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スイカ退緑えそ病の発生について
スイカ退緑えそ病が発生しています
・令和6年8月、千葉県で初めて「スイカ退緑えそ病」の発生が確認されました。
・適切な防除を実施して、地域全体でまん延を防ぎましょう。
・スイカ退緑えそ病の発生が疑われる場合は、千葉県印旛農業事務所(043-483-1128)までご連絡ください。
スイカ退緑えそ病について
症状
・初期は、葉に不鮮明な退緑斑紋を生じます。
・斑紋は拡大しながら黄化して、葉脈に緑色を残した黄化葉となります。
黄化葉の周縁部や葉脈間はえそ症状を生じ、葉が枯死することもあります。
伝染方法
・タバココナジラミがウリ類退緑黄化ウイルスを媒介することで伝染します。
・経卵伝染、汁液伝染、土壌伝染及び種子伝染は確認されていません。
感染植物
・現在までに感染が確認された作物は、スイカのほか、キュウリ、メロンのウリ科植物です。
雑草では、オランダミミナグサ(ナデシコ科)及びクワクサ(クワ科)で感染が確認されています。
・接種試験では、ウリ科、ナス科、アカザ科など広範な植物に感染することが明らかになっています。
防除対策
・発病株は見つけ次第抜き取り、ビニール袋等で密封して枯死させ、適切に処分しましょう。
・コナジラミ類の防除を徹底し、本虫やウイルス感染株を本ぽに持ち込まないように努めましょう。
・ほ場内及び周辺の雑草を除去しましょう。
・スイカでコナジラミ類に登録のある農薬を確認し、育苗期からの薬剤防除を行いましょう。
・薬剤の種類や使用方法等は、以下の資料を参考にして下さい。
問い合わせ先
スイカ退緑えそ病や防除方法についての技術的・専門的な問い合わせは、印旛農業事務所改良普及課(電話番号:043-483-1128)へお願いします。