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害虫「ツマジロクサヨトウ」に関する注意喚起
これまで、我が国で発生していなかった害虫「ツマジロクサヨトウ」が、本年7月に鹿児島県で初めて確認されました。その後、九州全県をはじめ計11県で相次いで確認されておりましたが、千葉県におきましても8月26日に香取市の飼料用トウモロコシ畑で疑いのある幼虫が発見され、国の専門機関による判別の結果、8月27日にこの虫であることが確認されました。
「ツマジロクサヨトウ」はアメリカ原産のヤガ科の害虫で、幼虫がトウモロコシ、サトウキビ、イネ、いも類等80種以上の作物の葉や若い実を食害します。平成28年には新たにアフリカ大陸で発生が確認され、その後、インド、スリランカ、ミャンマー等の南アジアまで拡大し、平成31年に入り中国、台湾、韓国でも発生が確認されています。
八街市では本種の生息は確認されておりませんが、防除には早期発見が重要ですので、本種とみられる害虫(成虫・幼虫)や食害の痕跡を発見した場合は、千葉県農林総合研究センター病害虫防除課(電話 043-291-6077)または千葉県印旛農業事務所(電話 043-483-1129)へ連絡をお願いします。
詳しくは、以下のチラシやウェブサイトをご確認下さい。
・「ツマジロクサヨトウ」に注意【畜産農家用】 [PDFファイル/313KB]
・「ツマジロクサヨトウ」にご注意ください【耕種農家用】 [PDFファイル/345KB]
・ツマジロクサヨトウに関する情報(農林水産省ホームページ)<外部リンク>