本文
風しんの発生に関する情報
風しんにご注意ください
風しんの発生状況について
千葉県では、2022年から発生は確認されていませんが、2018年には383件の発生が確認されています。内訳では、男性が約8割を占めており40代が最も多く、女性では20代が多い傾向があります。
千葉県内の発生状況は、千葉県感染症情報センターホームページ<外部リンク>をご覧ください。
日本国内の発生状況は、国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイトホームページ<外部リンク>をご覧ください。
風しんとは
・風しんウイルスによって引き起こされる感染症で、主な感染経路は飛沫感染です。
・感染すると通常2~3週間後に発熱、発疹、リンパ節腫脹が現れます。
・妊娠20週頃までの妊婦が感染すると、風しんウイルスが胎盤を介して胎児に感染し、出生児に眼や心臓、耳等に症状(先天性風しん症候群)が出現することがあります。
詳しくは、厚生労働省ホームページ<外部リンク>をご覧ください。
詳しくは、国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイトホームページ<外部リンク>をご覧ください。
医療機関を受診する際の注意事項
風しんを疑う症状が現れた場合は、周囲への感染を防ぐため、必ず事前に医療機関に電話連絡でその旨を伝え、医療機関の指示に従って受診しましょう。なお、受診時は公共交通機関等の利用を避けるとともに、妊婦との接触を避けてください。
感染予防について
風しんの予防は、風しんワクチンの接種が有効な方法です。妊娠を希望される女性や抗体を保有しない妊婦と同居されている方、妊婦と接触する機会の多い方で予防接種を2回受けていない方や予防接種歴が不明な方は、かかりつけ医などに相談のうえ、抗体検査や予防接種を検討しましょう。
※要件を満たす場合、無料で抗体検査を受けることができます。下記の「千葉県風しん抗体検査について」をご覧ください。
※大人を対象とした予防接種は、基本的に全額自己負担となります。
千葉県風しん抗体検査について
検査の対象になる方は、妊娠を希望する女性とその同居者及び抗体価の低い妊婦となります。
具体的には、次の1から4の全項目の条件を満たすことが要件となります。
- 県内市町村に居住地(千葉市・船橋市・柏市を除く)を有している
- 次の(1)から(3)のいずれかに該当すること
- (1)妊娠を希望する女性
- (2)妊娠を希望する女性の同居者
- (3)風しんの抗体価(免疫)が低い(EIA(IgG)法で8.0未満、HI法で32倍未満)妊婦の同居者
- 過去に風しん抗体検査を受けたことがない、または、十分な量の風しんの抗体価(EIA(IgG)法で8.0以上、HI法で32倍以上)を確認できていない
- 過去に検査による風しんと診断されたことがない
詳しくは、千葉県ホームページ<外部リンク>をご覧ください。