現在災害が発生した場合、濃厚接触の密閉・密集・密接を避けるために、一人ひとりの避難スペースの間隔を2メートル以上確保することが必要になります。
そのため、避難者の収容人数が削減されてしまうことで状況によっては、別の避難所へ移動をお願いする場合があります。
市では、そういった状況も想定し、避難所の収容人数の削減対策として、民間宿泊施設への協力要請なども検討しています。
災害発生時、避難所へ避難者が殺到することで避難所内が過密状態になり、感染症を拡大させることにもなりかねません。
また、自身が避難所へ避難することで、感染するリスクも考えられます。
自宅での安全が確保できた場合、無理に避難所へ行く必要はありません。
そのためにも、以下の避難を検討してください。
みなさんのご理解とご協力をお願いします。
避難するときは、感染症の拡大を未然に回避するため、
などがないかチェックしてください。
もしも体調に不安があるときは、医療機関で受診をされるか、症状が軽微な場合は、在宅避難のご協力をお願いします。
在宅避難等が困難な場合、避難所へ避難することになります。
まず、避難する際には、非常持ち出し品のほかに自身の健康状態の確認や感染防止対策のため
などの準備をお願いします。※避難所にも多少の備蓄はありますが、極力ご協力願います。
また、マスクがない場合でも口元をおさえるために、タオルやハンカチなどを準備してください。
自家用車で避難をする方は、テント(アウトドア用)と、季節によっては防寒対策のため毛布等の準備もお願いします。
市では、車両避難を想定し、車両避難場所として民間企業などの駐車場利用の協力要請なども検討しています。
避難所へ入場する際、検温等を実施しますので、入場までに時間を要する可能性があります。
その際、発熱等が確認された場合は、在宅避難もしくは別の避難所へ移動していただきます。
また、避難所へのペット同行避難はできるだけ避けるように、ご理解とご協力をお願いします。
避難所では、避難者各自が他の避難者に迷惑をかけないように注意していただくと共に、感染防止のため次のことにご協力ください。
また、発熱や体調に異常を感じたときは、速やかに医療機関を受診するようお願いします。
そのほかにも、みなさんにお願いすることがあるかと思いますが、ご理解とご協力をお願いします。
現在、みなさまのお住まいが、被災後に在宅避難が可能かどうかの明確な判断基準は設けられていません。
しかし、内閣府防災情報のページ<外部リンク>の災害に係る住家の被害認定基準運用指針 参考資料(損傷程度の例示)【平成31年3月】地震による被害や風害による被害、 水害による被害などで、り災証明書で判定をしている被害の程度についての判定基準を示してありますので、参考にしてください。
また、自己の判断により明らかに自宅にいること自体が危険と判断した場合は、速やかに避難所へ避難してください。
なお、建物の構造や立地条件などにより「どの程度の被害なら、在宅避難が可能です。」というような判定等も、市ではすることができませんので、あらかじめご了承願います。
市からお住まいの地域に避難情報(警戒レベルに基づいた避難勧告等)が発令された場合は、安全な場所へ避難をしてください。
詳しくは、
を参考にしてください。
万が一の災害に備え、普段から
などの対策、備蓄、非常持ち出し品の準備をお願いします。
また、自家用車をお持ちの方は、車両避難、自宅にキャンプ用のテントを張るスペースがある方はテント避難なども想定し、災害に備えることが重要です。
そのほかにも、市からのお知らせや、防災・気象情報、防犯情報、各種講座、イベント情報などの市民生活に役立つ情報を、皆さんのパソコンや携帯電話に電子メールで配信するやちまたメール配信サービスがありますので、積極的にご利用ください。