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やちまたゼロカーボンシティ宣言
「やちまたゼロカーボンシティ宣言」を表明しました
市は、2024(令和6)年8月28日に行われた市議会9月定例会において、八街市総合計画に掲げるまちづくりの基本理念に基づき、市民、事業者、行政の協働により、二酸化炭素の排出量を2050年に実質ゼロにする『やちまたゼロカーボンシティ』の実現に向けて、全力で取り組むことを宣言しました。
議会で『やちまたゼロカーボンシティ』を宣言する北村新司市長
背景
近年、平均気温の上昇や海面水位の上昇等の地球温暖化が叫ばれており、これに伴う気候変動によって毎年のように豪雨災害など大規模な気象災害が発生し甚大化しています。その大きな原因は経済活動に伴う二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量増加であり、このままでは気温上昇により、私たちの生活や企業活動に多大な影響を及ぼすことが推測されます。2015年12月パリ協定では、「世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をする」ことが目的として掲げられ、先進国・途上国を問わず温室効果ガス排出削減に向けた取り組みが求められています。我が国においても、2020年10月、「温室効果ガスの排出量を2050年に実質ゼロにする」カーボンニュートラルが新たな目標とされ、脱炭素社会、循環経済、分散型社会への移行と社会全体の行動変容が強く推進されています。
宣言文
ゼロカーボンシティとは
2050(令和32)年までに「二酸化炭素の排出量を実質ゼロ」にすることを目指す旨を、首長自らがまたは地方公共団体として公表した地方自治体を「ゼロカーボンシティ」としております。
今後の取り組み
・地域全体の自然環境、生活環境、循環型社会、脱炭素等の保全・推進を図るとともに、市民の生活環境の向上を目指し、環境の保全に関する長期的な目標、施策の方向を総合的に推進する計画として令和6年度から7年度に渡り、『八街市環境基本計画』を策定します。
・『八街市環境基本計画』は、地球温暖化対策の推進に関する法律に基づく「地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」及び気候変動適応法に基づく「地域気候変動適応計画」を包含した計画とします。