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市立保育園の耐震診断結果の公表
印刷用ページを表示する更新日:2018年3月15日更新
市立保育園の耐震診断結果を公表します。
保育園は、幼い子ども達が一日の大半を過ごす場であり、施設の安全性を確保することが必要です。
このため、旧耐震基準(昭和56年6月以前)により建築された施設の耐震診断を実施しました。
本市では、次の4園(4棟)が対象となり、その結果について公表します。
保育園名 | 建築年 | 構造 | 延床面積 | 階 | 2次診断結果 | 耐震補強の必要性の有無 | |
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Is値 | 実施年度 | ||||||
八街保育園 (1棟) |
昭和49年 | RC | 827平方メートル | 2階 | X方向 0.97 | 平成22年度 | 無 |
Y方向 3.09 | |||||||
1階 | X方向 0.70 | ||||||
Y方向 2.07 | |||||||
実住保育園 (1棟) |
昭和58年 | RC | 827平方メートル | 1階 | X方向 0.81 | 無 | |
Y方向 0.93 | |||||||
朝陽保育園 (1棟) |
昭和56年 | RC | 688平方メートル | 1階 | X方向 1.45 | 無 | |
Y方向 1.44 | |||||||
交進保育園 | 昭和55年 | RC | 754平方メートル | 1階 | X方向 1.87 | 無 | |
Y方向 1.17 |
構造
RC=鉄筋コンクリート造
診断方法について
1次診断法 建築物の耐震性能を簡略に評価する診断方法で、壁の多い建築物の診断に適しています。
2次診断法 建築物の耐震性能をより詳細に評価する診断方法です。
なお、本市では、全ての建物の評価を2次診断法により実施しました。
Is値
地震に耐えられる能力としての建物の強さ、地震の力を受け流す能力としての建物の粘りの二つに、建物
の形状・経年変化を考慮して、耐震診断基準による計算式により求められます。
Is値の目安
- 0.3未満
大規模な地震の震動及び衝撃に対し、倒壊又は崩壊する危険性が高い。 - 0.3以上0.6未満
大規模な地震の震動及び衝撃に対し、倒壊又は崩壊する危険性がある。 - 0.6以上
大規模な地震の震動及び衝撃に対し、倒壊又は崩壊する危険性が低い。
なお、文部科学省では、教育関連施設におけるIs値は、概ね0.7以上を満たすようにとの指針を示しています。
また、大規模な地震とは、震度6強から震度7程度の地震を想定しています。
調査方向について
建物の桁行(長い方向)を「X方向」、梁間(短い方向)を「Y方向」とし、縦横2方向から調査しています。