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(仮称)市民活動サポートセンターの設置に関する進捗状況
市民活動サポートセンターの機能等に関する提言について
平成29年2月に策定された「八街市協働のまちづくり推進計画」に、協働推進事業の1つとして「市民活動サポートセンターの設置」が計画されています。市は、同センターに求められる機能等に関して、八街市協働のまちづくり推進委員会へ平成30年5月15日付けで意見を求めました。
これを受けて、八街市協働のまちづくり推進委員会では、とみさと市民活動サポートセンターを視察するなど、調査・研究、議論を重ね、下記のとおり「市民活動サポートセンターの機能等に関する提言書」としてとりまとめ、平成31年3月27日付けで長谷川正幸委員長より北村市長へ提出されました。
(仮称)市民活動サポートセンターの段階的設置に関する基本方針について
市は、上記の提言書や協働のまちづくりに関するアンケート調査等の内容を踏まえ、(仮称)市民活動サポートセンターに求められる機能や運営方法等について検討した結果、同センターの設置に関して以下のとおり基本方針を定めました。
なお、この基本方針において、令和2年度中に専門コーディネーターを市民協働推進課内に配置することとしていますが、人件費等の予算化が困難であったことから令和3年度以降へ先送りとなっています。
(仮称)市民活動サポートセンターのソフト機能の先行導入について
協働のまちづくりコーディネーターの配置
現時点で、既存の公共施設の中に、(仮称)市民活動サポートセンターの設置に必要とされる広さの空きスペースを確保できていない状況であり、ハード機能を整備するためには、適切な場所の選定や他の施設との複合的な利用方法など、公共施設の効率的、効果的な活用方法について十分に検討する必要があり、施設の整備までに時間を要する見込みです。
しかしながら、地域課題が複雑・多様化するとともに、まちづくりの担い手確保が喫緊の課題となっている昨今において、市民や市民活動団体、事業者、行政など、様々な活動主体がつながり、協働でまちづくりに取り組むことは急務といえます。
したがって、(仮称)市民活動サポートセンターのソフト機能を先行して導入することとし、まちづくりをコーディネートする専門職として以下の役割を担う『協働のまちづくりコーディネーター』を配置することとしました。
【協働のまちづくりコーディネーターの役割】
- 市民等からのまちづくりに関する相談
- 市職員からの市民との協働事業に関する相談
- 市民等によるまちづくりに関する情報の収集、提供及び発信
- まちづくりに活かすことのできる地域資源に関する情報の収集、提供及び発信
- 地域資源のコーディネート
- 八街市協働のまちづくり推進計画に掲げる事業の実施
協働のまちづくPiTの開設
まちづくり活動や地域資源に関する情報の収集・発信、まちづくり活動に関する相談対応等を行う暫定的な活動拠点として『協働のまちづくりPiT(ピット)』を市役所第1庁舎1階フロアに開設しました。
『協働のまちづくりPiT(ピット)』には、常時2名のコーディネーターが勤務しておりますので、気軽にお立ち寄りください。
【PiTにお寄せいただきたい情報】
- 活動情報(団体リーフレット、イベントチラシ、ニュースレター)をお持ちください。
- 活動する上でのお困りごと(ヒト、資金、モノ、情報、スキルなど)をご相談ください。
※ PiT(ピット)には、「カーレース場の給油や整備を受ける場所」の意味があることから、まちづくり活動に携わる市民の皆さんが、活動の燃料を補給(まちづくり活動や地域資源に関する情報を収集)し、活動のメンテナンス(まちづくり活動に関する相談や支援)を受けられる場所となるよう、愛称を名付けました。