はしていたわけですけれども、なかなか進展しないということで、私も質問させていただいたわけですけれども、この交差点の事故の発生率というのは、当然どのくらいかはわからないと思うんですが、私も実際に警察の方で調べたら、個々のというか、交差点を1つずつ割り出した事故は非常に時間がかかるということで断られましたので言えませんけれども、かなりの交通事故の多発交差点だと思います。私もよくあの交差点を利用するわけですけれども、非常に事故が多い、事故の跡が見えるという中で、ぜひこの交差点につきましても、地権者と相談した中で、当然地権者も話せばわかってくれると思いますので、ぜひ早急な改良工事の方をよろしくお願いしたいと思います。
続きまして、歩道の件はまた後で十分やらせてもらいまして、環境問題ですけれども、30パーセントぐらいが、硝酸態窒素が入っているという中で、飲料水に適さないということなんですけれども、私もこの辺よくわからないわけですけれども、硝酸態窒素が適さないという、硝酸態窒素が多いと体にどういうふうな変化が起きるのか。ちょっとわかりましたら教えていただきたいんですけれども。
経済環境部長(森井辰夫君)
私も専門家じゃございませんので、よくわかりませんけれども、これは水質基準、1リットル当たり10ミリリットルが水質基準となっておるわけでございますけれども、これを現在、何カ所かオーバーしておりますけれども、この数字を見ますと、これを飲んだからといって、すぐ大人が健康を害するというような値ではございません。しかしながら、乳幼児等が摂取しますとあまりよくないというふうに言われております。
中田眞司君
原因といいますと、農家で私も農家なんですけれども、使っておる肥料が大分原因をしているように言われていると。例えば今使っている飲料水の硝酸態窒素が高いということで、農家の肥料も原因があるということですけれども、これは何年ぐらい前の肥料が、今の飲料水に影響しているわけですか。
経済環境部長(森井辰夫君)
これは、井戸の形態によっても違ってくると思われます。例えば以前、私は水道課にいたわけでございますけれども、その水道課で使用しております井戸につきましては、大体取水地点が100メートル前後の位置から水を採取しておりました。この年代を調査いたしましたところ、大体70年から90年前の水であろうという結果がございました。したがいまして、その辺の井戸につきましては、大体70年から90年ぐらい前に降った水が浸透して到達した水だろうというふうに考えられます。しかしながら、もっと浅い層につきましては、到達深度はもっと早いのではないのかなというふうに考えております。いずれにいたしましても、帯水層に、いわゆる粘土層、不透帯水層がございますので、一概にはちょっと何年というのは難しいかと思われます。
中田眞司君
農家が肥料を使っている以上、解決がつかない問題だと思うんですけれども、この辺はある程度、農家の方も、私も農家ですけれども、硝酸態窒素が肥料がそれだけ影響しているとは、私も実は思っておりませんでした。この先、農家というより基幹産業は農業で、化学肥料を絶やすことはないと思うんですけれども、その辺やはり将来的にどれだけの子どもたちに影響があるということをある程度組織を通じた中で報告なり何かしてもらった中で、ある程度の肥料に対する認識を持ってもらえればなと。ひとつよろしく、その辺もお願いしたいと思います。
続きまして、最後ですけれども、不法投棄なんですが、私の方でも小規模ですね。不法投棄に分類はすると思うんですけれども、不法投棄じゃないですね。実際に見ますと残土ということで、自分の土地なり広い土地に盛り上げまして、会社が倒産しちゃったという中で、その山がそのまま残っていると。ほかにも、もっと大規模なちゃんと許可を受けた業者ですけれども、やってある中で、その後の処分というか、整理がされていないと。そういうやつが結構見受けられます。小規模な不法投棄というより、そういった不法投棄につきましては、地権者がある程度処分をしているようなお話も聞きましたけれども、先ほど申しましたけれども、この廃プラの関係についても見ますと、山に捨てられているような場面もございます。そういった中で、そういった小規模な山、あるいは雑草地にかなりの不法投棄されているものがあるわけですけれども、その辺の把握は実際に全部、大体の把握はついているんですか。場所の把握です。
経済環境部長(森井辰夫君)
把握はしてございます。
中田眞司君
地権者と話をしながら、地権者が片付けると。やはり片付けるのにはお金もかかるし、そういったこともありますので、実際にそういった、例えば冷蔵庫とか、洗濯機とか、そういうものが非常にあちこちに捨てられているわけですよ。その辺もある程度、環境課の中で把握がついているのであれば、地権者との話の中で、そういったものの搬入場所というんですか。今、少しお金がかかるわけですけれども、その辺はある程度考慮した中で、そういう指導をまずできないか、お伺いしたいと思います。
経済環境部長(森井辰夫君)
不法投棄につきましては、頭の痛い問題でございまして、そういった、まず不法投棄されない、地権者の方もまずされないような自己防衛もしていただきたいと思いますし、そういったPRもしていきたいなというふうに考えております。
中田眞司君
申しましたけれども、そういった不法投棄があるわけですけれども、地権者も非常に困って、いつ捨てられたかわからないといった中で、冷蔵庫、あるいはそういった大きなものに関しては持っていってもらうのにお金がかかるわけですけれども、かなりの場所で捨てられているところがあります。ぜひ、そういったものを地権者との話し合いの中で、処分するにはお金がかかるわけですけれども、考慮した中で、なるべく早く解決しますよう、ひとつよろしくお願いしたいと思います。
私もいろいろ再質問しましたけれども、特にやはり困っている問題の再質問でございますので、ぜひ執行部の皆さんには、前向きな姿勢で検討していただきますようお願いをしまして、私の質問を終わります。どうもありがとうございました。
議長(山本義一君)
以上で、誠和会、中田眞司議員の個人質問を終了します。
次に、誠和会、小高良則議員の個人質問を許します。
小高良則君
誠和会の小高良則です。9月議会に会派の皆様のご理解のもと、質問の機会をいただきましたので、私は下水道問題、道路問題、教育問題、安心・安全な街づくり、中央公民館、商工業発展の6点につきまして質問しますので、明確なご答弁をお願いいたします。
それでは、通告に従い順次質問いたします。9月5日の代表質問でも取り上げていたところですが、先月8月5日、29日の短時間に降った豪雨により、市内の至るところで道路が冠水し、交通が遮断されてしまいました。電車は止まり、冠水地では車が立ち往生し、一区内では床下または床上浸水がありました。住民は大変困惑しております。
消防署・消防団・防災課・警察・町内会役員等が現地に来ても、ほとんどなすすべもなく、ただ水が引くのを待つしかありません。後にポンプで床下の水を吸い出し、環境課には消毒をしていただきました。これからの台風シーズンを迎えるに当たり、大変心配するところです。
そこで考えますのが、大池調整池です。以前の議会でもお聞きしたところですが、そして本議会でも質問のあったところですが、現状を踏まえた上で質問します。
質問事項1、下水道問題について。(1)大池調整池について、現在の様子と、その後の計画について伺います。
次に、道路管理についてですが、先の質問の状況時の対応についてですが、豪雨・冠水時、車は右往左往するばかりで、行き場も失っており、水没する車もたくさん見られます。いち早く通行規制をしてあげられないのか、質問いたします。
2道路管理について。(1)冠水時の通行規制について伺います。
次に、歩行者の安全について伺います。
第一幼稚園、市職員駐車場に面した道路の側溝には、大部分ふたがありません。朝などは、人、自転車、車の中で園児たちは登園しています。決して広い道路ではないので、側溝に寄ってしまうと大変危険と考えられます。なぜ、今までふたがないままなのか、私は不思議です。そこで質問です。
質問事項2道路管理について。(1)2第一幼稚園東側道路に布した側溝について伺います。
次に、教育問題について伺います。
教職員の定数についてですが、八街市は厳しい財政状況の中、次世代を担う子供たちにできる限りの教育環境を提供してあげなければなりません。各学校に置くことのできる、教職員定数は、以下は朝日新聞社の資料より抜粋ですが、公立義務教育小学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律で、学級規模をもとに算定されています。1959年以来、数次にわたる改善が行われ、1991年に完成した第5次定数改善計画では40人となりました。第6次計画では、チーム・ティーチングなど多様で柔軟な指導方法を工夫している学校に教職員の追加配置をする方式で教職員定数の実質的改善が行われています。2001年度から2005年度までの第7次計画でも、この算定の仕組みは維持されており、2001年3月に標準法が改正され、弾力的な学級編制が可能となったとあります。
そこで、本市の状況を伺います。
質問事項3教育問題について。(1)1他市に比べ本市の教員数と生徒数について伺います。
次に、質問事項4安心・安全な街づくりについて伺います。
4月22日より新しく幹部交番が移転し、機能し始めました。さらなる治安維持を期待するところでございます。しかし、建物がやや道路より奥まってしまっており、目立ちません。看板も同様に小さくて目立ちません。訪れる人々のために改善できないものでしょうか。
また、移転したばかりで駅前交番も計画の段階でありますが、本市警察署の計画の考えについて伺います。
警察署の設置の条件は多々あると思いまずが、そのうち人口規模で、県内を考えますところ、匝瑳市が4万2千86人、四街道市が8万4千770人、富津市が5万162人、鴨川市が3万6千475人、銚子市が7万5千20人、東金市が6万1千701人と、抜粋ですが、本市の人口で考えた場合、警察署があっても必然と思われます。安全・安心を求める以上、警察署を求めるのは自然で、特に道路事情が厳しい本市にとっては必要だと私は考え、伺います。
質問事項4、(1)幹部交番について。
1交番表示を目立つように大きくできないか伺います。
2八街警察署の計画について伺います。
次に、質問事項の5、中央公民館について伺います。
本市、中央公民館は文化交流の場として、規模に合わせて十分機能していると考えております。しかし、交通の便を考えてみますと、ふれあいバスターミナルは目前にありますが、本市の場合、マイカー利用者が大変多いのが現状です。
そこで考えるのが、駐車場です。図書館と併用使用しているわけですが、全館利用したとき、現在の駐車スペースでは不足だと考えられます。利用者に便利な施設を考え、質問します。
(1)駐車場について。1駐車台数の確保について伺います。
次に、質問事項6、商工業発展について伺います。
八街市では、ふれあいバスが5コースあり、全てJR八街駅を経由し、アクセスがよく、大変利用しやすいと思います。バス利用者は、当然、駅周辺の商工業者に着目します。しかし、中にはシャッターが閉まっているところもあり、活気に欠けます。少しでも多くの人が駅周辺に集まることにより、状況も変わるかもしれません。
そこで伺います。
(1)さとバスについて。
1さとバスの駅乗り入れはかなわないのか、伺います。
以上で、登壇しての質問は終わります。明確な答弁をお願いいたします。
市長(長谷川健一君)
誠和会、小高良則議員の質問に答弁いたします。
初めに、質問事項1、下水道問題について答弁いたします。
(1)1ですが、現在、大池調整池の整備といたしましては、平成19年度から上流池の築造工事を行っており、今年度末には59.1パーセントの整備率となる見込でございます。
また、国道409号歩道下に今年度から4カ年で枝線を整備し、その後、平成24年度から大池第三雨水幹線の推進・シールド工法部分に着手する計画でございます。
8月5日のゲリラ豪雨による市内冠水8カ所のうち、半数以上が八街駅北側市街地に集中しており、これを解消すべく平成28年度からの大池第三雨水幹線供用開始を目指し、整備を進めております。
次に、質問事項2、道路管理について答弁いたします。
(1)1ですが、大雨が降りますと、低い場所に集中することで、冠水が発生しやすくなりますので、常日頃から気象情報などの情報収集に心がけるとともに、関係機関との連絡体制づくりの確立を図っております。
また、大雨洪水警報等の発令時には昼夜に関係なく、職員を待機させるとともに、パトロールを実施して、冠水箇所には通行規制の看板を設置するなど、安全な通行を確保できるよう鋭意努力をしております。
次に2ですが、8月5日の集中豪雨により、中心市街地からの雨水が太陽団地内にある既設水路に集中したことにより、水位が上がり、水路が氾濫し、下流側の住宅に床下浸水の被害が発生しております。水位が下がった後に衛生面での対応として、被害を受けた住宅及びその周辺道路も含めて、消毒を実施いたしました。
今後も、床下浸水等の被害箇所においては、消毒等を実施してまいりたいと考えております。
次に(2)1ですが、現在、設置してあります側溝は、ふたのない古いタイプの物であります。歩行者の安全確保という観点から、今後、ふたをかけるよう計画してまいりたいと考えております。
次に、質問事項3、教育問題については、後ほど教育長から答弁をさせます。
次に質問事項4、安心・安全な街づくりについて答弁いたします。
(1)1ですが、7月22日に開所式が開催され、新幹部交番として業務を開始しておりますが、市民への周知は、市の広報紙やホームページでお知らせしたところでございます。
ご指摘の交番の看板を目立つよう大きくできないかとのことですが、警察の設置基準により整備されていると聞いておりますが、市民からの意見として佐倉警察署に協議してまいりたいと考えております。
次に2ですが、警察署の設置につきましては、全国的に統一された設置基準はなく、犯罪及び交通事故の発生状況、面積、人口等の地域実態、都市の形態、道路、鉄道の整備状況等を総合的に勘案して判断するほか、警察官の増員計画や配置計画などの兼ね合いもあるため、県下の調整をとる必要があると聞いております。本市としても、警察署にすることにより、警察力を強化し、事件事故の減少や犯罪抑止に結びつけられるものと考えられますので、今後も引き続き要望をしてまいりたいと考えております。
次に、質問事項5、中央公民館については、後ほど教育長から答弁をさせます。
次に、質問事項6、商工業発展について答弁いたします。
(1)1ですが、このことに関しましては、以前にも一般質問をいただいたところであり、そのときにも、富里市長には当市内の植木センターや住野公民館には「さとバス」が乗り入れていますので、八街駅北口ができることも踏まえて、富里の皆さんも便利になるでしょうから、どうぞ乗り入れしてもらって結構ですからと前から話をしてあるということの答弁もしてございます。
乗り入れについては、富里市の判断によるものであり、その後、具体的な動きはございませんが、そのような意向が示されましたときには、当市としても可能な範囲での協力をしていくという姿勢に変わりはございません。
次に、教育長からの答弁をさせます。
教育長(齊藤 勝君)
質問事項3、教育問題について答弁いたします。
(1)1ですが、学級編成については、国が1クラスの定員を40人を標準と定めた上で、都道府県教育委員会が児童・生徒の実態を考慮し、特に必要があると認める場合には、40人を下回る学級編成が可能となっていますので、他市も本市と同様です。
そこで、八街市として学校の実情を検討した上で、次のような学校に教員を多く配置しています。
1つ目として、小学校1・2年生及び中学校1年生で学級の児童・生徒数が多い学校。
2つ目として、少人数教育や習熟度別指導を行うなど、きめ細かな指導を積極的に実践している学校。
3つ目として、児童・生徒の状況に応じ、特別な学習指導が行われている学校。
4つ目として、新規採用教員のいる学校につきましては、指導教員が配置されています。
5つ目として、スクールカウンセラーが市内各中学校に1名ずつ配置されています。
その他、八街市独自に8名の特別支援教育支援員、4名の校内適応指導教室補助教員を配置しています。
今後も教育内容の充実を図るとともに、教育条件の整備にも努めてまいります。
次に質問事項5、中央公民館について答弁いたします。
(1)1ですが、中央公民館敷地内の駐車場につきましては、市立図書館、郷土資料館、中央公民館3館の利用者を合わせて、約150台のスペースがございますが、公民館の大会議室で発表会等の催し物を開催した際には、駐車場不足になることは十分認識しております。
その対応といたしましては、一時的な使用に当たっては、付近公共施設や近隣の地権者のご協力をいただき、対応しているところであります。
また、大会議室を使用する主催者と事前に打ち合わせを実施し、できるだけ乗り合わせでの利用をお願いしているところであります。
今後も駐車スペースの確保につきましては、利用者との調整を図り、付近公共施設の活用もあわせ、有効に利用できるよう努めてまいりたいと考えております。
議長(山本義一君)
会議中でありますが、ここで10分間休憩します。
(休憩 午後 1時55分)
(再開 午後 2時08分)
議長(山本義一君)
再開します。
休憩前に引き続き会議を開きます。
小高良則君
ご答弁ありがとうございました。自席において少々再質問させていただきたいと思います。
下水道問題についてですが、大池調整池は上流池と下流池ございましたでしょうか。
下水道課長(吉田一郎君)
そのとおりでございます。
小高良則君
そうしましたら、何度か答弁されたのかもしれないのですが、確認させていただきますが、上流池が完成後、平成20年から24年で国道409号の枝線整備、それから24年から409号、幹線着工ということですか。
下水道課長(吉田一郎君)
大池調整池につきましては、今年度で事業を一旦中止しまして、国道409号の踏切から歩道下のそちらの方の枝線整備工事、続いて第三雨水幹線、第三雨水幹線完了後の平成28年度から、また大池調整池の方を再度掘削し始めるということになります。
小高良則君
そうしますと、今の大池上流池の方は59.1パーセントで一旦中止して、平成28年度から再度始めるということですか。わかりました。
やはり皆さん今回この大池調整池、豪雨の問題というのは取り上げていますけれども、それだけやはりここにきて、環境等が変わってきた中で、やはり水に対して、大変今弱くなっているような自治体、地域が多くなっているということだと思います。その中で計画をやや変更して、先立って進めていただけるということは、大変よいことだと思います。また、随時柔軟性を持ちまして、事業に取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
続きまして、道路管理について伺います。
私、一区に住んでいるんですが、私の一区だけでも冠水しているところが、太陽団地、伊藤商店前、セブンイレブン前、ヒロセ前、一区機庫裏、東小学校入り口、中央公園付近、竹中団地、南星台団地、中央公園内がプールになったり、また国道409号も冠水し、雨水が道路を横断したりで、先日の古川議員さんのときの答弁よりも、通行止めはしていないですけれども、冠水箇所はそれなりにやはりあると思います。先ほどの答弁の中で、警報時には職員を待機させ、看板を出してくれたりとか、していただけるようですが、まだやはり深く冠水する箇所が何カ所か、見受けられます。今回かなり車が故障してしまったりして、住民も被害を受けているわけですから、職員だけでなく、できましたら近隣の人が看板を出せるとか、自主的に出せるようなことはできないのでしょうか。ちょっとお伺いします。
建設部長(並木 敏君)
近隣の方が看板を出せるのかということでございますが、通行止めする場合に職員が、そこに交通規制を行いまして、これは中には止めているのに無理して行っちゃう車もあるんですが、そういうようなことがありますので、今、議員がおっしゃられたようなことをしていただけるということであれば、本当に助かるというのは、そのとおりなんですが、職員がやはり夜等、交通規制をかけた場合に両側に立って通行止めの形で規制をしておりますので、住民の方が可能かどうか、その辺につきまして検討はさせていただきます。
小高良則君
今議会の質問でも、いわゆる車が通ったために、その波で店舗に水が入っちゃったとか、やはりありますので、その店舗の人たちというのは、水が入っちゃうと商品がだめになっちゃう。その中で自主的にでよければ看板出したいという方もおるので、十分検討していただきたいと。さっき、ハザードマップということも出ましたけれども、私もやはりハザードマップというのを考えておりまして、やはりランクをつけて、どのくらいの深さが冠水しているかという、やはり地図的なもの、また豪雨のときに目安になるもの、それがまた優先度になっていくと思うので、ぜひとも検討していただきたい、作っていただきたいと考えます。それはお願いします。
続いて、教育問題をお聞きいたします。
市内では、中学校2校に不登校対策教員、いじめ対策教員がおられます。さっき答弁でありましたが、4校中2校で、やはり今の子どもたちというのは同じ情報を共有していると考える中、やはり他の2校にも教員の配置を望みます。大変、多分厳しい状態の中で八街市に配置はされていると思いますが、今後も職員の増員をお願いするように働きかけをお願いしたいと思いますが、教育長いかがでしょうか。
教育長(齊藤 勝君)
今のご質問なんですが、不登校対策教員が八街中1名、それから、いじめ対策教員が八街中央中1名いるわけなんですけれども、今おっしゃられるとおり、今こういう状況では本当に加配教員が多ければ多いほどいいわけですからね。ご指摘のとおり努力してまいります。
小高良則君
よろしくお願いいたします。
続きまして、4番の幹部交番について、看板の大きさについては佐倉警察署と協議していっていただけるということで期待しております。看板の形態については、立て看板でも少しグレードのいい立て看板だったら、それで十分だと思うんですけれども、とにかく今の状況だと普通の小さな交番と変わらない。ただ、ポールだけは立派なポールがついているので、あれにもっと大きな看板をぶら下げるだけでいいと思うんですけれども、ただ、そういう看板が見当たらない。ぜひともオリジナリティな看板までとは言わないんですけれども、最初の1年、2年、市民に定着するまでは、啓発、防犯の意味も含めまして、ぜひとも看板を何とかしていただきたいと考える次第です。
それと、またこの安心・安全な街づくりに関連してですが、八街市には、今年から安心・安全担当官、柿澤さんが赴任しているわけですが、まだ5カ月程度ですけれども、その実績、仕事の内容等を教えていただければと思います。
総務部長(山本重徳君)
それでは、5カ月にわたる内容についてお答え申し上げます。
幼稚園、保育園、小中学校におけます交通安全教室に出席いたしまして、交通安全についての安全な交通についての指導、啓発を行ったり、小中学校の不審者の対応訓練、それから防犯訓練にも出席してございます。
また、暴力団関係者の生活保護申請時に担当課の職員と一緒に事情聴取に同席していただいております。それから、市民の方がお見えになりました困り事、それとか苦情の相談に乗っていただいております。
また、老人クラブを対象といたしました振り込め詐欺の予防、それから交通事故防止の講話、そういったことも出向いて啓発を行っております。また、不審者の出没していた通学路の警戒活動、それから、ひったくりの予防、警戒活動、それから防犯ビデオの管理、そういったことをこの5カ月間にやっていただいております。以上でございます。
小高良則君
ありがとうございます。結構多忙なのかなと思います。副市長ともども、今までの経験を生かして、さらに市民のために頑張ってほしいなと思います。
今の中で振り込め詐欺ということが出ましたけれども、オレオレ詐欺、最近では税金の還付金詐欺、先日も市に還付金詐欺に対して予防するようなチラシが配布されてきましたけれども、八街市の今の被害等は出ているのか。その辺ちょっとわかる範囲で教えていただければと思います。
総務部長(山本重徳君)
件数までは把握してございませんけれども、確かに八街市内でも、そういった被害が出ているというような報告は受けております。
小高良則君
そうですか。大変残念なことですが、未然に防止したということで、銀行員の方がよく表彰されている姿は、新聞紙上で見られます。大切にためたお金をお年寄りから奪ってしまう悪質な犯罪です。それらの犯罪が減ることを、私は衷心よりお願いしたいと思います。
佐倉警察署とお話しして、やはり県内、八街に警察署がどういう時期に、どういう形でできるのか。また、人口が急激に減ったり、増えたりするかもしれません。その中で常にやはり行政には、その都度強力に対応していただきたいなと考え、次の質問に移ります。
中央公民館の駐車場は、全部で150台、大会議室を使用するときには80台。やはり隣接の地形を垣間見ましても、あの大会議室に、あれだけの人が集まったときには、決してやはり足りないということが、だれも思うことで、当然執行部側も認識していると。その中で大変厳しい八街市の財政状況の中で、立体駐車場を今作るというのは大変だと思うんですが、やはり土地がない以上、立体化するしかないのかなと、私は考える次第ですが、立体駐車場のことを考えるケースといいますか、想定に入れたことはございますでしょうか。
教育次長(尾高幸子君)
ご指摘の立体駐車場については、財政負担等を考えると、今の段階では非常に難しいんじゃないかなと考えます。ですので、先ほど教育長の方からも答弁させていただいたところですが、付近の公共施設等の活用もあわせて有効に利用することによって、社会教育すべてを補っていく中で支援してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
小高良則君
これは、強く私もやはり財政状況がわかっている以上言えません。しかし、駐車場の確保は何とかお願いしたい。高齢化に向かって、お年寄りの方は若い家族に送ってきてもらったり、すごくほほえましいことだとは思いますが、やはり八街の車社会の中で駐車場が少ない。スーパーを見ても駐車場は十分確保しているところは入っている。コンビニにしても駐車場のないコンビニは契約が更新されず、大きな駐車場のコンビニができてきている。そういう状態を見ても立地条件がわかる中で、やはり駐車場、駐車場と私は繰り返して述べたいと思います。これから、先ほど僕が言いましたけれども、ふれあいバスターミナルが目の前にありますので、それを市民の方が上手に使ってもらえればいいのですが、そのイベント等によっては大変厳しい状態である中で、やはり上手に利用者の方と貸す側とのお話の中で、うまく利用していただきたいと思います。もし、財政状況が好転しましたときには、また新たな方策を考えていただきたいと思います。
続きまして、最後にさとバスの乗り入れですが、以前から乗り入れてもよいと言ってくださっていると市長さんが言っておりました。その方向になったときには、ぜひとも富里市さんに強いラブコールを送っていただいて、実現していただければ、商工業者も頑張るんじゃないかと思っております。
以上で、私の再質問を終らせていただきます。明快なる答弁、ありがとうございました。
議長(山本義一君)
以上で、誠和会、小高良則議員の個人質問を終了します。
次に、誠和会、山口孝弘議員の個人質問を許します。
山口孝弘君
誠和会の山口孝弘です。これから生まれてくる子どもたちのためにも、未来ある八街市のためにも、精いっぱい、全力投球で頑張ってまいりたいと思いますので、市長並びに執行部の皆様、議員の諸先輩方におかれましては、ご指導、ご鞭撻をよろしくお願いいたします。
それでは、通告に基づいて質問いたします。
質問事項1、障がい児支援。要旨(1)今後の障がい児支援について。
近年、少子化が進行する中、社会全体で子どもの育ちと子育てを支えることにより、すべての子どもが健やかに育ち、安心して子育てができる環境づくりに取り組んでいくことが、必要となっています。子どもは次世代を担う社会の宝であり、心身ともに健全に育つ権利を保障されなければなりません。これらは、障がいのある子どもや、その家族についても同様であり、障がいのあることが大きな不安や負担とならないよう、必要な配慮を行い、子どもの育ちと、子育てを支えていくことが大切であります。
平成18年には、ノーマライゼーションの理念に基づき、障がいの有無に関わらず、安心して暮らせる地域づくりを目指した障がい者支援の新しい枠組みである「障害者自立支援法」が施行されました。施行後、3年を目安として見直しを行うこととされ、特に障がい児支援は検討項目として明記されており、「自立と共生」という理念を踏まえた検討を行うごとが求められています。
また、平成17年には発達障がい者に対する支援の促進を目指した「発達障害者支援法」が施行され、平成19年には一人ひとりの教育的ニーズに応じた指導・支援を行う、特別支援教育を推進するための改正学校教育法が施行されています。
このように障がい児を取り巻く環境が急激に変化している状況を踏まえ、質問いたします。
1障がいの早期発見・早期対応について。
2就学前・学齢期・青年期の支援策について。
3ライフステージを通じた相談支援、家族支援についてお伺いいたします。
次に、質問事項2、ふるさと納税。要旨(1)ふるさと納税についてですが、平成20年4月30日に「ふるさと納税制度」を盛り込んだ改正地方税法が国会で成立しました。この制度は、ふるさとに対し、貢献または応援をしたいという方々の思いを実現する観点から地方公共団体に対する、寄附金制度を見直し、寄附金の一部を所得税とあわせて控除しようとするものです。八街市では、この制度を「落花生の郷 やちまた応援寄附金」と名付け、八街市総合計画2005に基づく「まちづくりの八つの目標」の中から、寄附金の使い道を選ぶことができると聞いております。
そこで、質問いたします。
1ふるさと納税「落花生の郷 やちまた応援寄附金」が始まったが、現状はいかがか。
2今後の方策についてお伺いいたします。
次に、質問事項3、裁判員制度。要旨(1)平成21年5月21日スタートする裁判員制度についてですが、この制度は、一言でいえば市民が重大な刑事裁判に、裁判員として加わり、裁判官と一緒になって有罪・無罪を判断し、有罪である場合の刑の内容を決める制度であります。主権者である国民の、健全な常識と感覚を裁判に反映していこうというのが、この制度の大きな意義であり、今まで「時間のかかり過ぎる裁判」「わかりにくい裁判」も改められ、市民の皆さんと裁判との距離が短くなっていくことが期待されています。しかし、法律の素人である私たちには、人を裁くことへの不安や戸惑いもあります。また、裁判に参加するために仕事を休むことに不安を覚える人も多いようです。
そこで、質問いたします。
1裁判員制度の内容について、市民が認知しているのか伺う。
21年間に裁判員候補者として呼び出しを受ける確率について伺う。
3今後の啓発活動についてお伺いいたします。
次に、質問事項4、農業活性化。要旨(1)安心・安全・おいしい野菜!八街の野菜!についてです。
今、農業をやっている方にとって、大変厳しい現状があるのはご存じだと思います。平成14年に輸入規制が緩和され、輸入野菜を店頭でよく見かけられるようになりました。このことで、新たな市場競争の図式ができ、国内の農家にとって大きな問題になりました。海外からの輸入野菜の増加は、農家の皆さんの存亡をかけた厳しい生産、出荷対策といった形であらわれています。
また、原油の高騰、肥料、飼料を含め、相次ぐ物価の値上げが農家の皆さんにとって、さらなる痛手となっております。八街市の基幹産業は農業です。八街市の活性化を図る上でも、農業が元気に、やりがいがあり、そして、より活発に働けるような環境を作っていかなければなりません。
そこで、質問いたします。
1さらなる安心・安全・おいしい野菜!八街野菜のアピール強化をしてはいかがか。
2八街駅の自由通路、休日の市役所駐車場を有効利用した地場産業のアピールをしてはいかがか、お伺いいたします。
次に、質問事項5、公共施設。要旨(1)生涯学習の場、中央公民館についてです。
中央公民館は昭和54年の開館から、約30年がたち、時代の変化とともに、人々の多様化、高度化する学習需要や生涯学習社会の進展など、地域住民の教育、文化の向上のための中核施設として活発に利用されています。
今日では、社会構造や地域社会の大きな変革の中で、私たちの社会教育機関として、さらなる役割が期待され、需要は拡大していくと考えられます。
そこで、質問いたします。
1利用状況と生涯学習の場としての考えを伺う。
2中央公民館の現状と今後の改修工事計画について伺う。
3南部地域に中央公民館のような、人が集まり、生涯学習ができる文化的施設の設置の考えについてお伺いいたします。
次に、要旨(2)スポーツプラザについてです。
今日の高齢化社会を迎え、心身ともに、いかに健康に過ごすかということは、社会全体にとって重要な課題です。近年、生活習慣の変化、市民生活の多様化などとともに、市民自らが健康づくりの実践を行うなど、新しい生活形態をとる様子が少しずつではありますが、見受けられております。
また、成人病等の原因の多くが、自分自身の生活習慣に起因するということが、広く認識され、介護予防や特定検診も始まったことにより、市民の健康づくりに対する関心が、ますます高くなってきています。
これらのことから、今後、スポーツプラザの役割は大変重要なものと考えられます。
そこで、質問いたします。
1利用状況について。
2健康増進や介護予防の視点にたった方策は考えているのか、お伺いいたします。
以上で、第1回目の質問を終了いたします。明快なるご答弁をよろしくお願いいたします。
市長(長谷川健一君)
誠和会、山口孝弘議員の質問に答弁をいたします。
初めに、質問事項1、障がい児支援について答弁いたします。
(1)1ですが、障がいにつきましては、出産前後や乳児期にわかる場合や1歳6か月児健診・3歳児健診でわかる場合、また保育園などの日常生活の場で気づく場合などがありますが、いずれにおいても関係機関の連携により、なるべく早く専門的な支援を行うことが、子どもの発達支援の観点からも重要であります。
現在、市では、妊娠時における産婦人科での定期健診費用の助成を行うとともに、幼児期の健診により、発育や発進の遅れが発見された場合には、あそびの教室やことばの相談室、つくし園へとつなげるなどの対応をとっております。しかしながら、子どもの成長・発達に関する親の理解不足や、親が子どもの障がいを受け入れられないといったことから、十分な支援ができないケースも見受けられます。
今後は、親の気持ちに寄り添い、さらなる信頼関係を築けるよう関係機関の連携を強化し、早期に適切な支援を図れるよう努めてまいりたいと考えております。
次に2ですが、現在、就学前の障がいのあるお子さんにつきましては、専門的療育の機能を持つ入通所施設や児童デイサービスなどの障がい児支援が行われているとともに、保育園や幼稚園においても受け入れが行われております。
学齢期・青年期になると、日中は特別支援学校や市内の小中学校における特別支援学級といった学校での活動が中心となり、放課後や休日、夏休みなどは、地域生活支援事業として実施されている日中一時支援事業や経過的に認められている児童デイサービス事業、児童クラブなどが利用されております。
現在は、障がいのあるお子さんは他のお子さんとは別の場で過ごすという場合が多いわけですが、就学前、学齢期、青年期のすべてにおいて、障がいのある方とない方ができるだけともに過ごせるような支援体制を整えることは大変重要な課題であります。
その一方で、障がいのあるお子さんにとっては、障がいの専門機関や教育機関において、専門的な指導や支援を受けることも必要であります。
今後は、障がいを持つお子さんの受け入れ体制を充実させるとともに、教育現場や児童クラブにおいても、障がいに対する差別や偏見を解消し、多様化する障がいの種別や程度に適切に対応できるよう、障がいを持つお子さんを担当する指導員の資質向上に努めてまいりたいと考えております。
次に、3ですが、障がいを持つお子さんについては、保健・福祉・教育など、さまざまな関係者が支援を行うものであり、子どもの成長に応じて関係者も変わることから、支援のつながりが途切れることのないよう、その連携を強化するとともに、保護者が身近に感じられる環境で相談支援を受けられるようにすることが必要であります。
また、障がいを持つお子さんの生活基盤は家庭であり、保護者の方々は身体的・精神的にも負担を感じておられることから、在宅支援の強化も重要であります。
今後は、乳幼児から学齢期、青年期以降へと一貫した相談支援に対応できるよう、個人情報保護に留意しつつ、障がいを持つお子さんについての情報を関係機関で継続して共有できる仕組みの構築に努めてまいりたいと考えております。
また、身体的・精神的な負担の解消を図るため、短期入所や日中一時支援の積極的な活用とあわせ、障がいを持つ子の親同士の情報交換や交流の場として活用できる事業所の利用を促進してまいりたいと考えております。
次に、質問事項2、ふるさと納税について答弁いたします。
質問要旨(1)の1、2につきましては、関連しておりますので、一括して答弁いたします。
ふるさと納税の現状につきましては、桜田議員からの個人質問で答弁したところでございますが、寄附の状況につきましては、現在2件ございまして、神奈川県在住の方と市内の団体から合計で62万8千481円をいただいており、使途は「一の街 めざします!便利で快適な街」と「二の街 めざします!安全で安心な街」となっております。
今後の方策といたしましては、お寄せいただいたご寄附を街づくりのために有効に活用するため、条例の整備を行い、寄附金の管理を行っていく予定でございます。
また、市外の方々に八街市を知っていただき、市内外の方々から、さらに八街市を応援していただけるように、寄附という性質を踏まえた上で、いろいろな手法を研究してまいりたいと考えております。
次に質問事項3、裁判員制度について答弁いたします。
(1)の1と3については、関連がありますので一括して答弁いたします。
裁判員制度は、平成16年5月に裁判員法が公布され、国民の中から選ばれた6人の裁判員が刑事裁判に参加し、3人の裁判官とともに、被告人が有罪か無罪か、また、どのような刑にするのかを決める制度であります。
これにつきましては、法務大臣をはじめ、裁判所等を通じて、新聞・各種報道機関での報道、またはホームページ、雑誌などに掲載され、国民に周知されているところでございます。
本市といたしましては、裁判所等と連携し、各区ヘリーフレットを回覧しているところでございます。
今後は、必要に応じて広報やちまた等への掲載及び新成人へのパンフレットの配布を行い、周知してまいりたいと考えております。
次に2についてですが、裁判員候補者は、各市町村の選挙管理委員会が管理する選挙人名簿の中から割り当てられた人数をくじで選び、千葉地方裁判所へ報告することになっております。報告を受けた裁判所が名簿を作成し、その中から1事件当たり約50人から100人が裁判員や補充裁判員の候補者となります。
本市においては、選挙人名簿登録者数、約6万人のうち、1年間に272人が候補者として選ばれることに決定されております。確率といたしましては、220人に1人の割合となり、報道されております千葉地方裁判所の選出割合と同様となっております。
次に、質問事項4、農業活性化について答弁いたします。
(1)1ですが、食を取り巻く環境は、農薬問題や産地偽装問題等が発生し、より一層の安心・安全・おいしい野菜が求められています。本市の基幹産業である農業においても、消費者の求める安心・安全な農産物の供給体制を作ることが重要な課題と考えております。
市では、そのために農薬の適正使用や生産履歴の記帳推進のほか、畜産農家が生産した、堆肥の利用を促進するとともに緑肥作物の効果を利用した減化学肥料・減農薬である環境保全型農業を推進しているところでございます。
また、八街野菜のPRといたしましては、産業まつりにおいて農産物共進会や各生産者団体による野菜の販売及びPRをしているほか、八街市観光農業協会及び八街市優良特産落花生推奨協議会では、市外のスーパーにおいて八街収穫祭を開催し、本市で生産される野菜や落花生の加工品の販売及びPRを行っております。
今後も、高品質な農産物を生産しアピールできるように、印旛農林振興センター・JA等の関係機関と連携して取り組んでまいります。
次に2ですが、現在、市役所の駐車場を利用した朝市を八街市朝市出店者組合が毎週日曜日に開催しているところであります。朝市の出店者の内訳は、野菜販売が2店舗、花き販売が1店舗となっております。
また、八街駅南口では、八街駅南口商店街振興組合が運営する施設において、落花生の加工品の販売及びPRをしております。
なお、八街駅の自由通路の利用につきましては、規則を考慮しなければならないことや駅利用者の障害になることが予想されますので、今後、関係者と十分検討してまいりたいと考えております。
次に、質問事項5、公共施設については、後ほど教育長から答弁をさせます。以上です。
教育長(齊藤 勝君)
質問事項5、公共施設について答弁いたします。
(1)1ですが、近年「生涯学習時代」といわれる中で、ゆとりある豊かな生活を求め、各自の欲求や関心を満たすため、市民の学習、文化、スポーツ活動は、非常な高まりを見せております。
また、公民館では、高齢者が自ら生きがいのある充実した生活を送ることができるような生涯学習や文化活動の発表する機会の充実を図るとともに、人づくりの拠点を目指しており、公民館の果たす役割はますます重要になってきております。
中央公民館の平成19年度利用状況を申しますと、7万3千809人の利用者があり、主催講座につきましては、26講座を実施し、参加者は延べ2千996人であり、その他に3月に実施した「こうみんかんまつり」で約4千人の参加者がありました。
今後も事業等をより充実した内容を検討するとともに、地域の皆様の期待に応えられるよう、一層の努力してまいります。
次に2ですが、中央公民館は、昭和54年11月の開館以来、約30年が経過しているため、老朽化が進む中で、本年度は、1・2階廊下床面改修工事を既に実施しており、さらに1階通路展示壁面改修に向けて現在準備を進めております。
今後も改修工事につきましては、玄関から入り、北棟及び南棟に向かう廊下の床面改修等を検討し、環境整備に努めてまいりたいと考えております。
次に3ですが、生涯学習の活動については、現在、中央公民館や図書館、スポーツプラザを中心に行われており、教育委員会ではサークル活動の育成や支援を行い、市民の参加機会の拡充を図ってきたところであります。
今後も、これらの施設を拠点として、生涯学習の推進を効果的に行ってまいりたいと考えておりますので、現在のところ、南部地域に中央公民館のような文化的施設を設置する予定はありません。
(2)1ですが、スポーツプラザの年間延べ利用件数を平成19年度と平成18年度を比較しますと、全施設の利用状況では平成19年度は7千83件で、18年度と比較しますと71件増加しています。同様に各施設を比較しますと、メインアリーナは1千915件で26件の増加、トレーニング室は1千359件で377件の増加、弓道場は271件で32件の増加でありました。その反面、サブアリーナは1千529件で47件の減少、テニスコートは1千841件で299件の減少でありました。
なお、平成19年度の利用者は全体で10万4千364人で、一般が5万9千296人で56.8パーセント、学生が8千641人で8.3パーセント、中学生以下が3万6千427人で34.9パーセントの構成でございました。
同様に、18年度の利用者は、全体で10万8千836人で、一般が6万3千770人で58.6パーセント、学生が7千823人で7.2パーセント、中学生以下が3万7千243人で、34.2パーセントの構成でございました。
次に2ですが、健康管理課及び介護保険課等で実施している事業とあわせて答弁いたします。
現在、生活全般における歩行など身体を動かすことが減少し、その結果、いわゆる運動不足が原因となる糖尿病や成人病の増加、体力の低下が社会問題となってきています。
市では、生活習慣の見直しや、運動習慣の定着を目的として、メタボリックシンドロームに該当した方を対象に、本年11月から来年3月にかけて、スポーツプラザにおいてエアロビクス教室を実施する予定であります。
また、健康増進事業として、一般の市民を対象に日常生活の中に運動を取り込むきっかけづくりとして、音楽療法を取り入れた健康教室を開催する予定となっております。介護予防の観点からは、老化現象の進行をおくらせて、要介護状態への移行を防ぐため、ストレッチや身体の各部位の働きを意識しての軽い体操等を指導しているほか、新たに10月にはボールや伸縮性のあるベルト等を使用しての「3B体操」の体験教室を予定しているところでございます。このほか、中央公民館におきましても、生きがい短期大学において、講師を招き、健康づくりをテーマに講座を開催しているところでございます。
スポーツプラザといたしましては、生涯スポーツの振興を図るため、だれでも気軽に生涯を通じて継続できるスポーツの紹介や普及に努めており、「卓球教室」や「エアロビクス教室」を実施し、運動から得られる喜びや人と人とのふれあいを通して健康づくり、体力づくりの向上を図っております。さらに、多目的広場に夜間照明を整備することで、施設の利用時間の延伸を図りましたので、夜間においてもジョギングやウオーキングをとおして健康増進や介護予防の一環として有効に活用していただきたいと考えております。
議長(山本義一君)
会議中でありますが、ここで10分間の休憩をいたします。
(休憩 午後 3時00分)
(再開 午後 3時10分)
議長(山本義一君)
再開します。
休憩前に引き続き会議を開きます。
山口孝弘君
ご答弁ありがとうございました。それでは、自席にて再質問させていただきます。
まず初めに、障がい児支援の中の障がいの早期発見、早期対応についてですが、発達障がいなどは、健診だけでは発見が難しい場合があり、保育所などの日常生活の場での気付きにより発見されることが少なくないと思います。子どもの成育のおくれについて、保育士などによる気付きをそのままにしておくことなく、適切な支援につなげていく取り組みを進めていく必要がありますが、研修の実施を促すなど、保育所等による取り組みに加え、障がい児の専門機関が保育所等を巡回支援していくことも必要ではないかと考えますが、お伺いいたします。
市民部長(小倉 裕君)
現在、公立の保育園につきましては、各園を年2回ではありますが、心理相談員に巡回していただいております。発達や発育のおくれが気になるお子さんに関する相談に応じていただいております。障がい児の専門機関による保育園等の巡回支援等のことですけれども、市内に存在します障がい児専門機関は、児童デイサービス事業所が2カ所あるのみで、障がい児の通園施設など、利用されている福祉サービス施設の多くが市外というのが、現状でございます。
したがいまして、専門機関のスタッフに保育園に向かってもらい、さまざまな指導、支援をしてもらうということは、なかなか難しいのが現状でございます。
今後の研究課題とさせていただきたいと思います。以上です。
山口孝弘君
とても重要なことだと思いますので、しっかりと研究していただきたいと思います。
次に、健診を受けていない子どもについては、すべての子どもが健やかな成長を保障する観点から、市による個別の確認を促していく必要があるが、このことについては、どのように考えているのか、お伺いいたします。
市民部長(小倉 裕君)
市では健康管理課で幼児を対象としました健診として、1歳6カ月健診と3歳児健診を実施しております。健診に来なかった場合は、再度郵便でご案内しておりますけれども、なお未診の場合は電話で連絡したり、あるいは電話で連絡できなかった方等につきましては、保健師を地区担当ごとに決めておりますので、家庭訪問を行い、お子さんの発育や発達、育児状況などを確認しておるというのが現状でございます。
山口孝弘君
今の保健師による訪問ということなんですけれども、実際、結構いらっしゃるんでしょうか。
市民部長(小倉 裕君)
初回で未受診者の方が160名、このうち再通知、あるいは電話等で受診勧奨で96名の方が受けておりますけれども、それでもまだ未受診者というのが57名いますので、実際に保健師等が家庭訪問をした実数はちょっと申し訳ないのですが、手元にございませんので、ただ、率にしましては19年度ですと、前年度よりも6.4パーセント受診の増加になっております。
山口孝弘君
ぜひとも、すべての方が受診していただけるように、とても重要ですので、よろしくお願いします。
次に、ライフステージを通じた相談支援、家族支援についてですが、就学前から学齢期への移行時、進学時、卒業時などにおいては、支援のつながりが途切れるおそれがあります。切れ目が生じないよう、関係者の連携を強化し、移行支援を図っていく必要がありますが、現状はどのようになっているのか、お伺いいたします。
市民部長(小倉 裕君)
市長が答弁しましたように、乳幼児期から青年期へと一貫した相談支援に対応できるよう、これから、その仕組みを構築してくというのが現状であります。具体的な取り組みとしましては、障害者自立支援法の施行に伴い、地域における相談支援体制を構築するための指導的役割を担う協議の場として、平成19年4月に八街市地域自立支援協議会を設置いたしました。これにつきましては、地域において障がい児・者の生活を支えるため、相談支援事業者、福祉サービス事業者、保健・医療・学校・就労支援など、地域の関係に幅広く参画していただき、困難事例の対応のあり方に関する協議、調整や地域の関係機関によるネットワーク構築に関する協議などを行うものです。
また、今年度から、この協議会に大人部会、子ども部会、就職部会の3部会を組織し、それぞれが連携を図りながら活動を展開していくことになろうかと思います。今後は業種関係者同士の連携はもちろんのこと、地域自立支援協議会とも緊密な連携を図ることにより、支援体制の強化に努めてまいりたいと考えております。
山口孝弘君
地域自立支援協議会、大人部会、子ども部会、就職部会という形で、細やかな相談支援体制をとっていくということで、とても今までになかった取り組みではありますので、今後すごくとても期待しますので、ぜひともよろしくお願いいたします。
次に、障がい児の親子の相談支援について、中心的な役割を果たす機関としては、平成17年度から児童福祉についての一義的な相談を行う者が、市町村とされたことや、障がい者の一般的な相談支援事業について、市が行っていることを踏まえると、市を基本とした相談支援体制の方策についても、一層の充実を図っていくことが必要であります。このことについては、どうお考えなのか、お伺いいたします。
市民部長(小倉 裕君)
先ほど答弁いたしましたように、今後における相談支援体制の中核的な役割を担うのが、地域自立支援協議会でありますので、この協議会に確立されるネットワークを有効に活用するとともに、市町村における相談にあっても、関係各課が個々に関わるのではなく、情報を共有し、適切な支援が行えるような体制の確立に努めたいと考えております。以上です。
山口孝弘君
よろしくお願いいたします。今後、自立支援法の見直しも行われます。サービスの混乱等が起きないように、ぜひとも八街市としての考えをしっかりと持っていただいて、対応していただきたいと思います。
次に、ふるさと納税「落花生の郷 やちまた応援寄附金」について再質問いたします。
開始から問い合わせなど、どのくらいあったのか、お伺いいたします。
総務部長(山本重徳君)
お答えいたします。先ほどから市長答弁でも触れておりますが、2名の方から既にご寄附いただいておりまして、その2名の方々から寄附される前に問い合わせがありました。現在のところ、そのほかの方からはございません。2名の方です。
山口孝弘君
わかりました。あと、ほかの市町村の動向が大変気になるところでありますが、どのような現状なのか、お伺いいたします。
総務部長(山本重徳君)
全国レベル、それから千葉県でのレベルでの調査は、全県的なレベルでの調査は行われておりませんので、自治体が開いておりますホームページ上で現在わかる範囲内での状況となりますけれども、本県内では18自治体でふるさと納税、またはまちづくり寄附金などの形でホームページ上に掲載いたしまして、PRしているようでございます。
印旛郡市内では、本市を含めまして4自治体が掲載しておりまして、鴨川市、館山市では、5千円以上の寄附をされた方に対して、お礼として特産品などを送っているようでございます。
なお、館山市では4件の寄附が寄せられまして、寄附金額の合計は16万5千円ということが公表されております。以上でございます。
山口孝弘君
わかりました。八街市では、この短期間で62万8千481円の寄附金が集まったことは大変喜ばしいことであります。もっと八街市民の方に関心を持っていただき、動向が気になるような、世間話にも話に出てくるような、愛される「落花生の郷 八街応援寄附金」にしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
次に、裁判員制度について質問いたします。
裁判員制度という名前を知っている方は多いと思いますが、実際は行かなくてもいいとか、私に関係ないだろうとか、思っている方が多いのではないかと考えます。また、人を裁くことへの不安や戸惑い、裁判に参加するために仕事を休むことに不安を覚える人も多いようですし、正当な理由もなく行かなかった場合、罰則等があるのか、お伺いいたします。
総務部長(山本重徳君)
呼び出しを受けた裁判員候補者が正当な理由がなく、行かなかった場合におきましては、裁判所の決定で10万円以下の金銭罰、過料があるということでございます。
山口孝弘君
わかりました。先ほどの市長答弁の中で、八街で272名候補者に選ばれ、220人に1人の割合で裁判員候補者になるとお聞きいたしました。大変高い確率だなと感じております。開始は来年5月21日からとなっておりますが、実際に裁判員候補者として選挙人名簿からくじによって選ばれ、裁判員候補者名簿に名前が載るのはいつ頃なのか。また、選ばれた方は裁判所から裁判員候補者として裁判員候補者名簿に登載されましたとの通知がいつ頃来るのか、お伺いいたします。
総務部長(山本重徳君)
千葉地方裁判所からの依頼によりまして、本市の選挙管理委員会がくじで裁判員候補者予定者名簿を作成いたしまして、10月上旬までに裁判所に提出いたします。その後、裁判所におきまして、裁判員候補者名簿を11月上旬頃に作成いたします。11月下旬から12月の上旬頃に候補者への名簿登載通知及び就職禁止事由や客観的な辞退事由に該当しているかなどを尋ねる調査票が送付されてくるということでございます。
山口孝弘君
わかりました。聴覚障がいなど障がいを持った方についてなんですが、この方たちも、もちろん裁判員候補者になり得る可能性があります。その場合、手話通訳などのサポートや支援が必要になってくると思いますが、どのようになっているのか、お伺いいたします。
総務部長(山本重徳君)
法令で定められている辞退事由に該当するというふうに伺っておりますので、調査票が送付された際に、そういった内容を記載していただければ辞退できると考えております。
山口孝弘君
では、次ですが、裁判員あるいは裁判員候補者として裁判に参加した場合、または裁判員候補者として裁判所に行った方に対しては、日当や交通費が支給されるとお伺いしておりますが、公務員は地方公務員法で兼業が原則として禁止されております。この日当は兼業には当たらないのか、お伺いいたします。
総務部長(山本重徳君)
裁判員等に支給される日当につきましては、地方公務員法第38条第1項に定める報酬に当たらないということでございます。したがいまして、営利企業等の従事制限の許可を受ける必要はないというように総務省から通知が私どもにまいっております。
山口孝弘君
わかりました。八街は裁判員候補者になる確率も大変高いことですし、例えば今後なんですけれども、議場を利用しての模擬裁判なども可能だとは思うんです。積極的に市民の方に周知していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
次に、農業活性化についてですが、さまざまな場所でPRしているのは大変わかりました。市長の意気込みも感じられます。しかし、このような厳しい現状だからこそ、さらなるPRをしてはいかがかということで伺ったんですが、もう一度お願いいたします。
経済環境部長(森井辰夫君)
さらなるPRということでございますけれども、私どもできるだけ機会を捉えてPRをする方針で取り組んでおります。
今後のPRの予定を申し上げますと、10月12日、これは全国消防操法大会が東京のビックサイトで開催されますので、これに当たりまして落花生のPRを予定しております。また、10月24日から26日の3日間にかけまして、市川市において第3回健康都市連合国際大会が開催されます。この中でもやはり落花生を主体としたPRを現在考えております。そのほか、これは11月でございますけれども、産業まつりや四街道のイトーヨーカドー等における収穫祭も実施いたします。
先ほど申し上げましたとおり、機会を捉えて積極的なPRをしてまいりたいというように考えております。
山口孝弘君
わかりました。さらなるPR、よろしくお願いいたします。
次に、地場産業のアピールのところで、先ほどの市長答弁で八街の自由通路の利用については、規則を考慮し、検討していくとの答弁をいただきましたが、規則については、どのようになっているのか、お伺いいたします。
建設部長(並木 敏君)
八街駅の自由通路につきましては、管理に関する規則がございます。その4条の中で禁止行為を定めております。その中で1項3号に行商、出店、その他、これらに類する行為、8号に他人へ迷惑を及ぼすおそれのある行為または通行及び管理に支障の及ぼすおそれのある行為となっております。
山口孝弘君
わかりました。そういう規則があるわけですが、やはり八街の野菜をPRをするという意味では、大変重要なことだと思います。八街の市民の方がもっと八街の農産物を知り、市民だけではなく、ほかの市町村の方も八街に来て、駅を降りて、八街市にはこういう農産物があるんだということを知るきっかけにもなると思います。ぜひともいい形で検討していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
次に、中央公民館の現状についてですが、開館以来約30年が経過して老朽化が進んでいるとのことですが、現状をもう少し詳しくお聞きいたします。
教育次長(尾高幸子君)
先ほど教育長の方からも答弁したところではありますが、これらのほかに大会議室の舞台の床、舞台のそで床張り替え、屋根の防水、冷暖房設備などの修繕等が必要となってきております。
山口孝弘君
私も中央公民館はよく利用させていただいておりますが、今おっしゃったように至るところが傷んでいる現状があります。八街に唯一の公民館でありますが、文化的意識、意欲が薄れる可能性もあり、納税意識も薄れてしまう可能性もあります。厳しい財政状況であるのは大変理解しておりますが、今後は計画的な全面的な改修も考えていかなければいけないのではないかと考えますが、お伺いいたします。
教育次長(尾高幸子君)
緊急性等も考慮しながら、財政課と十分協議しながら、順次計画的に修繕等を実施することによりまして、市民の皆様の生涯学習の場、あるいは文化活動の場などに有効に活用していただけるように努めてまいりたいと考えております。
山口孝弘君
よろしくお願いいたします。八街市総合計画2005の中で、生涯学習の現状と課題について書いてあります。活動内容の多様化に伴い、活動の場の提供や活動内容に合った施設設備への改善が高まっており、生涯学習センター施設設備の検討などを視野に入れた学習活動の拠点整備が課題となっていると書かれております。全面的な改修もそうなんですが、ぜひとも南部地域にも中央公民館のような、人が集まり、生涯学習ができる文化的施設の設置を視野に入れていただけるよう要望いたします。よろしくお願いいたします。
次に、スポーツプラザについてですが、先ほどの答弁の中で利用者は一般の方が5万9千296人とお伺いいたしました。この一般の方ですが、年齢層についてはどのようになっているのか、今後の考えについても、あわせてお伺いいたします。
教育次長(尾高幸子君)
先ほどお答えしたところでございますけれども、現段階の利用者の把握につきましては、現状では申請時の区分が一般、学生、中学生以下という3区分で行っておりますので、年齢等については把握できない状況です。今後、生涯スポーツを推進するためには、年齢に合った運動の種類や運動量を示せることが必要と考えております。まず、実態把握するための利用者の種目ごとの年齢構成が把握できるように検討してまいりたいと考えております。
山口孝弘君
データというのは、今後大変必要になってくると思います。特定健診や介護予防という視点からも40代から高齢者までの利用者を増やしていかなければなりません。また、その方たちが利用しやすい環境も整えていかなければなりませんので、ぜひともよろしくお願いいたします。
市の広報にも載っていましたが、10月から始まる3B体操についてですが、内容について、もう少し詳しくお伺いいたします。
介護保険課長(醍醐真人君)
3B体操についてご説明いたします。3B体操の3Bとは、体操をするときに使用する3つの用具の名称、ボール、ベル、ベルターの頭文字をとったもので、ボールはボールでおわかりかと思いますが、ベルとはアラビア数字の8の字の形をした空気で膨らましたビニール製のもの。ベルターとはビニール製のベルト上のひものようなものということでございます。これらを用いて、レクリエーション的な要素を多く取り入れて体操を行うというものだそうでございます。
今回、私どもの方で実施を予定しております運動教室につきましては、介護保険の要介護、要支援の認定を受けていらっしゃらない65歳以上の方を対象に、広報やちまた9月号にて参加を呼びかけまして、高齢者が日常的に運動に取り組むきっかけになればと考えておるところでございます。
なお、参考までに本日、今日現在の申し込みの状況を申し上げますと、定員30人の中で本日現在、参加申し込みが16名となっております。実施時期につきましては、10月2日、16日、23日、30日の4回、4日です。場所は市の老人福祉センターにて実施予定でございます。以上です。
山口孝弘君
介護予防についての取り組み、生活習慣の見直しや運動習慣の定着を目指した取り組みも予定されているようですので、継続して取り組んでいただき、また3B体操につきましてはスポーツプラザにおいても開催できるようにしていただきたいなと思っております。
最後に、スポーツプラザの職員についてなんですが、スポーツに関する有資格者はいるのか、お伺いいたします。
教育次長(尾高幸子君)
おりません。
山口孝弘君
わかりました。介護予防や特定健診の開始により、健康づくりには大変高い関心が出てきています。さまざまなスポーツに対する研修や介護予防に対する研修も多くありますので、健康づくりに対する職員のスキルをもっと上げていただいて、アドバイスや市民のニーズに応えられるような形にしていただきたいと要望いたしまして、私の一般質問を終了いたします。ありがとうございました。
市民部長(小倉 裕君)
先ほど山口議員さんの再質問の中で、保健師による家庭訪問の件数、ちょっと保健師の方から資料が届きましたので、報告させていただきます。
19年度実績で1歳半児健診で10件、3歳児健診で5件、計15件となっています。以上です。
議長(山本義一君)
以上で、誠和会、山口孝弘議員の個人質問を終了します。
お諮りします。本日の一般質問をこれで終わりにしたいと思います。
ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
議長(山本義一君)
ご異議なしと認めます。
本日の会議はこれで終了します。
明日は、午前10時から本会議を開き、引き続き一般質問を行います。
長時間ご苦労さまでした。
(延会 午後 3時42分)
本日の会議に付した事件
- 一般質問
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