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「安心して住めるまちづくり」を目指して
新年おめでとうございます。
市民の皆さまにおかれましては、健やかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
また、旧年中は、市政運営に対しまして格別のご理解とご協力を賜り、厚くお礼を申し上げます。
はじめに、本年、1月1日に発生しました、能登を震源とする「令和6年能登半島地震」により、お亡くなりになられた方々に謹んで深い哀悼の意を表しますとともに、被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。
全世界で猛威をふるっておりました新型コロナウイルス感染症は、完全な終息には至っておりませんが、市民の皆さまや事業者の皆さまによる感染症対策の徹底により、昨年は以前のような活気ある街に戻った1年となり、八街ふれあい夏祭りに始まり、やちまた落花生まつりや小出義雄杯八街落花生マラソン大会、八街市産業まつりなどの様々なイベントが多くの関係者の皆さまのご協力により開催することができました。
これまで、感染症対策や営業時間の短縮、雇用の維持など、さまざまなご協力をいただきました、市民の皆さま、事業者の皆さまに対しまして、改めまして、心より感謝申し上げます。
一方、市政運営につきましては、昨年から、市外への通院や出産時などに係る交通費を助成する妊婦支援給付金給付事業や市内小中学校へ通う第3子以降の学校給食費の無償化を実施したほか、新たな公共交通として予約型のりあいタクシーの実証運行を開始、スマートフォンなどを利用して、住民票の請求や健康診査の予約などができる電子システムを導入したところでございます。
本年におきましても、重点的に実施しております通学路の交通安全対策の計画的な推進を図るほか、すべての小中学校トイレの洋式化や道路や調整池の体系的整備、基幹産業である農業を中心とした産業の活性化、高齢者や障がい者福祉の推進、防災・減災対策の推進など、市民の皆さまや関係団体などの連携・協力を強化しながら、各世代・各分野のニーズに合った施策を着実に推進し、「安心して住めるまちづくり」に取り組んでまいります。
また、街づくりを進めるに当たりましては、私の市政運営の基本理念であります「市民の皆さまとの協働によるまちづくり」を実践するため、市民の皆さまとの対話を大切にして、本年も市政に取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
結びに、本年が市民の皆さまにとりまして、実り多き素晴らしい1年となりますよう心から祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。