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令和元年度(2019年度)の下水道事業特別会計の決算の概要

印刷用ページを表示する更新日:2020年8月31日更新 <外部リンク>

令和元年度(2019年度)の下水道事業特別会計の歳入決算額は8億2,175万5千円、歳出決算額は7億7,857万円で、歳入決算額から歳出決算額を差し引いた形式収支は4,318万5千円の黒字に、ここから翌年度に繰り越すべき財源150万円を差し引いた実質収支は4,168万5千円の黒字になりました。

なお、歳入決算額のうち前年度からの繰越金は、1億2,629万4千円でした。

  • 令和元年度下水道事業特別会計の決算状況

歳入の内訳の円グラフ歳出の内訳の円グラフ


令和2年度(2019年度)から下水道事業に地方公営企業法の財務規定等を適用するため、令和元年度(2019年度)の下水道事業特別会計は打切り決算を実施し、形式収支の4,318万5千円は、地方公営企業法の規定により設置した下水道事業会計に引き継ぎました。

収益的収支


令和元年度(2019年度)の歳入のうち、下水道使用料や雨水処理負担金、一般会計からの繰入金などの収益的収入は4億4,291万9千円となり、前年度と比較して2,153万8千円(4.6%)の減になりました。一方、歳出のうち、下水道施設の維持管理費や前年度以前に借り入れた地方債の利息などの収益的支出は2億5,738万4千円となり、前年度と比較して2,682万1千円(9.4%)の減になりました。

  1. 収益的収入、収益的支出ともに前年度と比較して大幅に減少した理由としては、令和2年度(2020年度)から下水道事業に地方公営企業法の財務規定等を適用するに当たって打切り決算を実施したことが影響しています。
  2. このほかに、収益的支出に充てる財源として地方債を108万円借り入れました。

資本的収支


下水道施設の建設改良費や前年度以前に借り入れた地方債の元金償還といった資本的支出と、これらの財源である国庫補助金や地方債などの資本的収入は、資本的収入が前年度と比較して7,180万円(40.0%)増の2億5,146万3千円、資本的支出が前年度と比較して8,058万円(18.3%)増の5億2,118万7千円になりました。

下水道使用料の状況

令和元年度(2019年度)の汚水の年間総処理水量は188万7千立方メートル(25mプール(縦25m×幅12m×深さ1.2mとして換算)で約5,240杯分)で、前年度と比較して4万9千立方メートル減少しました。また、下水道使用料の算定対象となる年間有収水量は158万7千立方メートルで、前年度と比較すると4万立方メートル減少しましたが、年間有収水量を年間総処理水量で割り返した有収率は、前年度と変わらず84.1%になりました。
一方、下水道使用料の収入額は2億1,742万9千円となり、前年度と比較すると2,767万円(11.3%)の減額となりましたが、これは、年間有収水量が減少したほか、令和2年度(2020年度)から下水道事業に地方公営企業法の財務規定等を適用するに当たって打切り決算を実施したことが影響しています。

  • 過去10年間の総処理水量、有収水量、使用料の推移

総処理水量、有収水量、下水道使用料の推移のグラフ


使用料単価と経費回収率


汚水処理に要する経費は、原則として下水道を使用される方にご負担いただく下水道使用料で賄います。その下水道使用料の総額を年間有収水量で割り返したものを使用料単価、汚水処理費の総額を年間総処理水量で割り返したものを汚水処理原価、使用料単価を汚水処理原価で割り返したものを経費回収率といいますが、令和元年度(2019年度)におけるこれらの値は次のようになりました。

○ 使用料単価、汚水処理原価及び経費回収率

 

令和元年度

平成30年度 増減

使用料単価

136.98円/立方メートル

150.60円/立方メートル △13.62円/立方メートル
汚水処理原価

162.61円/立方メートル

176.77円/立方メートル △14.16円/立方メートル
経費回収率

84.2%

85.2% △1.0%

 

  • 過去10年間の使用料単価、汚水処理原価、経費回収率の推移

使用料単価、汚水処理原価、下水道使用料の推移のグラフ

令和元年度(2019年度)中の下水道使用料に関する主な出来ごと


  • 消費税率が8%から10%に引き上げられたことを受け、令和元年(2019年)10月に下水道使用料を改定しました。
  • 令和元年房総半島台風(台風第15号)による停電被害が長期間に及んだことを受け、井戸水使用の場合の令和元年(2019年)9月分の汚水排除量を通常の月の半分の量として認定しました。
  • 新型コロナウイルスによる感染症拡大防止対策などにより収入や売上が減少し、下水道使用料のお支払いが困難になった個人や法人の方について、そのお支払いを猶予しました。

令和元年度(2019年度)に実施した主な建設改良工事など

  • 汚水枝線整備工事
    汚水管きょを0.3キロメートル布設し、その結果、汚水管きょの総延長は107.6キロメートルとなりました。これは、八街駅から東海道本線の戸塚駅(横浜市戸塚区)まで横須賀・総武快速線で移動したときの距離に相当します。その一方で、人口減少が続いている影響により、処理区域内人口(公共下水道(汚水)に接続可能な区域内の人口)は前年度から84人減少し、19,333人となりました。

    八街駅から戸塚駅まで
  • 大池調整池整備工事
    文違地先に設置した大池調整池の整備工事を行い、大池排水区の浸水被害の防止を図りました。なお、大池調整池の整備工事は、令和4年度(2022年度)の完了を目指しています。
  • 公共下水道ストックマネジメント計画策定業務
    将来の下水道施設の老朽化に備えるため、下水道施設を効率よく改修するためのストックマネジメント計画を策定しました。
  • 地方公営企業法適用関連業務
    令和2年度から下水道事業に地方公営企業の財務規定等を適用するため、固定資産台帳の整備や企業会計システムの構築などを行いました。

地方債の現在高

令和元年度(2019年度)は、下水道施設の建設改良費や過去に借り入れた地方債の償還金のほか地方公営企業法適用関連業務の財源として地方債を1億5,420万円借り入れた一方、過去に借り入れた地方債を2億9,385万8千円償還した結果、年度末における地方債現在高は前年度末から1億3,965万8千円減少し、40億7,586万4千円になりました。

  • 過去10年間の地方債現在高の推移

地方債現在高の推移のグラフ

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