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下水道の役割
印刷用ページを表示する更新日:2023年3月6日更新
下水道は、雨水による市街地の浸水を防除するとともに、トイレの水洗化や汚水の排除をすることにより生活環境を改善し、健康で文化的な生活を営むための基盤となる施設です。また、海、河川、湖沼など公共用水域の水質を保全するためにも欠かせない施設です。
生活環境の改善
私たちの生活から発生する汚水が停滞すると、悪臭やハエや蚊など害虫の発生源となり、周辺環境の悪化を招くことになります。
下水道は、汚水をすみやかに排除し、健康で快適な生活環境の確保に欠かすことのできないものです。
公共用水域の水質保全
汚水が処理されないまま公共用水域に排出されると、水質の汚濁が進み豊かな自然を傷つけてしまいます。
下水道は、家庭や工場からの汚水を下水処理場に集め、きれいにしてから放流するので、川や海の水質汚濁を防止し、自然環境の保全に役立ちます。
トイレの水洗化
下水道の整備によって水洗トイレが使えるようになり、清潔でさわやかな生活を営むことができます。
また、集めた汚水を下水処理場で効率よく処理することができます。
浸水の防除
市街地では、大雨時にさまざまな要因で雨水が溢れ出し、浸水被害を受けることがあります。雨水用の下水管や調整池は、道路や宅地に降った雨をすみやかに排除し、安全に海や川へ放流します。
これらは、私たちの生命や貴重な財産を水害から守るという役割を持っています。