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協働のまちづくりセミナーを開催しました

印刷用ページを表示する更新日:2024年5月1日更新 <外部リンク>

「子ども食堂、子ども居場所づくりをすすめよう! ~松戸市の実践から~」

八街市では、本市に関わるすべての人々で支え合う協働のまちづくりを進めています。
まちづくりに取り組んでいる方や興味のある方々がつながって、交流を深めるために、今回のセミナーを開催しました。
今回のセミナーでは、子どもたちの居場所づくりに取り組んでる方々からお話を伺い、具体的な実践事例から子ども支援活動について学び、支援活動を拡げるネットワークづくりを図ります。

日時:令和6年2月4日(日曜日) 午後2時から午後4時30分

場所:八街市中央公民館 大会議室

参加者:子ども支援に関心のある方、自治会・学校関係者、民生委員児童委員、青少年相談員、事業者など、42名参加

講演

講師

高橋 亮さん(こがねはら子ども食堂代表、まつど子ども食堂の会代表、NPO法人Matsudo子ども未来withus代表理事)

※高橋さんの「高」は「はしごだか」ですが、ホームページのシステムの都合上、高で表示しています。

講演内容(概要)
  • 「こども食堂」の名前は、2012年8月に大田区の近藤博子さんが始めた「だんだん子ども食堂」から始まったと言われてます。近藤さんが営む八百屋の近隣の小学校の先生から「給食のない日はバナナ1本で済ませている子どもいる」という話を聞いてたことがきっかけで、子どもたちにご飯を食べさせてあげようという思いから始められました。
  • 「子ども食堂」は、子どもが一人でも来られる無料または安価の食堂で、「貧困の子どもが行くところ」というイメージを持たれることが多いですが、そのイメージとは異なり、自発性や多様性を尊重している活動内容です。
  • 2023年12月現在、全国で9,131 軒以上、年間1,000万人以上が利用していると推計されており、千葉県内にも約291軒以上あります。
  • マスコミなどで「子どもの貧困問題」と併せて多く取り上げらるようになったことや、「子ども食堂」というやさしいネーミング、「食事を作ってみんなで楽しく食べる」という活動のハードルの低さから、主婦を中心に全国へと広がったと考えられます。
  • そのような「子ども食堂」の活動の多くが、食事を十分にとれない子どもや、いつも一人やきょうだいだけで食事をしている子どもたちが少なからずいることへのショックから、地域のみんなで子どもたちを見守り育てようという思いから始められています。
  • 子ども食堂で大切にしていることは、「子どもの声を中心に多様な人々が集まれる居場所」であること。また、「子ども食堂は『支援』ではなく『居場所』であり、必要であれば支援につなげることができる『入り口』でもある」ことです。

講演者の高橋氏

事例発表

(1)発表者:大塩 将司さん(smile peace子供育成会)

発表内容(概要)
  • 以前、小学校のPTA会長をやっていたときに、PTAのイベントの簡素化や地域交流が少なくなり、子供会を立ち上げることになりました。しかし、立ち上げた直後にコロナが流行り始めてしまい、思うように活動が出来ずにいたときに、仕事でお世話になっている方から子ども食堂の話を聞き、コロナ禍だからこそやるべきだと思い子ども食堂も始めました。
  • 毎回役員で会議をし、子ども食堂の他にも、少しでも多く思い出に残るように知恵の輪やヨーヨー、射的、的あて、ペットボトルボーリングなどの色々な遊びを取り入れ活動しています。また、子ども達だけではなく地域の方々にも一緒に活動してもらうことで、子ども達を守る防犯の目が増えたり、地域ぐるみで昔ながらの子育てができれば、子育て世代の心も楽になるのではないかという想いで活動しています。

(2)発表者:太田 蒔子さん(ナッツアップ?)in86s(いんぱるす)

発表内容(概要)
  • ナッツアップ?は、10代(主に中高生)のためのサードプレイス(ユースセンター)です。サードプレイスとは、10代の子どもたちをメインターゲットに、無料もしくは少額負担で利用ができ、多様な目的を持って利用でき、10代の子どもたちの意欲と創造性に働きかける存在(ユースワーカー)がいるところです。
  • 中高生は大人のようで「子ども」です。自分の身の上を自力で切り開き、好転させるにはあまりにも「非力」な存在です。そのため、子ども達の親や家族だけでなく、そばにいる大人たちが「皆で見守り」、ときに「寄り添い」、時に「手を差し伸べる」ことが大切だと思います。私達もそんな「地域の大人の一人」になることを目指しています。

グループに分かれて話し合い

  • 8つのグループに分かれて、意見交換を行いました。
  • 色々な意見が交わされ、皆さんのお考えやお気持ちを『子ども食堂・居場所でづくりの樹』として表現してもらいました。

グループの様子1グループの様子2

<挙げられた主なコメント>

子どもの心の声を聞いてあげたい/子どもは社会の宝、子どもが大切にされる町に/市内で若い方たちが、多様な試みをされていることを知り励まされました/八街の子どもが幸せに暮らせるように!/知りたいこと、若い人が何を望んでいるのか/私が協力できること、これから考えてみます/活動している方たちとのネットワーク作りがあれば/空き家を利用した児童クラブ/多様性のある居場所づくりをすすめたい/キッチンカーがパンダ公園に来てくれたらいいな

参加者で作ったいいねの木ワードクラウドで表現しています。

参加者写真

お問い合わせ先

 市民協働推進課 協働のまちづくりPiT
 電話 043-312-2012 
 メール kyodo-team@city.yachimata.lg.jp

 

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