本文
化学物質に過敏に反応し困っている人がいます
印刷用ページを表示する更新日:2023年9月25日更新
化学物質に過敏に反応し困っている人がいます
「化学物質過敏症」をご存じですか?
身の回りのさまざまな種類のごく少量の化学物質に敏感に反応して、体調不良が引き起こされる状態をいいます。
日常使用している製品では化粧品や整髪料、防虫剤、殺虫剤、また食品では保存料、着色料、甘味料、香料などにも多数の化学物質が含まれています。
症状は、頭痛や関節炎、筋肉痛、下痢、動悸、息切れ、めまい、倦怠感、発汗異常、手足の冷え、意欲の低下、不眠、視力障害、皮膚炎などさまざまです。
「香害」とは
合成洗剤や柔軟剤、化粧品、香水などに含まれる合成香料(化学物質)によって、不快感や様々な健康被害が生じることを言います。
また、合成香料(化学物質)から化学物質過敏症が誘発されるともいわれています。
香りへの配慮に関する啓発ポスター<外部リンク>
皆さまのご理解ご協力が大切です
この病気で困っている人がいます。また、誰でも発症する可能性があります。
化学物質過敏症を発症された方は、原因物質を遠ざけるように、時には辛い思いをしながら生活しています。そのような生活をしている方がいることをご理解ください。
多くの人が利用する施設へ出かけるときや、屋内での行事に参加するときには、できるだけ周囲の人に配慮した化粧品や整髪料などの使用を心がけてください。
また、住宅街で殺虫剤や除草剤などを使用するときも、周囲への配慮をお願いします。