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10.安土桃山時代の八街

印刷用ページを表示する更新日:2023年3月16日更新 <外部リンク>

安土桃山時代の八街(平成28年12月1日号)​

 戦国時代が終わり、江戸幕府が成立するまでの間を安土桃山時代といいます。
 この時代は、豊臣秀吉による全国統一がなされ、刀狩りや検地が行われました。
刀狩とは、農民が武器を持つことを禁じて領主がそれを没収することで、兵農分離を進める目的として行われました。
 検地とは、全国的に計測単位を統一し、農地などを測量調査することで、農村支配の基礎を強化する目的で実施され、村ごとに検地帳が作られました。
 検地帳は、田畑について一筆ごとに地名・等級・面積・石高・作人などが記録された土地台帳で、正副2部作成され、1部は勘定所、1部は村の名主が保管することになっていました。記載された作人は、本百姓と呼ばれ、年貢の負担が義務づけられていました。
 八街でも、各地で検地が行われ、慶長19年(1591)に作成された用草村の検地帳が現在まで残されています。八街市内で最も古い古文書で、非常に貴重ということで、市指定有形文化財(古文書)に指定されています。
 写真の天正検地帳は、保存修復前の姿です。当時は、虫食い穴が多く、すべてのページを開くことができませんでしたが、現在では、古文書を解体・裏打ちをして保存修復を施しており、郷土資料館で展示されています。


 
ぶんかざい
八街指定文化財「天正検地帳(用草村)」
郷土資料館展示

 

郷土資料館刊行:『図解 八街の歴史』

イラスト・写真を多用した、見て楽しみながら八街の歴史を学べる​図書を1冊1,000円で販売しています。「八街歴史探訪」にて使用したイラストも掲載されています。

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