学校給食費の支援について

●学校給食費について
　学校給食法では、調理や施設の維持管理等にかかる費用は市が負担し、食材費は保護者が負担するものとされています。
　本市の給食費は、平成26年度に、消費税率の引上げに伴い相当分の値上げを実施していますが、物価上昇による値上げは、平成18年度以降、据え置いています。​

●食材価格の上昇について
　食材費の価格は年々上昇しており、消費者物価指数では、最後に給食費を改定した平成26年から令和6年までの上昇率が28.46％となっています。
　このため、献立の工夫などにより経費の削減を行っておりましたが、現在の給食費では、多様な食材、地産地消の推進を考えた望ましい献立の作成が困難となっています。​​

●市の対応
　市では、食材価格の上昇分に対して、保護者の負担を増やすことなく、栄養価、献立構成を満たす給食を提供するため、令和4年度から公費で支援しており、令和7年度当初予算では約6千360万円を計上しています。
　引き続き、安全で安心な子どもたちに喜ばれる学校給食を提供していくため、食材費への必要な支援に取り組んでまいります。