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熱中症に注意しましょう
印刷用ページを表示する更新日:2024年7月29日更新
熱中症とは
熱中症は気温などの環境条件だけでなく、体調や暑さに対する慣れなどが影響して起こります。気温がそれほど高くない日でも、湿度が高く風が弱い日など、体が暑さに慣れていない時は注意が必要です。
熱中症の症状は、めまい・吐き気・筋肉痛・頭痛など、さまざまです。重症になると、けいれんや意識の消失などがおき、命にかかわることもあります。
自分も熱中症になるかもしれない、という意識を持ち、予防のための行動をとることが大切です。
熱中症に注意!
- 急に暑くなった日や久しぶりに暑い環境で活動した時には、体が慣れていないため、体温調節がうまくいかず、注意が必要です。
- 晴れた日は、地面に近いほど気温が高く、幼児や車椅子の方は、想像以上に暑い環境にいます。また、乳幼児は体温調節機能が十分発達していないため、特に注意が必要です。
- 高齢になると、温度や湿度に対する感覚が鈍くなるため、室内でも熱中症になることがありますので気を付けましょう。
熱中症の予防法
- のどが渇いていなくてもこまめな水分補給をしましょう。入浴前後や起床後も水分補給を忘れずに。
- 通気性の良い涼しい服装や帽子・日傘を使用しましょう。
- 室内の温度や湿度に注意し、扇風機やエアコンを上手に使用しましょう。
- 日陰の利用やこまめな休息をして、晴天の昼下がりはなるべく外出は控えましょう。
- 冷たいタオルや保冷剤を活用しましょう。
- バランスの良い食事と十分な睡眠をとりましょう。
環境省 熱中症予防情報サイト<外部リンク>
厚生労働省 職場における熱中症予防情報<外部リンク>
熱中症になったときは
1.風通しのよい日陰や、冷房の効いている場所に移動し、体を冷やしましょう。
2.衣服をゆるめ、身体を楽にしましょう。
3.自分で飲めるようなら経口補水液やスポーツドリンク、水に食塩(1リットルに1~2グラム程度)とブドウ糖を溶かしたものを飲みましょう。
4.氷や冷却剤を使って首や脇の下、足のつけ根などを冷やし、体温を下げましょう。
5.自分で水が飲めない、意識がない、呼びかけへの返事がおかしい場合は救急車を呼んでください。
注意:処置をしても回復しない場合は医療機関を受診してください。
熱中症の応急処置についてはこちらをご確認ください。
厚生労働省症 熱中症予防のための情報・資料サイト<外部リンク>