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所信表明(平成30年12月議会)

印刷用ページを表示する更新日:2021年1月1日更新 <外部リンク>

 本日ここに、平成30年12月第4回八街市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様にはご多用のところご参集いただき、誠にありがたく御礼申し上げます。
 お許しをいただきましたので、八街市議会の冒頭、市長就任のご挨拶ならびに市政運営に取り組む所信の一端を申し述べ、議員の皆様、市民の皆様のご理解とご協力をお願いするものでございます。

 さてご案内のとおり、私はこのたびの市長選挙において、引き続き八街市長として3期目の任に就くこととなりました。今、こうしてこの壇上に立ちますと、市政運営をつかさどる職責の重さに、改めて身の引き締まる思いでございますが、初心を忘れず、おごることなく、公平公正・着実な市政運営に努めてまいる所存でございます。今、私たちの故郷八街は、人口減少、少子高齢化の進展など厳しい社会状況に晒されておりますが、故郷を愛し、明るい未来を願う想いを失ってはなりません。このような状況下においても活力と希望あふれる八街市を実現するため、市民、議会、行政の三者が一丸となって創意工夫を結集することで、必ずや道は拓かれるものと確信しております。
 私は2期8年間、八街市長として皆様のご支援を頂戴しながら、時には厳しい叱咤激励もいただきながら市政運営を行ってまいりました。今回の再選により、改めて皆さんからお預かりいたしましたこれからの貴重な4年間は、今までの経験を活かし、さらなる八街市の発展に、引き続き努力してまいることをお誓い申しあげます。

 私は、今回の市長選挙において、「笑顔あふれるドリームシティやちまたの創世」を掲げ、市民の皆様に5つの政策を進めていくお約束をいたしました。私が考える「笑顔あふれるドリームシティやちまたの創世」とは、若い世代が将来に向けて夢を持ち、子どもからお年寄りまで、全ての市民の皆様が健康で充実した生活を送ることで幸せを感じ、八街市に住んでいて良かったという喜びを実感できること、そして故郷として誇りと愛着を持っていただけるようなまちを創っていくということでございます。私たちの愛する八街のさらなる発展に向けて未来への投資をし、全ての市民の皆様が、明るい未来の姿が画ける活気に満ちた八街市を目指していくことを目標としています。
 それではここで、その実現のための5つの政策につきましてご説明をさせていただきます。

 最初に「快適なまち」でございます。
まず道路網の整備についてでございますが、八街バイパスは、全線開通まで残すところ国道409号から大木地先までの約500メートルとなっており、今後千葉県では、2020年度の開通を目標に事業を進めていく予定と伺っております。しかし、早期の全線開通は本市の悲願でもありますことから、少しでも早く事業が完了するよう、千葉県に対して強く働きかけてまいります。
 佐倉インターチェンジへのアクセス道路の整備について、佐倉市と連携して事業計画を検討してまいるとともに、国道409号の渋滞緩和のために、八街十字路交差点改良につきましても、その可能性を検討してまいります。
 国道409号住野十字路交差点改良につきまして、千葉県では、2021年度から2023年度までの間に開通できるよう事業を進めていく予定となっております。こちらにつきましても、早期に事業が進捗するよう、今後も関係者に強く働きかけてまいりたいと考えております。その他、国道126号沖入口交差点整備の早期完成など、これからも市民生活を支える道路基盤整備とともに、中央公園周辺の整備や文化ホールの構想など、市民の文化活動・憩いの場等の整備につきましても努力してまいりたいと考えております。

 次に「子育て・教育」でございます。
 子育て支援については、これまでも、出産から子どもの成長過程に合わせて、保健、医療、保育、教育などの各分野において、それぞれが線でつながる切れ目のない一連の施策を推進してまいりました。核家族化や少子化、雇用環境など、子育てや家庭教育を支える地域環境や社会構造が変化する中、社会全体での子育ての必要性はますます高まっています。本市で子育てをしたい、子育てをして良かったと実感していただけるよう、各種施策をさらに進め、総合的な視点で子育て支援の充実したまちづくりを目指してまいります。 現在、中学生までの医療費助成を実施しておりますが、市民の皆様から要望の強い高校生までの医療費助成や、中学校3年生へのインフルエンザ予防接種に対する費用の一部助成等についても、財政状況を勘案しながら前向きに検討してまいりたいと考えております。また、八街市においても若い世代が安心して子供を産み、育てられる環境を整えるため、児童館の設置、保育所待機児童の解消や放課後児童クラブの充実等にも取り組んでまいります。
 学校教育についてでございますが、2020年度から導入されます新学習指導要領に伴い、グローバル化に対応した英語教育の充実や論理的な思考力を育むためのICT教育の推進などとともに、引き続き「八街市教育の大綱」、「八街市教育振興基本計画」を基に学力の向上、情操教育の推進、健全な体づくりなど調和の取れた教育を進めてまいります。このために、計画的に小中学校の空調設備を整備していくほか、学校トイレの洋式化を進めてまいるとともに、市内全小中学校にタブレットを導入して教育環境の整備を図ってまいります。
 郷土を愛し文化の薫り高いまちを実現するため、文化活動の発信施設である中央公民館、郷土資料館、図書館、スポーツプラザなどでの、スポーツ・文化を中心にした社会教育も引き続き推進してまいります。
 今後も教育委員会と連携しながら、ソフト・ハード両面での教育環境の充実を図ってまいります。

 次に「健康づくり」でございます。
 変化の激しくストレスの多い現代社会の中において、健康に生活することは市民の願いであり、生き生きと充実した生活をおくるための基本でございます。生活様式の多様化等に伴う栄養の偏りや運動機会の減少を解消するなど、生涯を通じた健康づくりはますます重要になっております。
 このことから、食生活改善や運動習慣等、一人ひとりが自ら積極的な健康づくりを実践していただくための健康教育を推進し、生活習慣病等を予防するため、各種検診の受診率の向上や人間ドック等の助成により、病気の早期発見早期治療に繋げて、市民の健康の保持増進に努めてまいります。
 また、我が国は少子化とともに世界に類をみない速さで高齢化が進行していることから、今後ますます高齢化に対応した健康長寿社会の構築が求められています。先の新聞報道により、八街市の平均寿命は県内でも最下位圏にあることが判明いたしましたが、平均寿命もさることながら、生き生きと充実した人生を送っていくためには、健康寿命の延伸を図ることが重要であるものと認識しております。シニア世代に充実したセカンドライフを送っていただくことなどが、市民の皆様の健康にも繋がることから、生涯学習の拠点として各種施設の整備を進めていくほか、高齢者の皆様の集いの場所でございます老人福祉センターの施設改修に向けて計画してまいります。
 「2025年問題」の言葉に象徴されるように、いわゆる団塊の世代の方々が後期高齢者に達する時期には、医療・介護の需要は確実に増えていく一方で、家族の介護力等は相対的に低下していくものと考えられます。また核家族化の進展等により、医療・介護のみならず、高齢者の皆様が日々の生活をする上においても、今まで以上に様々な支援が必要となってくるものと考えております。このことから高齢者を地域で支える仕組みづくりや住み慣れた地域で安心して暮らせる社会環境の整備等に取り組んでまいりたいと考えております。高齢者外出支援タクシー制度の推進、買い物代行サービスのさらなる充実やひとり暮らし高齢者世帯への訪問制度の継続などのほか、地域包括支援センターにつきましても、内容の充実を図ってまいります。

 次に「安全・安心」でございます。
 人が生まれ、育ち、暮らし、そして生涯を終えるという一生の過程において、誰もが一番に願うのは、常に安全で安心して暮らせることのできる生活環境にあることだと思います。市民の皆様が故郷として誇りを持ち、また、多くの方に住んでみたいと興味を持っていただくには、何より安全で安心して暮らせる防犯、防災力の高い街ということが重要でございます。
 このことから、引き続き各地域における防犯パトロール隊の組織率の向上、防犯ボックスによる地域連携、環境負荷が低くより照度の高い防犯灯のLED化の実施、八街幹部交番の警察力の強化など、地域・警察・市が連携した犯罪抑止のための社会環境づくりに努めてまいります。また、本市は比較的災害に強い地理的環境にあるとはいえ、過去に東日本大震災による災害を経験しており、本年7月に西日本を襲った豪雨等についても、決して他人事ではありません。自然災害の発生を正確に予測し、その被害を完全に回避することは不可能ではあるものの、被害を防止するための事前の備えや、万一、災害が発生した場合においては的確に対応することにより、市民の皆様の生命財産等、被害を最小限に止めることは可能でございます。このことから、防災拠点としての庁舎やけやきの森公園の整備、防災備蓄倉庫の拡充、避難訓練の充実、女性消防団活動の充実、自主防災組織の設立支援による組織率の向上などを推進してまいりたます。

 次に「産業の活性」でございます。
 本市の基幹産業である農業につきましては、JA千葉みらいや八街商工会議所とも連携を図りつつ、落花生や生姜を中心とした農産物・加工品をPRすることにより、本市特産物のブランド化と八街市の魅力を発信してまいりました。特に落花生まつり、八街駅北口市、夏まつりや産業まつりなどのイベントや、毎年継続して総理官邸に出向き、安倍総理へ直接、八街産落花生等を贈呈するなど積極的に周知してきたところでございますが、引き続き様々な機会を捉えて八街市や本市農産物等のPRに努めてまいります。今後も他の農産物を含めて八街ブランドとして良質なものをつくり、付加価値を付けて販売することにより、生産者・加工業者・消費者が相互に利益を享受できるよう、安全・安心で優れた農産物・加工品づくりを支援してまいります。また、千葉県は、本年3月にJAグループ千葉、千葉県園芸協会、千葉県農業会議とともに、オール千葉で農業の担い手を支援するため千葉県農業者総合支援協議会を設立し、農家からの総合的な相談窓口として千葉県農業者総合支援センターを設置しました。このセンターでは、生産技術や機械・施設の導入、農地の集積、販路拡大、経営管理能力の向上など、農家からの多種多様な相談にワンフロア・ワンストップで対応いたします。過日、私がJA千葉中央会林会長にお目にかかった際、直接、林会長から説明を受け、協力を依頼されたところでございます。本市基幹産業である農業のさらなる活性化のためにも大変有難い取り組みであるものと考えますので、本市におきましても、千葉県農業者総合支援センターと連携を図りながら、農家に対する支援に積極的に取り組んでまいります。

 私が思い描くまちづくりにあたり、5つの取り組みにつきましてご説明をさせていただきましたが、これらの各種政策を実現させるためには、なにより事業推進の裏付けとなる安定した財政が必要不可欠なものでございます。
 将来にわたり持続可能な行政運営は、健全財政の上に成り立ちます。本市においては過去に大変厳しい財政運営を経験し、現状においても財政状況が厳しい中、多種多様なニーズに応えられるサービス体制を維持・向上させつつ各種事業を推進していくためには、税収の確保を図るとともに、納税者の方から見て納得のできる真に必要な政策、優先順位というものを見極めながら事業展開していかなければならないと考えております。
 また、地域課題や多様化する市民ニーズに対応していくには、市民の豊かな想像力や専門性など潜在する能力を活かしながら、市民・行政それぞれが役割分担し、対等なパートナーとして協働してまちづくりを進めていく必要があります。
 本市ではこれまでも行財政改革や市民の皆様の参画と協働の街づくりを進めてまいりましたが、引き続き健全財政を堅持するとともに市民の皆様とともにまちづくりを進めてまいりたいと考えております。
 以上、概略ではございますが、私が目指します街づくりの基本方針をご説明させていただきました。もちろん、これらの街づくりを実現するには困難も伴いますが、本市基本計画等と整合を図った上で、各種事業が緒につけるよう、努力してまいりたいと考えております。

 最後になりますが、本年は明治改元から150年を迎える節目の年であり、また、平成の元号も来年をもって改元し、新たな時代を迎えようとしています。
 この間、激動の時代を経て、市民の暮らしも社会情勢に併せ大きく変化してまいりました。一方で、より良い暮らし、社会でありたいと願う欲求は人としての普遍的なもので、そのような思いが社会を発展させ、人々の心を豊かにするものでございます。今、八街市があるのも歴代の首長はじめ、議員各位、八街を愛する多くの皆様が、より良い社会を願ってその基礎を築き、人から人へ、過去から現在へと連綿と続くたゆまぬ努力の賜物であるものと考えております。
 3期目のスタートにあたり、これまで八街市のために尽力された数多の先達に、改めて心からの敬意と感謝を表しますとともに、私もその思いをしっかりと受け継ぎながら、現在から未来へ、新たな時代を担う次の世代に繋げていくため、微力ではございますが、八街市のさらなる発展のために全力を尽くしてまいる覚悟でございます。
 これからも一人ひとりの市民の声を大切にして、丁寧なまちづくりを進めることを念頭に、引き続き、市民の皆様と共に歩みを進めてまいります。
 そして、このまちに生まれた子ども達が、故郷として、より大きな愛情と誇りを持てる八街市を目指して邁進する覚悟でありますので、今後ともさらなるご理解とご協力をお願い申し上げ、私の所信といたします。

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