野良猫に餌を与えている方へ

野良猫への餌やり自体は、法律で禁止されてる行為ではありません。

しかし、その餌やりは近隣住民や周辺の環境・衛生などに配慮し、マナーを守ったうえで行っていますか。

　　・屋外で不特定の猫への安易な餌やりは、猫を地域に居着かせ、他の地域からの猫も呼び寄せてしまいます。

　　・餌やりをすることで栄養状況も良くなり繁殖力も増加して、その地域で猫が増え続けます。

　　・近隣宅の庭先や道端で排泄し、夜中に鳴き声が響き、車両などが傷つけられるといったことが繰り返されま

　　　す。

　　・「あの人が餌を与えていることが原因だ」といったご近所トラブルに発展しまう可能性があります。

　　・猫をよく思わない人が増え、猫たちが厄介者扱いされるようになっていきます。

野良猫への安易な餌やりが「かわいそうな猫」を増やしています。

　　　野良猫にかわいそうだからと安易に餌を与えてしまうと、餌を与えた近くで繁殖を繰り返し、かえって、飼い

　　　主のいない「かわいそうな猫」を増やすことになってしまいます。

野良猫へ餌やりをするためのマナー

　1．自分の敷地内や所有者の承諾が得られた場所で餌やりをする

　　　　　餌は、世話する人の自宅または所有者の承諾が得られた場所で与えましょう。

　　　　　他人の所有地における無断での餌やりは、不法侵入にあたります。

　2．置き餌は絶対にしない

　　　　　猫が集まる時間が不特定だからといって、餌を容器に入れて放っておいてはいけません。

　　　　　決められた時間、世話をする猫が食べきれるだけの量を与え、食べ終わった後は、早くに容器を回収

　　　　　し、清掃をしましょう。

　3．不妊・去勢手術を実施し、これ以上増えないようにする

　　　　　猫の繁殖力は強く、複数の猫が集まるようになると、次々と子猫が生まれ、生まれた子猫は野良猫として

　　　　　厳しい生活を送ることになります。不妊・去勢手術を実施することで、こうした不幸な子猫の繁殖を防ぐ

　　　　　とともに、発情期の鳴き声や尿スプレーなどの問題行動を抑えることができ、周辺住民への迷惑行為も減

　　　　　らすことができます。

　4．猫のトイレを用意する

　　　　　世話をする人の自宅または所有者の承諾が得られた場所に猫用のトイレを設置し、そこで排泄させるよう

　　　　　にしましょう。排泄物は早くに片付け、排泄場所は常に清潔にし、衛生管理に心がけましょう。

　5．新しい飼い主を探す

　　　　　屋外で生活している限り、交通事故や感染症などの危険は避けられません。屋内で飼育してもらえる新し

　　　　　い飼い主を探す努力をしましょう。

　6．周辺住民の理解を得る努力をする

　　　　　野良猫がその地域で生活するためには、周辺住民の理解が不可欠です。

　　　　　なぜ、野良猫を世話するのか周辺住民にきちんと説明し、理解を得たうえで行いましょう。

　野良猫に餌を与えることは、飼い主と同等の責任が伴うことを理解して行動してください。

 

 

お問い合わせ先
経済環境部環境課 衛生係
電話：043－443－1406
Fax：043－442－6416

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