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市議会定例会会議録 平成18年6月第2回 第1号

印刷用ページを表示する更新日:2018年3月15日更新 <外部リンク>

1.開議 平成18年6月1日 午前10時15分

1.出席議員は次のとおり

  • 1番 石橋 輝勝
  • 2番 川上 雄次
  • 3番 中田 眞司
  • 4番 古場 正春
  • 6番 新宅 雅子
  • 7番 横田 義和
  • 8番 鯨井 眞佐子
  • 9番 北村 新司
  • 10番 加藤 弘
  • 12番 山本 義一
  • 13番 京増 藤江
  • 14番 右山 正美
  • 15番 山本 正美
  • 16番 伊藤 高明
  • 17番 会嶋 誠治
  • 18番 小川 邦夫
  • 19番 押尾 巖
  • 20番 京増 良男
  • 22番 丸山 わき子
  • 23番 山本 邦男
  • 24番 小澤 定明

1.欠席議員は次のとおり

11番 古川 宏史

1.地方自治法第121条の規定による会議事件説明のための出席者は次のとおり

  • 市長 長谷川 健一
  • 助役 川崎 只雄
  • 収入役 山本 悦丸
  • 教育長 齊藤 勝
  • 総務部長 山本 重徳
  • 市民部長 松崎 のぶ子
  • 経済環境部長 川嶋 清
  • 建設部長 並木 敏
  • 教育次長 並木 光男
  • 農業委員会事務局長 成田 康雄
  • 監査委員事務局長 江澤 弘次
  • 選挙管理委員会事務局長 加藤 多久美
  • 財政課長 長谷川 淳一
  • 水道課長 森井 辰夫
  • 国保年金課長 今井 誠治
  • 介護保険課長 醍醐 真人
  • 下水道課長 吉田 一郎
  • 学校給食センター所長 石井 勲
  • 総務課長 加藤 多久美
  • 厚生課長 朝稲 保男
  • 農政課長 浅羽 芳明
  • 道路管理課長 勝股 利夫
  • 庶務課長 河野 政弘

1.本会議の事務局長及び書記は次のとおり

  • 事務局長 山本 朝光
  • 主査 水村 幸男
  • 主任主事 須賀澤 勲
  • 主任主事 石川 洋之

1.会議事件は次のとおり

議事日程(第1号)

平成18年6月1日(木曜日)午前10時開議

  • 日程第1 会議録署名議員の指名
  • 日程第2 会期の決定
  • 日程第3 常任委員の所属変更の件
  • 日程第4 印旛衛生施設管理組合議会議員の選挙
  • 日程第5 八街市消防委員会委員の選出
  • 日程第6 議案の上程
    • 諮問第1号、議案第1号から議案第7号
    • 提案理由の説明
  • 日程第7 閉会中の継続審査の件
    • 古場正春議員の不穏当発言に関する調査
    • 委員長報告
  • 日程第8 休会の件

議長(小澤定明君)

 開会に先立ち、議長より申し上げます。
 地球温暖化防止及び省エネルギーに資するため、本日から会議出席者は、上着及びネクタイの着用は自由とします。
 次に、長谷川市長から発言を求められておりますので、これを許します。

市長(長谷川健一君)

 平成18年6月定例会、新部課長のご紹介をいたしますので、どうぞ準備してください。
 それでは、平成18年4月1日付の人事異動に伴い、新しく部長及び課長職となりました職員の紹介をいたします。
 教育委員会教育次長の並木光男でございます。
 議会事務局長の山本朝光でございます。
 経済環境部生活環境課長の中根一訓でございます。
 次に、会計課長の伊藤はつ子でございます。
 以上で紹介を終わらせていただきます。今後ともよろしくお願いを申し上げます。

議長(小澤定明君)

 本日、平成18年6月第2回八街市議会定例会は、ここに開会される運びとなりました。
 この定例会は、諮問1件、議案7件が提出されることになっています。
 慎重に審議を尽くされ、市民の負託に応えられますよう、期待いたしますとともに議会運営につきましても、ご協力をお願いいたしまして、開会のごあいさつといたします。
 ただいまから、平成18年6月第2回八街市議会定例会を開会します。
 ただいまの出席議員は21名です。議員定数の半数以上に達していますので、この定例会は成立しました。
 これから、本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、配付のとおりです。
 日程に入る前に報告いたします。
 最初に、林政男議員から平成18年5月15日付で、議員辞職願が提出され、同日に許可しました。
 また、林義雄議員から平成18年5月16日付で、議員辞職願が提出され、同日に許可しました。
 次に、地方自治法第121条の規定に基づく出席者は配付のとおりです。
 次に、古場正春議員の不穏当発言に関する調査特別委員会より、審査報告書が提出されましたので、その写しを配付しておきました。
 次に、監査委員から、2月、3月及び4月予算執行分に係る例月出納検査報告書が提出されましたので、その写しを配付しておきました。
 次に、市長の専決処分事項に指定されている損害賠償額の決定についての報告2件が議長あてに提出されましたので、その写しを配付しておきました。
 次に、地方自治法第100条第12項及び会議規則第163条第1項の規定に基づく議員派遣について、配付の資料のとおり派遣を行いました。
 次に、地方自治法第104条の規定により、議会の代表として出席した会議等は、配付のとおりでございます。
 次に、全国市議会議長会表彰、関東市議会議長会表彰及び千葉県市議会議長会表彰の伝達を行います。
 丸山わき子議員、前へお願いいたします。

(伝達)

議長(小澤定明君)

 各、全国、関東、千葉県で記念品がありますので、一括してお渡しします。
 続きまして、押尾巖議員、小川邦男議員、会嶋誠治議員、山本正美議員、伊藤高明議員、右山正美議員、それと私、小澤定明です。
 どうぞ、前へ出ていただきたいと思います。

(伝達)

議長(小澤定明君)

 以上で、表彰伝達式を終わります。
 次に、本日の欠席の届け出が、古川議員よりありました。
 また、山本総務部長より欠席の届け出がありました。
 以上で報告を終わります。
 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員の指名は、会議規則第81条の規定に基づき横田義和議員、鯨井眞佐子議員を指名します。
 日程第2、会期の決定についてを議題とします。
 この件については、議会運営委員長より発言を求められておりますので、これを許します。

横田義和君

 平成18年6月定例会の会期等を協議するため、去る5月25日、議会運営委員会を開催し、協議いたしましたので、その結果についてご報告します。
 6月定例会に上程される案件は、諮問1件、議案7件であります。
 次に、一般質問の通告が、個人質問12人からありました。
 以上の案件を審議するため、6月定例会は、お手元に配付してあります会期表案のとおり、会期を本日から6月16日までの16日間と協議決定いたしましたので、この会期等にご賛同を賜り、円滑な議会運営ができますよう議員各位のご協力をお願い申し上げまして、議会運営委員長の報告といたします。

議長(小澤定明君)

 ただいまの委員長報告のとおり、この定例会の会期は、本日から6月16日までの16日間とすることにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

議長(小澤定明君)

 ご異議なしと認めます。
 会期は16日間に決定いたしました。
 日程第3、常任委員の所属変更の件を議題といたします。
 総務常任委員の山本邦男議員から教育民生常任委員に、教育民生常任委員の加藤弘議員から経済環境常任委員に、経済環境常任委員の押尾巖議員から教育民生常任委員に、それぞれ委員会の所属を変更したいと申し出がありました。
 お諮りいたします。委員会条例第5条第2項の規定に基づき、山本邦男議員、加藤弘議員及び押尾巖議員からの申し出のとおり、それぞれ常任委員会の所属を変更することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

議長(小澤定明君)

 ご異議なしと認めます。
 それぞれの常任委員会の所属を変更することに決定いたしました。
 教育民生常任委員会副委員長及び経済環境常任委員会委員長が不在となっています。
 これから、しばらく休憩しますので、両常任委員会は委員会を開会し、互選をお願いいたします。
 本会議再開時刻につきましては、事務局よりご連絡いたします。
 しばらく休憩いたします。よろしくお願いいたします。

(休憩 午前10時37分)
(再開 午前10時45分)

議長(小澤定明君)

 再開します。
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 報告いたします。
 教育民生常任委員会副委員長に、横田義和議員。経済環境常任委員長に加藤弘議員と決定いたしました。
 経済環境常任委員長就任のあいさつをお願いいたします。

加藤 弘君

 ただいま、経済環境常任委員長ということで、皆さんのご推挙をいただき、委員長として職務を全うするよう一生懸命努めてまいりますので、皆様方のご指導、ご協力等をよろしくお願い申し上げます。甚だ整いませんが、ごあいさつにかえさせていただきます。よろしくお願いいたします。

議長(小澤定明君)

 以上で、就任のあいさつを終わります。
 日程第4、印旛衛生施設管理組合議会議員の選挙を行います。
 以下、組合議員の選挙と略称いたします。
 組合議員が1名欠員となっています。
 お諮りします。選挙の方法は、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にしたいと思います。
 ご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

議長(小澤定明君)

 ご異議ありませんので、そのように決定いたします。
 お諮りします。指名の方法は、議長が指名することにしたいと思います。
 ご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

議長(小澤定明君)

 ご異議ありませんので、そのように決定いたします。
 組合議員に、鯨井眞佐子議員を指名します。
 お諮りします。ただいま、議長が指名した鯨井眞佐子議員を組合議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

議長(小澤定明君)

 ご異議なしと認めます。
 ただいま指名しました鯨井眞佐子議員が、組合議員に当選されました。
 ただいま組合議員に当選されました鯨井眞佐子議員が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定により、組合議員の選挙の当選人と告知いたします。
 日程第5、八街市消防委員会委員の選出についてを議題とします。
 八街市消防委員会委員1名が欠員となっております。
 八街市消防委員会条例第4条第2項の規定による議会選出の消防委員会委員として、右山正美議員を選出したいと思います。
 ご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

議長(小澤定明君)

 ご異議ありませんので、右山正美議員を八街市消防委員会委員として選出することに決定いたしました。
 日程第6、議案の上程を行います。
 諮問第1号及び議案第1号から議案第7号を一括議題とし、採決は分割して行いたいと思います。
 ご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

議長(小澤定明君)

 ご異議なしと認めます。
 諮問第1号及び議案第1号から議案第7号の提案理由の説明を求めます。

市長(長谷川健一君)

 本日、ここに平成18年6月第2回八街市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には公私ともご多用のところご参集いただき、誠にありがたく御礼を申し上げます。
 なお、本年4月28日、ご逝去されました前市長、原口行光氏は、職員、助役、町議会議員、町長、市長として、永年にわたり町の発展に尽力をされました。そのご功績をたたえて、八街市民葬を執り行い、市民とともにご冥福をお祈り申し上げたいと存じます。
 それでは、本定例会に提案いたしました案件は、人事に関する諮問1件、議案として、人事案件1件、専決処分の承認を求める案件4件、条例の改正1件、備品の購入案件1件の計7議案でございます。よろしくご審議くださるようお願いを申し上げます。
 それでは、提案いたしました議案等について、ご説明申し上げます。
 諮問第1号は、人権擁護委員候補者の推薦についてでございます。人権擁護委員であります「川名部榮一」氏の任期が平成18年9月30日をもって満了することに伴い、新たに「八街市八街に128番地5 綿貫則子」氏を人権擁護委員に推薦することについて、議会の同意を求めるものでございます。
 議案第1号は、監査委員の選任についてでございます。
 代表監査委員「富澤幸夫」氏が平成18年4月19日に逝去されたことに伴い、新たに「八街市吉倉604番地 寺嶋啓修」氏を監査委員に選任することについて、地方自治法第196条第1項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。
 議案第2号から議案第5号までは、市議会を招集する暇がなかったため専決処分したことについて、地方自治法第179条第3項の規定により議会に報告し、承認を求めるものでございます。
 それでは、各議案ごとにご説明申し上げます。
 議案第2号は、八街市税条例の一部改正でございます。これは、地方税法等の改正に伴い、八街市税条例の一部を改正し、本年4月1日から施行する必要が生じたことから専決処分したものでございます。主な改正点でございますが、まず個人の市民税について、応益性や偏在度の縮小といった観点を踏まえ、所得割の税率を平成19年度から一律6パーセントとすること、市たばこ税について、平成18年7月1日以降に売り渡し等が行われた製造たばこに限り、旧3級品以外は1千本につき321円、旧3級品は152円の引き上げを行うものでございます。固定資産税につきましては、昭和57年1月1日以前から所在する住宅について、平成18年1月1日から平成27年12月31日までの間に、一定の基準のもとに耐震改修を行った場合に、税額を2分の1減額する措置を追加するなど、所要の整備を行ったものでございます。
 議案第3号は、八街市都市計画税条例の一部改正でございます。これは、地方税法等の改正に伴い、条項の所要の整備を行ったものでございます。
 議案第4号は、八街市国民健康保険税条例の一部改正でございます。これは、地方税法等の改正に伴い、八街市国民健康保険税条例の一部を改正し、本年4月1日から施行する必要が生じたことから専決処分したものでございます。
 主な改正点でございますが、公的年金等控除の見直し及び老年者控除の廃止に伴い、国民健康保険税負担が増加する高齢者に配慮するために控除を設け、平成18年度から2年間かけて、段階的に移行する経過措置を講ずるものでございます。
 議案第5号は、平成18年度八街市一般会計補正予算でございます。これは、市政発展に多大な功績を残された原口行光前市長が4月28日に逝去され、市民葬を執り行うこととしたことに伴う執行経費として、平成18年度八街市一般会計予算を補正する必要が生じたことから専決処分したものでございます。
 議案第6号は、八街市営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。これは、土地区画整理法及び公営住宅法施行令の改正に伴い、引用条項及び特別の事由による公募の例外規定を改正するものでございます。
 議案第7号は、八街中央中学校備品の購入についてでございます。これは、去る5月17日に一般競争入札を行い、契約の相手方との仮契約が整いましたので、地方自治法第96条第1項第8号の規定により議会の議決を求めるものでございます。契約の相手方は、八街市八街ほ208番地633、株式会社テラサ代表取締役、寺澤武憲、購入価格は、5千431万6千5百円でございます。
 以上で、提案いたしました議案等の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、可決くださるようお願いを申し上げます。
 なお、議案ではございませんが、平成17年度繰越明許費につきましては、議案とあわせて配付してございます、繰越計算書をもって報告にかえさせていただきます。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。

議長(小澤定明君)

 お諮りします。ただいま議題となっています諮問第1号、人権擁護委員候補者の推薦について及び議案第1号、監査委員の選任については、人事案件ですので、質疑、委員会付託及び討論を省略して、直ちに採決したいと思います。
 ご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

議長(小澤定明君)

 ご異議なしと認めます。
 諮問第1号、人権擁護委員候補者の推薦については、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものです。
 お諮りします。この件については、直ちに意見を決定したいと思います。
 人権擁護委員候補者を市長の推薦のとおり適任と認めることにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

議長(小澤定明君)

 ご異議なしと認めます。
 諮問第1号は、市長の推薦のとおり適任と認めることに決定いたしました。
 次に、議案第1号、監査委員の選任についてを採決します。
 この議案に同意することに、ご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

議長(小澤定明君)

 ご異議なしと認めます。
 議案第1号は、同意することに決定いたしました。
 お諮りいたします。ただいま議題となっています議案第7号、八街中央中学校備品の購入については、会議規則第37条第2項の規定に基づき、委員会付託を省略し、直ちに質疑、討論及び採決を行いたいと思います。
 ご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

議長(小澤定明君)

 ご異議なしと認めます。
 これから、議案第7号に対しての質疑を行います。

丸山わき子君

 それでは、本来なら教育民生常任委員会に付託されるべきことなんですが、先ほどの説明ですと、期日が迫っているということで、本日の採決ということですので、若干説明いただきたい、このように思いまして質問をいたします。
 それでは、まずこの一般競争入札ということなんですが、その落札率はどのくらいだったのか。それから、備品は何品目、何個あるのか。それと、一括発注をした理由、その辺についての説明をいただきたいと思います。

財政課長(長谷川淳一君)

 それでは、私の方からは落札率について、ご説明をさせていただきます。
 今回の一般競争入札における予定価格に対する落札率でございますけれども、94.37パーセントでございました。

教育次長(並木光男君)

 それでは、お答えいたします。
 品目数ですけれども、全部で230品目と、ほかにカーテンがございます。個数といたしましては、2千140個の数になっております。
 それと、一括の理由でございますけれども、まず230品目ありますので、個々に発注するよりも、一括発注した方がより安くできるんじゃないかということでございます。
 それと、一般競争入札にしたことについては、より透明性があるということで、一括に購入した理由でございます。以上です。

丸山わき子君

 今、説明の中で一括発注をした理由について、一括に発注の方が安いのではないかということなのですが、その辺の調査・研究をされたのかどうか。その辺、1点お伺いしたいのと、それから入札のあり方として、地元業者育成、今大変経済が不安定な中で、業者が大変な状況になっていると。そういう意味では、地元業者の育成をするということでは、一定の分割発注も検討すべきではなかったかというふうに思うんですが、その辺の検討はされたのかどうか。その辺についてお伺いしたいと思います。

教育次長(並木光男君)

 それでは、設計に当たってのことなんですけれども、要するに一括発注するということで、備品関係ですから大抵のものについては定価がございます。今まで納品されたというか、買った実績、そういうものを資料にしまして、定価からある割合を引きまして積算してございますので、より安くなっているのではないかと思われます。

財政課長(長谷川淳一君)

 ご質問の趣旨なんですけれども、地元業者の育成を図っているのかということだと思うんですけれども、これにつきましては、従前より地元業者の育成ということから、18年度からにつきましては、一般競争入札を本格実施、1千万円以上本格実施ということで、今回は1千万円以上あるということから一般競争入札を行っております。また、1千万円未満につきましては、先ほど申し上げましたように、地元業者の育成ということから指名競争入札、これも地元業者をある程度重点的に選定していくというような形で行ってきております。これも今後継続して行っていきたいと考えております。

丸山わき子君

 落札率からいきますと94パーセントということで、決して私はこれ定価より安くなっているというふうには思えないんですね。それと、今、地元業者の育成に関しては1千万円以下だというようなことを言われているんですが、これ分割発注すれば、地元業者に対してもっと仕事を提供することができたんじゃないかなというふうに思うわけなんですよ。ですから、そういう意味では、もっと地元業者を育成という立場で入札のあり方というのは、今後検討すべきじゃないかなというふうに思います。
 質問が2回までしかできませんので、意見を述べまして、私の質問といたします。以上です。

石橋輝勝君

 それでは、お伺いいたします。この一般競争入札をこの物件に関してはされたということでありますけれども、その公示方法は従来のとおりでいきますと、ホームページ上に掲載されて、それを見た方が入札してくるということではないかなと思うわけですけれども、それでこの入札として、この業者の方に周知徹底して、この入札に参加できるのか。そこら辺ちょっとお尋ねいたします。

財政課長(長谷川淳一君)

 今、ホームページというお話でしたけれども、ホームページ以外に告知の方法といたしましては建設新聞、これは業界紙でございますけれども、これがかなり大きな周知方法として大きいというふうに考えております。あとは公告文を掲示しておるわけでございますけれども、今回確かに、今、一般競争入札ということでやったわけでございますけれども、結果的には3社の参加だったということでございます。これにつきましては、昨年もたしか教育委員会関係で、コンピューターの購入ということで、一般競争入札でやったところ2社しか参加が得られなかった。これは周知方法等、いろいろ検討しなくちゃいけないということで、今回につきましては、通常は公告日にホームページ、あるいは建設新聞の方にそういった記事の掲載をしておるわけでございますけれども、より周知方法を徹底するということで、1週間前に予告記事という方法を新聞の方にお願いして掲載しております。
 そういった改善も図ったわけでございますけれども、今回3社ということでございましたので、ちょっとその辺は今後の検討課題というふうに考えております。

石橋輝勝君

 市内の業者育成という方針からいきますと、やはりこの建設新聞、あるいはホームページだけでは不十分ではないかなと思うわけでありまして、やはりある程度実績のある業者には周知させる方法も考える必要があるのではないかなと思うわけであります。
 それで、内容的にも、これはかなり現場を見ないと見積もれないと。単に設計書だけでは見積もれないと思うわけでありますけれども、3社入札する前にやはり現地も見ないと、しっかりした見積もりはできないと思うわけでありますけれども、そこら辺の説明はどのようにして入札まで行ったわけでしょうか。

財政課長(長谷川淳一君)

 ちょっと質問の趣旨なんですけれども、要するに事前にそういったものをもっと業者の方に周知というか、説明を図るべきではないかというような趣旨でしょうか。

石橋輝勝君

 市内業者周知に対する方法として、建設新聞、ホームページだけでは足りないんではないですかと。もっとほかの方法が検討されてはよろしいのではないですかということと、それと内容的に現地をきっちり見ないと、正式な見積もりが出ない物件だと思います。ですから、その公示、ホームページ、あるいは建設、いろんな資料はその後に出していくわけでしょうけれども、適切な見積もり価格を出させるために、いかなる配慮をされたのかということをお聞きしたいと思います。

財政課長(長谷川淳一君)

 ホームページ、建設新聞だけでなくて、もっとほかの方法ということなんですけれども、これにつきましては、先ほどもご答弁したように、今後検討しなければいけないというふうに考えております。ただ、この物品購入につきましては、周知方法というのはなかなか難しいものでございまして、事前に予告記事も載せたわけでございますけれども、なかなか効果があらわれなかった。県内、他市町村の状況をちょっと調べてみたんですけれども、この物品関係を一般競争入札でやっているというのは、なかなか見当たりません。そういった実績があるところであれば、その周知方法も参考にしたいというので、いろいろ聞いてみたりしたんですけれども、なかなかそういったところはほかの市町村でも一般競争入札で、この物品をやっているところが、現在のところちょっと見当たりませんでしたので、今後もしあれば、そういうところも参考にしていきたいというふうに考えております。これにつきましては、入札制度検討委員会の中で、今後検討していくというふうになろうかと思います。
 また、内容的に現場を見ないと十分な積算ができないのではないかというようなことでございますけれども、これにつきましては、一般競争入札は参加者が事前に設計図書等の購入をし、十分その積算期間、見積もり期間をとってございますので、そういうのはないというふうに考えております。

議長(小澤定明君)

 ほかに質疑はありませんか。

右山正美君

 ちょっと若干お聞きしたいと思いますが、今、財政課長が一括購入で入札をやったということなんですけれども、これが分けて発注したら、もっともっと入札参加者は増えてくるんではないかなと、そういう具合に思いますよ、3社だけということですからね。一括購入、230品目でしょう。これを全体的にやったら、なかなかそういった業者というのは、少なく絞られてくるわけですから、それで3社になったと思うんですよ。ですから、その辺は改善しなきゃいけないなと、そういう具合に思いますね。
 それから、建設は順調に進んでいると、こういうふうに説明の中でもあったわけなんですよ。そうしたら、教育民生常任委員会にかけないで、今、採決するわけでしょう。建設が順調に進んでいるというのにも関わらず、こういった緊急なそういう備品の発注を行わなきゃいけなかったというところをちょっと私は疑問に思うんですけれども、その辺どうしてこういう事態になったのか、まず説明願いたいと思います。

教育次長(並木光男君)

 その理由でございますけれども、まず備品の中にはカーテンも含まれます。そのカーテン類については、原寸で出しますから、現地で測って、それで裁断するということもございます。さらにカウンターであるとか、書架、こういうものも現場に合わせて取りつけしますので、その測る時間といいますか、それと製作時間、これを要しますので、議決を早くいただきたいということの理由でございます。

右山正美君

 いやいやそういうことじゃなくて、そういう備品とか、そういったものについては設計上、ある程度もう工程も出ているし、全部出ているわけじゃないですか。ですから、そういった意味からすれば、全体的に考えればもっと早く、私はこういった入札なんかでも、品目も出せるんじゃなかったのかと言っているんですよ。だから、こういう差し迫って、どうしても早くやらなきゃいけないからといって、教育民生常任委員会で十分審議しないで、ただただそういった形で入札を早くやって、すぐに採決にしちゃうという、これはちょっと私はまずいんじゃないかなと。
 一括発注の方が透明性もあるし、安くなるんではないかなというふうに答弁されたんですけれども、これは先ほども丸山議員が言われましたけれども、94.37パーセントなんて、これは上位貼り付けですよ、絶対に。もっともっと落札率が低ければ、財政的にも助かるんですし、八街市はまして金がないというふうに言っているわけですから、その辺についてやはり落札率、これはやはり厳正に見る必要があるんではなかったかなというふうに思いますよ。部分発注をすればもっともっと入札参加者が増える。やはりそういったものについて徹底する。あとは入札率を引き下げていく、これで財政も助かるし、そしていろんな事業ができるわけですから。やはりその辺を十分検討して、もっともっと1社だけじゃなくて、2社、3社、そういった市内業者いっぱいあるわけですから、そういった人たちもやはり市の行事に参加して、ましてその会社が潤えば税金も入ってくるわけですから、やはりその辺のところは、今後十分検討していってもらいたいなと、そういう具合に思います。以上です。

議長(小澤定明君)

 ほかに質疑はありませんか。

川上雄次君

 入札に3社が参加ということですので、入札価格、3社それぞれの金額は発表していただけますか。

財政課長(長谷川淳一君)

 それでは、参加した業者でございますけれども、まず株式会社一正堂、それからコクヨ東京販売株式会社、それから株式会社テラサの3社が、今回の入札に参加しております。それぞれ入札金額でございますけれども、これ今手元にございますのが、消費税抜きの金額でございます。ですから、今申し上げる金額に消費税を加えた金額が、入札に際する金額というふうにご理解いただきたいと思います。
 まず、株式会社一正堂でございますけれども5千430万円、それからコクヨ東京販売株式会社が5千410万円、それから株式会社テラサ、これが5千173万円で、5千173万円に消費税を掛けた結果が、5千431万6千500円で落札したということでございます。

議長(小澤定明君)

 ほかに質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

議長(小澤定明君)

 質疑がなければ、これで質疑を終了いたします。
 これから、討論を行います。
 議案第7号についての討論を許します。

(「なし」と呼ぶ者あり)

議長(小澤定明君)

 討論がなければ、これで議案第7号の討論を終了いたします。
 これから、採決を行います。
 議案第7号、八街中央中学校備品の購入についてを採決します。
 この議案は、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

(起立全員)

議長(小澤定明君)

 起立全員です。議案第7号は、原案のとおり可決されました。
 日程第7、閉会中の継続審査の件、古場正春議員の不穏当発言に関する調査についてを議題とします。
 最初に、古場正春議員より謝罪の申し出がありましたので、これを許します。

古場正春君

 こんにちは。古場正春でございます。
 この席をお借りしまして、私の報告とおわびを申し上げます。
 私の議員辞職勧告について、市民の皆様並びに関係者の方々に大変ご心配をおかけいたしましたことに、深くおわび申し上げます。
 平成18年3月1日、八街市議会本会議において、議長から「古場正春議員に申し上げます。先ほど世論の話として、委託価格、市長側近に利益誘導したのか。大体10年もやらせて1億円くらい、5千万円ぐらいの儲けをというような、この議会での発言、この話はどこから出たのか。先ほど、私が名前の公表と申しましたが、その公表をお願いしたいと思います」と議長からの言葉でしたので、世論の人の名前を公表しなさいとお願いされましたので、平成18年3月20日に市長に報告いたしました。今回の不当発言に対し、市長に提出させていただいた質疑の根拠についての報告書の全文です。
 平成18年3月1日並びに同年3月2日の八街市議会本会議において、市長に対し市議会議員としての根拠を示さず、不適当な発言によりお騒がせしたことについて、深くおわび申し上げます。今回の質疑に関して、八街市議会議員○○氏より、週2、3回、4年あまりの不正等に抵触しそうな数々の情報の提供を受け、八街市を住みよい町にするという志が私と同じだと思い、議長、副議長も務められた経緯のある現職議員○○氏からの情報提供でしたので、今回質疑をさせていただきました。
 この質疑に関し、長谷川市長はじめ市民に対し、質疑の根拠を提示しなければなりませんので、現在、議会事務局長に対し、○○氏からの事実の確認をお願いいたしておりましたが、今回の私に対しての議員辞職勧告決議案に賛成されました○○氏が、質疑の根拠について事実をお話いただけるか、わかりません。

(議場内より発言…○○氏じゃわからない。○○氏のところ入れろよ。正確な報告しなさいよ。正確な報告ということは、名前まで言わなくちゃわからないでしょう。私のことを言っているのですか。○○氏というのは。)

古場正春君

 これは、今の○○氏は、みんな林義雄元議員でございます。
 質疑の根拠について、事実をお話いただけるか、わかりません。その場合、私に情報提供している会話等、録音したテープも存在していますので、必要とあればお聞かせすることもできますと、市長に報告しました。
 平成18年4月21日、この世論の人を市長室へ連れていき、21日、午後4時、古場正春、小川邦夫議員と世論の人林義雄議員、3人で市長室に伺い、情報提供者の世論の人を連れてきましたと、4、5回市長に紹介いたしました。市長のもとに情報を提供した方を連れていけば、直接真実について市長よりその方に事実確認が当然ながらあると思っておりましたが、何ら確認がなく残念に思います。
 今後は、議員の発言の影響力を十分に自覚し、事実関係を十分調査した上で、議会の質疑等を行ってまいります。
 以上、報告いたします。

加藤 弘君

 今のは経過説明なんですか、謝罪なんですか、どっちなんですか。はっきりしてください。

議長(小澤定明君)

 古場議員に申し上げます。謝罪なんですか、経過報告なんですか。

古場正春君

 経過報告と謝罪でございます。

中田眞司君

 経過報告、謝罪と聞いたわけですけれども、この不穏当発言に対しての謝罪文として、今の内容として私の聞いた中では、とても謝罪文とは思えないので、また謝罪文として改めて提出していただきたいと思います。

古場正春君

 これは、市長に謝罪文はお渡ししてあります。

川上雄次君

 とても謝罪とは思えない発言であると同時に、謝罪をしたら責任はあとどうとるのかと。謝れば済むというものじゃないので、責任のとり方についての返答を求めます。

議長(小澤定明君)

 古場正春議員、いかがですか。

古場正春君

 これは、私もまだやりかけた仕事もありますので、それを全うしたら考えてみます。

川上雄次君

 古場氏本人が、調査委員会で不十分な調査で誤った発言をしたと言っているんですね。それで、議会の発言だけじゃなくて、何回も市民に新聞折り込みで不正があるかのような宣伝をしていると、そういった悪宣伝をしたことに対する責任はどうするんですか。

古場正春君

 この後は、別にかわら版は一つも出しておりません。

加藤 弘君

 今の古場議員の答弁ですけれども、この調査委員会にかかっている最中に、かわら版が出てきますよね。それはどういうふうに説明するんですか。

古場正春君

 それは、12月のかわら版だと思います。

加藤 弘君

 4月1日に出ていますよ。

右山正美君

 私も調査委員会の一人でありますが、3回目の調査委員会をやった中で、全員協議会の中でも文章を出されて、各議員からいろんな意見が出ました。その一つとして、やはり辞職をしてほしいと、こういう一つの文章と、二つ目にはやはり古場議員の態度そのものが、やはり謝罪になっていないんだと、そういう二つの問題が大きく取り上げられて、そして調査委員会を行ったわけであります。謝罪文の中身についても触れて、そしてその中身ももっと重厚にしていこうということで、調査委員会の中で討議されて、そしてその文章については委員長、副委員長と当の古場議員、これに最後に私どもは同意して、中身を検討して謝罪文を出すということになっておったわけでありますが、話を聞くと何か一方的にファクスを流して、これでやるんだというふうにされたわけで、これはやはり調査委員会の能力も、我々も問われてくるんですけれども、その辺についてはちゃんとしっかり古場議員は受け止めて、そういった謝罪文を真摯に受け止めて、やはり書いていかなきゃいけなかったのかなと思うんですけれども、今聞いた限りでは、報告なのか。3月議会の議場が混乱して大変な状態になったわけで、今もこういう議場が混乱しているわけですから、その辺はもうちょっと真摯に受け止めて、私はせっかく委員長、副委員長がいるわけですから、やはりそういった方と相談して、そして謝罪文は書くようにというふうに言ったんですから。その辺はやはりしっかり受け止めてやっていく必要があるんじゃないかなと思いますけれども、その辺については、ちょっと古場議員から説明を受けたいと思いますが。

古場正春君

 そのときの謝罪文も全員協議会のときに提出してあります。

丸山わき子君

 議場でこういうことをやりとりしていてもしようがないわけで、やはりもう一度、全員協議会できちんと問題は何なのかと、明らかにすべきじゃないですか。ここですべきではない、このように思います。

議長(小澤定明君)

 会議中でありますが、しばらく休憩いたします。
 なお、休憩中に議会運営委員会を開会しますので、関係する議員は第2会議室にお集まりください。本会議再開時刻につきましては、事務局より連絡いたしますので、よろしくお願いしたいと思います。

(休憩 午前11時30分)
(再開 午後 3時45分)

議長(小澤定明君)

 再開します。
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 最初に、古場議員より発言を求められておりますので、これを許します。

古場正春君

 皆様には本当にご迷惑をかけました。
 午前中の経過報告とおわびは削除させていただきます。

議長(小澤定明君)

 お諮りします。ただいまの古場議員の申し出のとおり、発言の取り消しをすることにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

議長(小澤定明君)

 ご異議なしと認めます。
 発言の取り消しをすることに決定いたしました。
 次に、再度古場正春議員より謝罪の申し出が出ておりますので、これを許します。

古場正春君

 謝罪文。平成18年6月1日。
八街市長、長谷川健一様、市民各位様、八街市議会議長、小澤定明様、有限会社横田造園土木取締役、横田とみ子様。
 八街市議会議員、古場正春。
 私の、平成18年3月1日並びに同年3月2日の八街市議会本会議における「スポーツプラザの委託、これを市長側近に利益誘導したのか。大体10年もやらせて1億5、6千万のうち、儲けの半分の5千万円ぐらいをもらったのか。」の長谷川市長への発言などは、情報提供者からの偽りの話を十分な裏づけ調査などの確認をせず、しかも自らの勝手な憶測と推測により、発言内容を膨らませたことは、議会はもとより八街市政の信頼を失墜させたもので、誠に申し訳ありませんでした。
 特に、市議会議員の責務の一つである地方自治法132条「品位の保持として議会の議員は無礼な言葉を使用し、また他人の私生活にわたる言論をしてはならない」との規定を著しく逸脱し深く反省するものであります。ここに皆様の名誉と信用を著しくおとしめたものであり、心からなる謝罪を申し上げますとともに、やり残したことを解決したら辞職して責任を全うするものであります。以上でございます。

議長(小澤定明君)

 次に、地方自治法第117条の規定により、古場正春議員の退席を求めます。

(古場正春議員退席)

議長(小澤定明君)

 次に、古場正春議員の不穏当発言に関する調査特別委員長の報告を求めます。

山本正美君

 古場正春議員の不穏当発言に関する調査特別委員会に付託されました調査につきまして、去る4月25日及び5月23日に委員会を開催し、審査いたしました。
 審査の結果はお手元に配付してあります報告書、これを読み上げさせていただきたいと存じます。
 事件。古場正春議員の不穏当発言に関する調査。
 平成18年3月1日並びに同年3月2日の八街市議会本会議における古場議員の「スポーツプラザの委託、これを市長側近に利益誘導したのか。だいたい10年もやらせて1億5、6千万円のうち、儲けの半分の5千万円位をもらったのか。」の一連の発言は、情報提供者からの偽りの話を十分な裏づけ調査などの確認を怠ったものであり、しかも自らの勝手な憶測と推測により発言内容を膨らませて、議会等を混乱せしめたことは浅はかであったなどの陳述でありました。
 特に、古場議員が情報提供者からの裏付けとして申し出のあった録音テープには、上記の情報提供がないことを確認致しました。なお、この録音テープは盗聴的要素が極めて多いものでありました。
 よって、これらの発言等は、市議会議員の責務の一つである地方自治法第132条「品位の保持として議会の議員は、無礼の言葉を使用し、または他人の私生活にわたる言論をしてはならない」との規定を著しく逸脱したものであり、これは、議員発議として出された辞職勧告決議もやむを得ないものと思料されるものであります。
 なお、平成18年5月17日に開催された全員協議会において、古場議員に誠意ある謝罪と的確な対応が全議員から求められ、古場議員は「やり残したことを解決したら辞職する」との明言があったことを付記いたします。
 このとおりでありますが、若干審査内容について、ご報告申し上げます。
 平成18年4月25日の調査特別委員会において、古場議員のさまざまな発言を踏まえて、この委員会では、新たに名前の出てまいりました林義雄議員から意見を聞くことが必要と決議がされ、ご出席をいただき伺った概要は次のとおりでした。
 委員長から、最初にスポーツプラザ緑地保守管理業務の委託価格で、側近に利益誘導したとの古場議員の発言に対して、長谷川市長は「全くそんなことはございませんので、非常に不可解でもあるし、私はそのことによって、まだ結果は出ていませんけれども、結果次第では非常に名誉を傷づけられたということで、非常に憤慨しております。」という答弁をなされております。林議員は市長の発言をどのように思いますか、と言う質疑に対して、林義雄議員は、「古場議員に、そのスポーツプラザの件について、管理費その他について、話をしたことはありません。」と言う答弁でした。
 次に委員長から、「5千万円くらいの儲けをもらったのかというような、そういうあれもあるのですよ。これは儲けの半分でももらったのか。」という古場議員の発言について、長谷川市長は「そんなことはございません」と強く発言されましたが、林義雄議員はどのように思いますかという質疑に対して、林義雄議員は、「そう言ったことはありません。その5千万円もらったとか、そういうことはありません。」という答弁でした。
 次に委員長から、「前からいろんな噂、噂、黒い噂なんだと、いろんなことを聞いておるのですよ。まあ、これが噂なんですよ。噂として聞いております。」という古場議員の発言について、長谷川市長は「私は、議会議員たる者が、神聖なる議場の場で噂発言をするということは非常に残念でもございますし、議員としての資質を疑うわけでございます。そういうことで、この件については、私から議長さんにお願いしたとおり、徹底的に調査して明らかになるようにお願いいたします。」と強く答弁なされましたが、林義雄議員はどのように思いますか。という質疑に対して、林義雄議員は、「私は、その問題にも触れたことはございません。古場に対して言ったことはありません。」と言う答弁でした。
 次に委員長から、前回の委員会で、私から長谷川市長に、「これら一連の古場正春議員の発言について、自らの名誉回復、信頼回復のために、どのようになされますか。」とお伺いいたしましたらば、「自らの名誉回復は名誉回復として、私もこれは名誉毀損も考えておりますけれども、しかしながら議会の議員が議場での発言ですので、これはやはり議会の中で、また議会の議長さんの指示で調査委員会もできたわけですから、調査委員会の中で、私の名誉を回復するような結果を出していただくことを願っております。」という答弁がなされました。
 このことについて、林義雄議員はどのように思いますか。という質疑に対して、林義雄議員は、「そのとおりですね。」と言う答弁でした。
 次に委員長から、3月16日の本委員会で、「5千万円くらいの儲けをもらったのかというような、そういうあれもあるのですよ。さらにこれは儲けの半分でももらったのかという発言は、いつ、どこで、誰から聞いたものを議会で発言されたのか、具体的に伺います。」との質疑に対して、古場議員から「ここにも書いてありますけれども、週に2、3回、これは正確な数字ではございませんけれども、大体5年ぐらい前から、要は厳しくやれと、やれ、やれというようなことで、それでこんなに幅があるんだと、そういう話の中で何回か、聞いたことがありますね。例えばこんなに高いんだと、これじゃあ1千500万円だったら、1千万円ぐらいが、本当ほとんど儲かっているんじゃないかと。「これはどうですかね」と聞きましたら、それは山分けしているんだというような話を何回も聞きましたね。それで、10年もすると1億5千万ですよ。それの1億円というのは、そっくり儲かっているんじゃないですかと。それの中のそれはどうなっているんですかねと、そういうのもみんな山分けだというような話を、二、三聞きましたね。以上です。」という答弁がありました。
 このことに対して、林義雄議員はどのように思いますか。という質疑に対して、林義雄議員は、「そういうことは言っておりません。」という答弁でした。
 次に委員長から、「質問の要旨にお答えなさっておりません。その発言は、いつ、どこで、誰から聞いたものを議会で発言されたのか、聞いているところであります。」との委員長質疑に対して、古場議員から「日にちはデータなどとっておりませんので、わかりませんけれども、1回は食堂で聞きましたですね。それから、2、3回は電話の中で。電話も大体、ざっと計算しても150時間ぐらいは、これは料金上、調べればわかるんですけれども、その中でお聞きしましたですね。」という答弁がありました。
 このことに対して、林義雄議員はどのように思いますかという質疑に対して、林義雄議員は、「電話は向こうから、議長の交際費について、あなた議長やっていて、どういうふうに使ったかとか、あるいは交際費は公金だから、それを持っていって、それをお葬式なんかの場合に現金をもらった場合にどうしたとか、またお酒はどうしたとかというようなことを、それは電話では随分聞かれましたよ、交際費の質問についてはありましたね。」という答弁でした。
 次に委員長から、「いつ、どこでということにはお答えいただけませんけれども、誰から聞いたのか、まだお答えなさっておりません。」という質疑に対して、古場議員から「私の尊敬する、ここにも書いてありますけれども、林義雄氏からずっと電話で、そういう指導もいただきました。」という答弁がありました。
 このことに対して、林義雄議員はどのように思いますか。という質疑に対して、林義雄議員は、「いや、私はそういうことは言ったこともありませんし、事実無根ですね。」という答弁がありました。
 次に委員長から、「今回の発言での「世論」とは、いつ、どこで、誰が形成しているものなのか、伺います。」という質疑に対して、古場議員から「これも、提供者が世論の話として言えばいいんだからということを常に。僕の先輩として、大先輩として、いろいろ伺ったわけです。そういうことで、世論、今度も何で世論と言わなかったのかと、世論が、世論がと言えばいいんだよということも4、5日前も言われましたね。それで通せばいいんだということもですね。これは林義雄議員から伺いました。ご指導いただいたんです。」という答弁がありました。
 このことに対して、林義雄議員はどのように思いますかという質疑に対して、林義雄議員は、「私は、そういうことは言っていません。とんでもないことです。」という答弁がありました。
 次に委員長から、「今回の発言で、「前から、いろいろな噂、噂、黒い噂だなんだと、いろいろなことを聞いておるのですよ。」ということは、どのようなことなのか。また、いつ、どこで、誰から聞いたのか、あわせて伺います。」という質疑に対して、古場議員から「噂、黒い噂といいますと、去年かそこらに、そこらあたり質問しましたら、取り下げてくれということで、家につく頃だったですかね、取り下げてくれというお電話がありまして、やはりそういうのも、いろんな話はこういう人からお聞きしました。いつ、どこで、誰からと、そういうメモはしていませんので、わかりませんけれども、植木屋さんとか、そういう専門の印刷屋さんとか、そういう方の話の上で、「あれは高いよ」と、そういう噂もいろいろと聞いておりますね。」という答弁がありました。
 このことに対して、林義雄議員はどのように思いますかという質疑に対して、林義雄議員は、「そういうことありません。」という答弁がありました。
 次に委員長から、「この発言の中での黒い噂とは、どういうことなんですか。」という質疑に対して、古場議員から「これは、質問に対して取り下げをしたときのお話でございます。取り下げたのは、ちょっと覚えていませんけれども、何月だったですかね。焼却炉の件での黒い噂というような話だったと思いますね。」という答弁がありました。
 このことに対して、林義雄議員はどのように思いますかという質疑に対して、林義雄議員は「記憶にありません。」という答弁がありました。
 次に委員長から、「本議会中、議長から要請のあった「真実に基づいた発言をお願いします」ということについて、どのように考えているのか、伺います。」という質疑に対して、古場議員から「真実な発言もしなきゃいかんですね、これね。それで、また答弁も正確なる答弁もしていただかないと困るんですけれども、やはり議場でやりとりするときは、答弁のできないような方もいらっしゃいますし、やはり感情的になって、質問に対して真実を外れるときもございました。申し訳ございませんでした。やはり真実、本当のこと、データ、人から聞いたことじゃなくて、要は本当の質問をしなきゃいけないというように反省しております。」という答弁がありました。
 このことに対して、林義雄議員はどのように思いますかという質疑に対して、林義雄議員は、「今の委員長の、古場が反省したという答弁ですが、反省しなくちゃいけませんね。それは当然だと思いますね。」という答弁がありました。
 次に委員長から、「3月2日の本会議において「いろんな方の噂の中でありましたが、いろんなテープを起こして再度調べます。」と議長にお約束をいたしましたが、その結果はどうでしたか、伺います。」という質疑に対して、古場議員から「全部のテープというのは不可能なんですよね。いろんな方のも混じっていますから、その一人の方の集中して入れるということもできませんので。電話も5台ありまして、1カ所だけが録音できるようなシステムですので、ほかのところでとったときには、全然入っていないということで。それで、やはりテープを起こして、そういうふうな内容、また私に対しての情報、それからあおりといいますか、「やれ、もっとやれよ、徹底的にやれよ」とか、そういうけしかけといいますか、徹底的にあれをやっつけろというテープを一応起こして、こういうやはり自分は手を汚さないで、人にやらせて、それから賛成に回るということは、非常にけしからんということで、これを出したんです。以上です。」という答弁がありました。
 このことに対して、林義雄議員はどのように思いますかという質疑に対して、林義雄議員は、「私は、そういうことを言った覚えはございません。」という答弁がありました。
 次に委員長から、「地方自治法第132条に「品位の保持」として、普通地方公共団体の議会の会議または委員会においては、議員は無礼の言葉を使用し、また他人の私生活にわたる言論をしてはならないと規定されております。そこで、一連の真実によらない発言について、議会人としてどのように対処なさるのか、伺います。」という質疑に対して、古場議員から「今になって、これは勉強足らずで、本当に申し訳なく思っております。また、本当に浅はかだったと、そう思っています。」という、こういう答弁がありました。
 このことに対して、林義雄議員はどのように思いますかという質疑に対して、林義雄議員は、「そのとおりだと思います。」という答弁がありました。
 次に委員から、「古場議員が、あの議会の中で、公の場で発言されたことは、ややもすると議員、あるいは市長の政治生命に触れる問題。これは甚だ遺憾であると、そのように考えております。これは大変な重要な問題でありまして、私は大変なことだと思います。そういったところから、辞職勧告決議を出したんだと思います。ですから、私はこういった業者とか、電話とか、あるいは世論の話とか、そういう話があったが、自分で裏づけ調査をちゃんとされて、根拠のある問題として出されたのか、その点に伺いたいと思います。」との委員の質疑に対して、古場議員から「これは、要はこれは大先輩であります先生のお話を4年余り聞かされて、それを鵜呑みにしたといいますか、本当に今、浅はかだったと反省しております。どうも申し訳ないです。」という答弁がありました。
 このことに対して、林義雄議員はどのように思いますかという質疑に対して、林義雄議員は、「4年にわたって、そういうことを指導したつもりはございません。」という答弁がありました。
 次に、「古場議員の発言の中で、答弁の中で、あおりとか、けしかけとか、人にやらせてどうのこうのと、そういったことがあったが、やはり自分で必ずそういう実態を、証拠をつかんで、それでやはり私はやるべきではないかなというふうに思うんですけれども。たとえ信頼できる人であっても、私は本当に裏づけをとって、調査をとって、証拠をつかんで、そうやってやはり発言する必要があると思うが、その辺についてはどうですか。人の、他人のせいにしないで。」という委員の質疑に対して、古場議員から「それも十分反省しております。今後、本当に今度のことで、いろんな勉強になりました。本当に申し訳ない。」という答弁がありました。
 このことに対して、林義雄議員はどのように思いますかという質疑に対して、林義雄議員は、「そのとおりだと思います。」という答弁がありました。
 次に委員から「先ほど申し上げたが、これは市長が5千万円わいろをもらったというような、そういった発言をされて、そしてこういった状態に、状況になったわけですけれども、これは市長は、それは名誉を著しく傷つけられたと、そういうことになっているわけですね。その市長に対して、どのようにお考えなのか。ややもすると、彼は政治生命を絶たれる、こういう状況に来るかもしれません。そういった意味で、古場議員はそのことに対して、どのように考えているか。」という質疑に対して、古場議員から「そのことも市長に対して、本当に不穏当な発言で申し訳なく思っております。本当に市長に対してお詫びしたいと思っています。」という答弁がありました。
 このことに対して、林義雄議員はどのように思いますかという質疑に対して、林義雄議員は、「全くそのとおりです。」という答弁がありました。
 次に委員から「これは本当に不穏当とか、本当に大変重要な問題で、一個人の、それも市の執行権者である市長に対しての、やはり政治生命を陥れる、こういったことにもつながってくるんですよ。私は議会の質問、公の場での発言はやはり実態調査に基づいて、真実をやはりはっきりとつかんでから、やはりそういった問題については発言をしていただきたいと。私はそういう軽々しい問題ではないと思います。そういう点では、私は深く古場議員に抗議を申し入れたいなと思います。」という委員の質疑に対して、古場議員から「それも一個人じゃないと。それは本当に反省しています。私は、この先輩である林議員は6期目とか、二十何年やっておられますので、一個人じゃないと。そういう経験を積んだ、古い方のお話をお聞きしまして、最初は本当に八街を変えていかれる方だなと思いまして、やはりそれから皆さん洗脳というのはどうかわかりませんけれども、やはりそういう4年も5年も同じことを聞かされて、やはりそれが本当になるときあるんですね。私も仲間もいませんし、前、五日会にいて、そこからあることで独り立ちになりまして、やはりこういう情報をもらったことが、本当に思えてくる、そうとられてきちゃうんですね。そういうことで、本当に今反省しております。すみませんでした。」という答弁がありました。
 このことに対して、林義雄議員はどのように思いますかという質疑に対して、林義雄議員は「そのとおりでしょう。反省して当然です。」という答弁がありました。
 次に委員から「先ほどの古場議員の答弁の中では、本当の質問をしなければならないということに対する反省、あるいは品位の保持、他人の私生活等に関する議会人としての立場に対する回答としては、勉強足らずであった、あるいは浅はかであったと、そういう回答をしているわけでありますけれども、一方で、3月10日付の報告書の下から4行目には、数々の貴重な情報も録音されておりますので、今後は司法にゆだねたいと考えておりますと。非常に強い考え方が明示されているわけです。それで、古場議員はどういう点を反省して、謝罪しなければならないと考えているのか。それで、今後はそういう謝罪とは別に、今後もまだこの戦い、この件に対して継続して訴えていくものがあるのか。そこいら辺の分別をはっきりさせていただきたいと思います。」という質疑に対して、古場議員から「やはりテープを聞いてみますと、みんないろんな選挙批判絡みの話をいろいろテープにも入っているんですよ。それで議員として、これが本当だったら、僕は入るとき、金権政治改革ということで、ポスターにもでかでかと書いて出たんです。だからこういう議員さんが、そういうことをして、本当におられるんだったら、それは罪は罪として。それで私の今までやったこと、今度やった浅はかなことは浅はかなこととしてというように考えております。以上です。」という答弁がありました。
 このことに対して、林義雄議員はどのように思いますかという質疑に対して、林義雄議員は、「全くそのとおりです。」という答弁がありました。
 次に、委員から「あまり具体的にわかってこないが、3月1日、議員辞職決議案が討論されたときに、答弁の時間を与えられ、あの段階で自分の発言に対する非を認めて謝罪をすれば、私はまた別の道が開けたんではないかと思っているが、現実になかったわけです。今回、この中では、そういった反省の弁がかなり聞かれるが、今までの経緯の中で、どの部分を反省しなければならないと考えているのか、具体的に。」という質疑に対して、古場議員から「どの部分って、私の政治、今5年目なんですけれども、一人でこういう先輩の情報をいただきながら、また周りの地域の人の情報をいただきながらやってきましたけれども、周りの地域の方々は議会には全然タッチしておられない方がほとんどですから、また野次馬的なこともありますし、私はやはり全体的にまだ浅はかだった。至らないところがたくさんあるということで、本当に反省しておる次第でございます。」という答弁がありました。
 このことに対して、林義雄議員はどのように思いますかという質疑に対して、林義雄議員は、「そのとおりだと思います。」という答弁がありました。
 次に委員長から、3月16日に委員会で、事務局長に朗読させた古場議員の報告書は、同日に林義雄議員のお手元に届けられたと聞いております。この報告書について、林義雄議員はどのように思いますかという質疑に対して、林義雄議員は、「私は、あの報告書は全く、あれによって名誉を傷つけられましたので。それで、好意にしております弁護士、法律事務所が、千葉の中央区にある法律事務所というところがありまして、その先生にいろいろと相談を今までもいたしましたので、そこへお願いをいたしました。私は、この問題については、もう徹底的にやりたいと思っておりますので、報告をしたいと思います。以上です。」という答弁がありました。
 次に委員から、「林義雄議員、今日は本当にご苦労さまでございます。また、同時に古場議員から、そういった文書が提出されて、事実無根だというような先ほどの答弁もあったわけですけれども、まさに憤慨されているのではないかなと、そういう具合に私も考えるところでありますけれども、先ほど来の答弁で、そういったことはない、また事実無根であるといったことがあったわけですけれども、それが事実、本当に話とか、そういったものはなかったのかどうか。また、彼はテープにとっているというふうにも話をしているんですけれども、そういうこともないのかどうか。若干その辺については、どのような状況か。」という質疑に対して、林義雄議員は、「その点については、司法に私も任せてあるので、またそういったことは、その場でテープとか、そういうことは先生方にお願いしてやるのが当然だと思います。ただ、とってある、とってあると、脅しみたいなことだけでは、これはしようがないと思います。」という答弁がありました。
 次に委員から、「古場議員からの報告書の中に、週2、3回、4年あまり、林議員さんとコンタクトをとられたというような文言があったわけですけれども、この点は事実なんでしょうか。」という質疑に対して、林義雄議員は、「向こうからも、一杯飲んでかかってくることもあるし、そんなに週2回と、そんなことはありません。いろんな、先ほど言ったとおり、議長の交際費についてはどういうふうに使ったかとか、そういうことはありますけれども、大分酔っ払っていまして、べろべろですからね。だから、もう何というか、彼もそんな細かいことはわからないと思いますよ。」という答弁がありました。
 次に委員から、「そうしますと、古場さんから電話があったときというのは、かなり古場議員が酔っ払って電話をかけてきていたんですか。」という質疑に対して、林義雄議員は、「酔っ払ったというよりも、大分酔っていると、こっちは様子でわかります、言動でわかりますけれどもね。」という答弁がありました。
 次に委員から、「そういう状況での会話の中で、古場議員は週に3回、そういうコンタクトをとられて、それは林議員さんの方は、そんなに多くはないというお話ですけれども、具体的な内容としてスポーツプラザの緑地保守業務について、1千500万円ぐらいで1千万円ぐらいの儲けではなかったかと。その差額を山分けしたということを、二、三聞いたということで、古場議員が話しているわけですけれども、それについてはどうでしょうか。」という質疑がありました。林義雄議員は、「そういうことはありません。その金額のことなんかも、とんでもない話です。」という答弁がありました。
 次に委員から、「そうしますと、その山分けしているんだというようなことを二、三回聞いたということも、事実無根と考えてよろしいんでしょうか。」という質疑に対して、林義雄議員は、「自分からそういうことを言ったことはありますよ、電話で。「5、6千万円もらっているんじゃねえだろうな」ということはありますけど、私が言ったことはありません。」という答弁がありました。
 次に委員から、「今回この古場氏からの報告書の中に、林義雄さんの名前が出てきたということで、我々調査委員会、特に委員長はじめ、皆さんのご好意で片方だけの意見を聞いちゃいけない、そして名前を出された方にもおいでいただいて、その意見を聞くべきだろうということで、本日おいでいただいたわけでございますので、調査委員会の意図するところをひとつご理解いただきたいと思います。それで、私の方から第1点、今、電話等とか、いろんな、それから言葉等も出ていましたけれども、そういうことはないというお話がございました。ただ、私が推測するのには、この以前は五日会の会派長であり、また古場氏がその会派員であったという関係で、このようなお電話でお話がありましたように、議長交際費は議長を経験していたんだろうと、こういう話が当然あったのは、私は当たり前だと、このように思っておるんです。ただ、この報告書によると、議員辞職勧告決議案に賛成されましたのでということであるから、何か林義雄さんが賛成したために、名前を使われたのかというようなふうに私は推測するんですが、林義雄さん、いかがでございましょうか。」という質疑に対して、林義雄議員は、「全く私はそういう感じでおります。私が反対に回ってくれると思ったし、また、まだ私に甘えているところがいっぱいあるわけです。会派長でいろいろ面倒見てありますので、それはその賛成に回ったということで、彼は頭にきたのではないかと、私はそう思っています。だから、こういう問題はまた司法の場で彼と徹底的にやりたいと思っています。」という答弁がありました。
 次に古場議員から陳述をいただきました。
 委員長から、「古場議員に申し上げます。議会事務局というのは、議長のもとにおいて事務をつかさどる部門であります。事務局長あてに提出されたものは、必ず議長の方へまいります。その報告書の中で、今改めて報告書について申し上げますが、報告書の中に私に情報提供をしている会話を録音したテープも存在しておりますので、必要とあらばお聞かせいたしますと、あなたが申し入れているわけであります。それを事務局長から聞き、それを委員会を通じて、一連の流れの中で拝聴したいということで申し入れして、今日の午前中の時間になったわけですけれども、我々に対してテープは拒否しますと、訴訟も控えておりますので拒否しますと言うことは、調査委員会の目的とする理由ではないと思います。改めてお伺いいたしますけれども、本委員会で拝聴することができますか。」という質疑に対して、古場議員は「聞かせることはできます。」という答弁がありました。
 次に委員長から、「古場議員の提供するテープを本委員会として拝聴することといたします。次にお伺いいたします。平成18年3月30日、午前10時頃、議会事務局において古場議員の3月10日付の報告書について、小川邦夫議員から私に取り下げ等の依頼がありましたが、古場議員自身の問題を第三者に依頼するということは、どういうことなのか伺います。」という質疑に対して、古場議員は、「私は、一つもお願いしたことはないです、取り下げてくれというような。」という答弁がありました。
 次に委員から、「不穏当な発言に対して、やはり事実に基づいて調査の裏づけをとりながら、やはりそれは公の場でやっていかないといけないことに対して、あなたは、それは浅はかだったと。市長に対しても、それは謝罪をすると、そういう具合におっしゃったわけなんですよ。どういう形でこれまで市長に謝罪されたかどうか、わかりませんけれども、私は今、先ほどの発言で、6月議会で謝罪をすると言っていますけれども、私はその前にやはり文書なり何なりで、市長には正式に、今日2回目の調査委員会ですから、私は正式に謝罪をしないといけないんじゃないかなと思いますよ、本当に。この調査委員会だって、どういう形で、ただただ古場さんの話を一方的に聞くだけじゃ、これは収まらないと思いますし、調査委員会としては、そういった品位に欠ける、そういった発言、そういった問題に対して論議しているわけですから、確実に古場議員はそういったことでは、深く反省していると言われているわけですからね。その辺についても早速文書で私は市長に対して謝罪をして、6月議会でやはり議場を混乱させたということでは、議場において、私はそういった態度をとって謝罪をするべきじゃないかなというふうに思いますけれども、強く、これは言いたいと思いますけれども、その辺についてどうでしょうかね。」という質疑に対して、古場議員は、「それは、お詫びするということに、決まったんですよ。それから文章で書きなさいと。いや、文章より言葉の方が通じると。それで、前の局長とそういうやりとりで、それで、じゃあどうしてもやりなさいということで、一応、書いたんです。そうしたら、書いたら、ここのところで渡してくれと。僕から言ったんじゃないですよ、向こうから。ここで渡してくれと。それで待っていましたら、市長室に来てくれと。それで、それを持っていたんですけれども、それで今度は市長室に行こうとしたら、関係ないんだ、調査委員に任していたとか何とかという話も聞きまして、何が何だかわからなくなって、そういうことでもう流れているんです。以上です。」という答弁がありました。
 次に委員から、「古場議員に申し上げます。第1回の調査委員会のときに、大変浅はかだということで反省しておりますというようなことを何回もおっしゃった中で、市長に対してどのような謝罪をするのか。また、どのような形で謝罪していただけるのか」という質疑に対して、古場議員は、「だから、先ほど言われたように、委員長と相談しながら謝罪文を見てもらって、やろうと思っています。」という答弁がありました。
 次に委員から、「今、古場議員から謝罪文を提出するというようなことがありましたけれども、調査特別委員会に正式に謝罪文を提出し、そして市長にも提出するということで理解してよろしいでしょうか。」という質疑に対して、古場議員は、「謝罪文の文書でなくて、口頭でやろうと思っています。以上です。」という答弁がありました。
 次に委員から、「これだけの人の名誉を奈落の底に落とした。この罪というものは、私は重いと思います。ですから、本当に申し訳ないという気持ちがあったならば、口頭で謝る、ちょっとぶつかってごめんなさいよと口頭で謝る。そういうことでは、私は陳謝にならないだろうと。やはり文章をもって、そして本当にないものをあるような、誤解を招くような、大変なことを言ってしまった、本当に申し訳ありませんでしたということで、私は皆さんと同じように、やはり文書をもって陳謝すると。また、口頭でも陳謝すると。それから、市長が市長室でのお話の中で、古場さんにこの問題は議会の問題だからと、市長はおっしゃいました。確かに議会の問題です。だけど内容は市長個人の問題なんです。ですから、市長に謝りますよと言われても、市長はそこでは、「ああ、そうですか」とは、これは言えません。それは議会の問題ですから、議会の方でやってくださいと、こういうふうにおっしゃると思うんです。だけれども、6月議会の冒頭に議場で陳謝をする。そして、その前に今お話ししたように文書をもって、きちんと市長に本当に心からお詫びを申し上げますということで、文書をもってお詫びするのが、私は筋だろう、人間としての道だろうと、このように思うんですが、いかがでしょうか。」という質疑に対して、古場議員は、「改めて、わかりました。」という答弁がありました。
 次に委員長から、「古場議員が今自宅に帰り、テープを持参したということですから、委員会として拝聴したいと思います。ご異議ございませんか。」ということで同意をとり、拝聴いたしました。この録音テープについては、冒頭の報告書の内容のとおりでありました。
 その後、このテープの真偽を林義雄議員から確認をしようと平成18年5月19日の委員会開催通知を差し出したところ、5月15日病気治療のため欠席の通知が小川邦夫議員からもたらされ、その翌日5月16日体調不良のためで議員辞職なされたものであります。
 また、5月16日の全員協議会での古場議員の誠意ある態度や行動についてのやり取りは冒頭紹介したとおりであります。
 次に、平成18年5月23日、古場議員から陳述をいただきました。
 委員長から、「今、古場議員に入室をいただく前に、各委員からも今日、いろいろと古場さんからお伺いすることについて協議しました。その中で大きな問題というか、一番大きな声が、この本会議における発言ということで、一くくりになっていますけれども、やはり長谷川市長が言われなきことを言われ、5千万円をもらっただとか、5千万円の利益を得、そういう側近に利益誘導しただとの汚職の話のことについて、古場議員は世論だとおっしゃっていたのが、いつの間にか情報提供者がいたと。情報提供者は議員だったんだと、こういうことで、まだその確認もとれないうちに、議員辞職してしまったので、その真偽の結論は出ておりませんけれども、私が把握したところによると、本人に隠して撮っていますよね、あのテープは。」という質疑に対して、古場議員は、「はい。」と明快なる答弁がありました。
 次に委員長から、「ですから、そういう隠し撮りのテープなどの極めて不鮮明な話がありますと、そういうことを前提に考えた場合に、この謝罪文ではやはり八街市議会の本会議における発言が、どういう発言があったのか、その辺のところをきちんと古場さんは市民に知らせるなり、我々にもこの謝罪文についても、議会へも、もう少しその辺のところを明確に書いてほしいと、こういう意向がありましたので、繰り返しますけれども、入室いただく前の全体の協議の中では、大きなことでしたので、それについてご回答いただきたい。」との質疑がありました。
 古場議員は、「その原稿は、全員協議会で皆さんにお配りして、これでいいということでしたので、それでいいかなと思ったんです。改めて、それはちゃんと内容ももっと細かく、皆様に今度見ていただいて出します。」という答弁がありました。
 次に委員長から、「当然、本会議で読む原稿になり得るものだと、このように私は理解しております。ですから、まさに潔い態度だというふうに評価したところでございます。個人の出すかわら版などは、政治活動の一たんについて、私どもは口を挟む筋合いは何もないわけですが、これは違うと思うんです。こちらの方の謝罪文にきちんとすべてが網羅されるようなものになるようにするので、あらかじめご相談いただけると、それを委員会を代表して私なり、副委員長なりで承ると、そういうふうに理解していますが、それでよろしいですね。古場議員にお伺いします。それでよろしいですね。」という質疑に対して、古場議員は、「それで結構です。」という答弁がありました。
 次に委員から、「角度が違うのですが、前回の全員協議会で、何か林議員から金品の問題があったかのような話がありましたけれども、その辺はどういうことだったのでしょうか。」という質疑に対して、古場議員は、「それは、許してくれという、お礼はするからという、そういうことでございましたので、きっぱりと断りました。それで、今まではそれでやってきただろうけれども、私はこれは許せませんということで、きちんと断りました。」という答弁がありました。
 この委員会で確約された、古場議員の内容を的確に網羅した謝罪文作成のための委員長・副委員長への事前相談は、5月24日から5月31日午前まで、ありませんでした。
 なお、謝罪文については、先ほど議長を通じ、委員長・副委員長への事前相談があったので、それで推し量り、委員会を開催し、そこのご承認を得て議長にお届けしたものでありましたことを、あわせてご報告いたします。以上であります。

議長(小澤定明君)

 以上で、調査特別委員長の報告を終わります。
 これで、古場正春議員の不穏当発言に関する調査を終了し、古場正春議員の不穏当発言に関する調査特別委員会を解散します。
 ご苦労さまでした。
 古場正春議員の着席を許します。

(古場正春議員入場)

議長(小澤定明君)

 日程第8、休会の件を議題とします。
 明日2日から4日までは、議案調査及び休日のため休会したいと思います。
 ご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

議長(小澤定明君)

 ご異議なしと認めます。
 6月2日から4日までの3日間、休会することに決定いたしました。
 本日の日程はすべて終了しました。
 本日の会議はこれで終了します。
 6月5日は午前10時から本会議を開き、市政に対する一般質問を行います。
 議員の皆様に申し上げます。6月9日に議案に対する質疑を予定していますので、質疑のある方は6月6日、午後4時までに通告書を提出するようお願いします。
 以上で終了いたします。
 ご苦労さまでございました。

(散会 午後 4時30分)

本日の会議に付した事件

  1. 会議録署名議員の指名
  2. 会期の決定
  3. 常任委員の所属変更の件
  4. 印旛衛生施設管理組合議会議員の選挙
  5. 八街市消防委員会委員の選出
  6. 議案の上程
    諮問第1号、議案第1号から議案第7号
    提案理由の説明
  7. 閉会中の継続審査の件
    古場正春議員の不穏当発言に関する調査
    委員長報告
  8. 休会の件
  • 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について
  • 議案第1号 監査委員の選任について
  • 議案第2号 専決処分の承認を求めることについて(八街市税条例の一部改正)
  • 議案第3号 専決処分の承認を求めることについて(八街市都市計画税条例の一部改正)
  • 議案第4号 専決処分の承認を求めることについて(八街市国民健康保険税条例の一部改正)
  • 議案第5号 専決処分の承認を求めることについて(平成18年度八街市一般会計補正予算専決第1号)
  • 議案第6号 八街市営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定について
  • 議案第7号 八街中央中学校備品の購入について

発言の取り消し:発言の内容を記載せず、棒線(-)により表示しています。

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