平成1月第回八街市議会定例会会議録(第3号)


1.開議 平成18年6月6日 午前10時00分

1.出席議員は次のとおり

  1番 石 橋 輝 勝
2番 川 上 雄 次
3番 中 田 眞 司
6番 新 宅 雅 子
7番 横 田 義 和
8番 鯨 井 眞佐子
9番 北 村 新 司
10番 加 藤   弘
12番 山 本 義 一
13番 京 増 藤 江
14番 右 山 正 美
15番 山 本 正 美
16番 伊 藤 高 明
17番 会 嶋 誠 治
18番 小 川 邦 夫
19番 押 尾   巖
20番 京 増 良 男
22番 丸 山 わき子
23番 山 本 邦 男
24番 小 澤 定 明


1.欠席議員は次のとおり

    11番 古 川 宏 史


1.地方自治法第121条の規定による会議事件説明のための出席者は次のとおり

  市長            長谷川 健 一
助役 川 崎 只 雄
収入役 山 本 悦 丸
教育長 齊 藤   勝
総務部長 山 本 重 徳
市民部長 松 崎 のぶ子
経済環境部長 川 嶋   清
建設部長 並 木   敏
教育次長 並 木 光 男
農業委員会事務局長 成 田 康 雄
監査委員事務局長 江 澤 弘 次
選挙管理委員会事務局長 加 藤 多久美
財政課長 長谷川 淳 一
水道課長 森 井 辰 夫
国保年金課長 今 井 誠 治
介護保険課長 醍 醐 真 人
下水道課長 吉 田 一 郎
学校給食センター所長 石 井   勲
総務課長 加 藤 多久美
厚生課長 朝 稲 保 男
農政課長 浅 羽 芳 明
道路管理課長 勝 股 利 夫
庶務課長 河 野 政 弘


1.本会議の事務局長及び書記は次のとおり

  事 務 局 長    山 本 朝 光

  局 長 補 佐    並 木 恵 子

  主     査    水 村 幸 男

  主 任 主 事    須賀澤   勲

  主 任 主 事    石 川 洋 之


1.会議事件は次のとおり

○議事日程(第3号)

                       平成18年6月6日(火)午前10時開議

日程第1   一般質問

日程第2   休会の件

追加日程第1 古場正春議員に対する懲罰の件


○議長(小澤定明君)
 ただいまの出席議員は21名です。議員定数の半数以上に達していますので、本日の会議は成立しました。
 これから、本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、配付のとおりです。
 日程に入る前に報告します。
 本日の欠席の届出が、古川宏史議員よりありました。
 以上で報告を終わります。
 日程第1、昨日に引き続き、一般質問を行います。
 傍聴の方に申し上げます。
 傍聴人は、傍聴規則第8条の規定により、議事について可否を表明、または騒ぎ立てることは禁止されています。
 なお、議長の注意に従わないときは、地方自治法第130条の規定により退場していただく場合がありますので、あらかじめ申し上げます。
 順次質問を許します。
 最初に、古場正春議員の個人質問を許します。

○古場正春君
 おはようございます。質問に入る前にご報告させていただきます。
 私の議員辞職勧告について、市民の皆様並びに関係者の方々に大変ご心配をおかけしましたことについて、深くおわび申し上げます。
 平成18年3月1日、八街市議会本会議において、世論の話としてスポーツプラザの委託、これを市長側近に利益誘導したのか。10年もやらせて1億5、6千万円のうち儲けの半分の5千万円ももらったのかの発言について、議長から「古場議員に申し上げます。先ほど世論の話として委託価格、市長側近に利益誘導したのか。大体10年もやらせて1億5千万円くらいの儲けをというこの議会での発言、この話はどこから出たのか。先ほども私が名前の公表と申しましたが、その公表をお願いしたいと思います。」
 世論の人の名前を公表しなさいとお願いされましたので、平成18年3月20日に市長に世論の人の名前を報告いたしました。
 平成18年4月21日、世論の人と一緒に市長室に伺い、情報提供者の世論の人を連れてきましたと、4、5回市長に紹介いたしました。

○議長(小澤定明君)
 古場議員に申し上げます。
 定足数に達しませんので、しばらく休憩いたします。
                            
(休憩 午前10時03分)
                            (再開 午後 2時01分)

○議長(小澤定明君)
 再開します。
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 ただいま、北村新司議員ほか18名から、会議規則第157条第1項の規定に基づき、古場正春議員に対する懲罰の動議が提出されました。
 この件を日程に追加し、日程の順序を変更し、直ちに追加日程第1として、議題とすることにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(小澤定明君)
 ご異議なしと認めます。
 古場正春議員に対する懲罰の動議を日程に追加し、議題とすることに決定しました。
 追加日程第1、古場正春議員に対する懲罰の件を議題とします。
 地方自治法第117条の規定に基づき、古場正春議員の退席を求めます。

(古場議員退席)

○議長(小澤定明君)
 提出者の説明を求めます。

○北村新司君
 古場正春議員に対する懲罰動議を提案いたします。
 八街市議会議長、小澤定明様。
 提出者、八街市議会議員、北村新司。
 賛同者、石橋輝勝議員、同じく川上雄次さん、同じく中田眞司さん、同じく新宅雅子さん、同じく横田義和さん、同じく鯨井眞佐子さん、同じく加藤弘さん、同じく山本義一さん、同じく京増藤江さん、同じく右山正美さん、同じく山本正美さん、同じく伊藤高明さん、同じく会嶋誠治さん、同じく小川邦夫さん、同じく押尾巖さん、同じく京増良男さん、同じく丸山わき子さん、同じく山本邦男さん。
 古場正春議員に対する懲罰動議。
 上記動議を次の理由を付け、会議規則第157条第1項の規定により提出します。
 理由。古場正春議員の平成18年6月6日、八街市議会本会議個人質問における発言は、平成18年6月1日の同本会議においての発言取り消し並びに同日付、同本会議中で読み上げた謝罪文の意に反した自らの勝手な内容でありました。
 これは、地方自治法第129条、「会議中議員は、自治法や会議規則に違反し、その他議場の秩序を乱す言動をしないこと」並びに八街市議会会議規則第148条「議員は議会の品位を重んじなければならない」の規定に著しく反したものでありますので、懲罰を科されたい。
 以上を提案申し上げます。

○議長(小澤定明君)
 これから、質疑を許します。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(小澤定明君)
 質疑がなければ、これで質疑を終了します。
 古場議員の着席を許します。

(古場議員入場)

○議長(小澤定明君)
 次に、古場議員にお聞きします。
 一身上の弁明はございますか。

○古場正春君
 
あります。

○議長(小澤定明君)
 
お諮りします。
 ただいま古場議員より一身上の弁明をしたい旨の申し出があります。
 申し出を許可することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(小澤定明君)
 
ご異議なしと認めます。
 古場正春議員の一身上の弁明を許可することに決定しました。
 古場正春議員の弁明を許します。
 なお、5分程度でお願いします。

○古場正春君
 前回も申したとおり、1千700名近くの方の支持をいただきましたので、議員を辞めることはいたしません。

○議長(小澤定明君)
 以上で、古場正春議員の弁明を終了します。
 古場議員の退席を求めます。

(古場議員退席)

○議長(小澤定明君)
 懲罰の動議については、その提出とともに、委員会条例第4条の2の規定に基づき、懲罰特別委員会が設置されました。
 また、会議規則第158条に基づき、委員会の付託を省略して議決することができないこととなっております。
 よって、本動議を懲罰特別委員会に付託したいと思います。
 ご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(小澤定明君)
 ご異議なしと認めます。
 お諮りします。懲罰特別委員会は、8名の委員で構成したいと思います。
 ご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(小澤定明君)
 ご異議なしと認めます。
 ただいま設置されました懲罰特別委員会の委員の選任については、議長から指名します。
 京増良男議員、会嶋誠治議員、伊藤高明議員、山本正美議員、右山正美議員、山本義一議員、北村新司議員、石橋輝勝議員。
 以上の8名を指名したいと思います。
 ご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(小澤定明君)
 ご異議なしと認めます。
 ただいま指名したとおり選任することに決定しました。
 これからしばらく休憩し、懲罰特別委員会を開き、正副委員長の互選及び審議をお願いします。
 しばらく休憩します。再開時刻につきましては、事務局より連絡いたします。
                            
(休憩 午後 2時10分)
                            (再開 午後 2時48分)

○議長(小澤定明君)
 再開します。
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 古場正春議員の退席を求めます。

(古場議員退席)

○議長(小澤定明君)
 懲罰特別委員会の正副委員長が決定しましたので報告します。
 委員長に山本正美議員。同副委員長に山本義一議員。
 以上のとおり決定しました。
 懲罰特別委員長の報告を求めます。

○山本正美君
 懲罰特別委員会に付託されました、古場正春議員に対する懲罰動議につきまして、本日6月6日に委員会を開催し、審査いたしました。
 審査の結果は、お手元に配付してあります報告書のとおりでありますが、若干審査内容についてご報告申し上げます。
 趣旨。出席停止、本日から3日間とする。
 説明。古場正春議員の平成18年6月6日の個人質問における発言は、通告にもなく、しかも平成18年6月1日の本会議における発言の取り消し処分と同様の発言であった。
 この発言は、平成18年6月1日の本会議において、自ら読み上げた謝罪文の意から大いに逸脱し、自ら勝手な解釈をもっての発言でありました。
 これは、地方自治法第129条に規定する「会議中議員は、自治法や会議規則に違反し、その他議場の秩序を乱す言動をしないこと」並びに八街市議会会議規則第148条「議員は、議会の品位を重んじなければならない」の規定に著しく反したもので、懲罰として本日から3日間の出席停止処分とされたい。
 採決の結果、全員賛成のもと、本日から出席停止3日間と決定しました。
 以上、懲罰特別委員会に付託されました案件に対する審査の結果について、ご報告申し上げました。
 何とぞ当委員会の決定どおり、ご賛同くださいますようお願いいたしまして、委員長報告を終わります。

○議長(小澤定明君)
 これから、委員長報告に対する質疑を許します。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(小澤定明君)
 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終了します。
 古場議員の着席を許します。

(古場議員入場)

○議長(小澤定明君)
 次に、古場議員にお聞きします。
 一身上の弁明はございますか。

○古場正春君
はい。

○議長(小澤定明君)
 お諮りします。ただいま古場議員より一身上の弁明をしたい旨の申し出がありました。
 申し出を許可することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(小澤定明君)
 ご異議なしと認めます。
 古場正春議員の一身上の弁明を許可することに決定しました。
 古場正春議員の弁明を許します。
 なお、5分程度でお願いいたします。

○古場正春君
 今日の報告の件でございますが、持ち時間40分ということで、その中で述べればいいという思いから発言をしたところでございます。以上でございます。

○議長(小澤定明君)
 以上で、古場正春議員の弁明を終了します。
 古場正春議員の退席を求めます。

(古場議員退席)

○議長(小澤定明君)
 これより、討論を行います。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(小澤定明君)
 討論がなければ、これで討論を終了します。
 これから、採決を行います。
 古場正春議員に対する懲罰の件に対する委員長報告は、古場正春議員に3日間の出席停止の懲罰を科することです。
 この件は、委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

(起 立 全 員)

○議長(小澤定明君)
 起立全員です。よって、古場正春議員に3日間の出席停止の懲罰を科することは可決されました。
 古場正春議員の入場を許します。

(古場議員入場)

○議長(小澤定明君)
 ただいまの議決に基づき、これより古場正春議員に対し、懲罰の宣告をいたします。
 古場正春議員に3日間出席停止の懲罰を科します。
 古場正春議員の退席を命じます。
 議事進行のため、速やかにお願いいたします。

(古場議員退席)

○議長(小澤定明君)
 これで、古場正春議員の懲罰の件に関する審査を終了し、懲罰特別委員会を解散します。
 日程第1、一般質問を行います。
 石橋輝勝議員の個人質問を許します。

○石橋輝勝君
 民主やちまたの石橋輝勝です。
 質問の冒頭に、3月議会での不穏当発言問題。飲酒運転による接触事故での議員辞職と、市民の皆様のご推挙を受けて当選させていただいておりながら、正しく職務を全うできず、議会への不審をかきたてる事態となっておりますこと、私からも心よりおわび申し上げまして、質問に移ることにいたします。
 それでは、本議会では「街のグローバルデザインについて」というタイトルでお尋ねいたします。
 まず、このグローバルデザインという言葉ですが、景観を含めて将来に耐えられる街の理想像と捉えていただいて結構かと思います。本来、総合計画に示されていなければならないものですが、不明確なようですので、お尋ねするものであります。
 それでは、最初にグローバルデザインの重要な要素であります基盤整備についてお伺いいたします。当市の基盤整備は大変遅れているところですが、財政が逼迫している中、より将来を見据えて、極力むだ遣いをしないよう計画された基盤整備が必要と考えます。特に以下の点に配慮して設計されることが、将来に耐えられる基盤整備と言うに相応しいものと考えます。それらを配慮した基盤整備を行う対策についてお尋ねいたします。
 第1に歩道整備及び、そのバリアフリー化であります。歩道の整備は、児童の通学の安全確保のためにはもちろん、これからは高齢者が健康増進のために大いに利用するようになるものと思います。また、障害者自立支援のためにも車いすで走行できる歩道の確保が必要となっております。そのような中で歩道がない道路が多く、あっても傾斜や段差があり、狭く、凹凸が激しいどぶ板歩道では、これからの要求を満たせるものではありません。市街地には、まだ畑が残っている場所があり、今行えば安価で済むと思われるところに、次々と家が建ち、歩道の夢が失われております。何とかできないかと思っている市民は多いことと考えます。
 そこで、早急にしっかりとした計画を立て、当該道路沿線土地所有者には、歩道の確保が容易になるよう増改築の際、配慮をお願いしておくことも大事であると考えます。そのための条例制定も必要かと考えますが、いかがお考えかお尋ねいたします。
 なお、具体的には、市道3区35号線(やまちょうから五差路)を経て、6区1号線(五差路から409号に至る道路)は通学路として利用されており、特に五差路から409号線までの道は狭く危険な場所となっており、一刻も早い歩道整備が望まれるところです。多くが畑に面しているため、実現の可能性は高いと考えますが、いかがかお尋ねします。
 第2に、交差点改良についてであります。右折路確保のために交差点の改良も計画されなければなりません。そのために区画整理事業は1つの手段であると考えます。市内の交通渋滞の状況から、市内全主要交差点の区画整理計画が立案されてしかるべきと考えます。計画がなければ実行はありません。実現には時間がかかっても、計画を住民に周知させ、実行しやすいよう配慮された行動をとられるようお願いしておくことも必要と考えます。具体的に交差点改良を進める対策についてお尋ねいたします。
 第3に、マンホールのふた、消火栓のふた、U字溝のふたによる騒音対策についてであります。道路に面してお住まいの方から、マンホール・消火栓・U字溝のふたによる騒音の苦情があります。特に消火栓のふたは、車の車輪の位置にあったり、くぼんだりしている箇所が多く見受けられます。これらの対策には、歩道の下に下水道、水道管、雨水排水路、歩道を有効に使うために電線を埋設するよう計画されることが必要と考えます。そのための将来展望はいかがか、お尋ねいたします。
 第4に、U字溝の清掃と改良についてであります。雨水対策としてあるU字溝から、この時期になりますと蚊の発生が著しくなります。U字溝の清掃はいかにされているのか。また、多少の雨でもあふれる地域の雨水対策はいかにされるのか、お尋ねいたします。
 次に、景観と地域経済とのリンクについてであります。これが街のグローバルデザインの核心部分であります。今年の初めに山形県金山町に視察に行ってまいりました。金山町は秋田県との県境に位置し、秋田杉の生産圏内にあり、樹齢80年を超えるものを金山杉ブランドで生産・販売しております。また、昔ながらの住宅を金山住宅と称して、増改築の際には、地元金山杉を使った、切妻・しっくい造りの金山住宅にするよう助成金を出して奨励しております。これは、金山杉の育成による自然景観、金山住宅による街並み景観の創造であり、林業を育て、建築職人の経済を支えることにもなります。また、金山住宅の技術を維持するために毎年建築コンクールを実施して、職人の意欲を高めております。このようにして造られた景観は、児童の情操にも大きく影響するところであります。金山町のように景観、地域経済、教育に配慮した100年の計こそ、グローバルデザインと言えるものであり、当市でも必要と考えますが、当市では景観と地域経済をいかに図ったグローバルデザインをお考えか、お尋ねいたします。
 なお、金山町での試みは、これからの街づくりに大いに参考になるものがありますので、つけ加えておきます。
 金山町の景観づくりの発想の発端は、昭和33年、当時の町長が欧米を視察して、その美しい街並みや自然に深く感銘したことにあります。その感動を金山町で実現するための施策を代がかわっても、一貫して50年にわたり展開してきたのであります。
 具体的には、「全町美化運動」の提唱から始め、自然の美から建築の美へと発展させ、町全体の美の追求を「新金山町基本構想」に盛り込み、その中で「街並み(景観)づくり100年運動」を提唱して、「金山地域住宅計画」、「金山町街並景観条例」の制定へと発展させております。その間、東京芸術大学関係者や同大学出身の建築家の指導・助言を受け、建築コンクールを実施して、職人の意識の高揚を図っております。これら一つ一つが大変興味深いものであり、さらに説明を加えたいところですが、時間がありませんので、ここでどうしても言っておきたいことのみ述べることにします。
 それは、日本人の美的感覚と街づくりを考える原点についてであります。日本人は一般的に自然を愛し、美意識の高い国民と思っているわけですが、でき上がった町からそれが見られないのはなぜなのでしょうか。なぜ、欧米に学ばなければならないのでしょうか。それが問題であります。私も欧米を視察した金山町長と同じ思いを持って帰国した経緯があり、30年以上前から日本の家並みを美しく思えなかったことがあります。美意識に対する日本人の思いと街の現実とのギャップは、大いに反省すべきところであります。そういうギャップの中で、何の疑問も持たずに生きている日本人は、相当美的感覚が麻痺させられているとしか思えないものがあります。そのために、街づくりを考える原点も見失っていると思われるのであります。これまで「うさぎ小屋」とののしられては大きな家を目指し、阪神大震災が起これば耐震住宅と、時の避難、火災に振り回されて、美的感覚とかけ離れた方向にひた走っているのです。
 結果として、高層ビルから見た東京の街は、廃墟のごとく見えるのであります。ここに情操教育の失敗を感じるところであります。日本人は、この点を猛省すべきであります。そのための格好の材料を金山町は提供してくれているのです。それは、頭で考えた理想ではなく、現実に結果としてあるところが大事であり、民だけでは達成されないものであることを申し上げて次の質問に移ります。
 次に、街づくりのための資金確保の方法についてであります。その方法として、収税体制の強化、基礎自治体における基礎経済を市内業者に受注させて、めぐりめぐって税として確保していく方法。また合併、広域、助役・収入役を含めた職員の削減等々、自治体独自に取り組める方法が多々あります。
 一方、道路特定財源の使用比率を地方の時代に合わせて逆転させる方法のように、国に改善を迫っての方法もあります。そして、自治体独自で行える方法として、市民債の発行が登場しております。市民債は、平成14年に発行が認められて採用する自治体が徐々に増え、平成16年度には94団体が発行するようになりました。平成18年度からは、証書の印刷が必要なくなり経費削減にもなっております。これは、市民に出資してもらって街づくりを行うもので、市民協働の線にも沿ったものであります。
 先般、視察した群馬県太田市では、これを行政センターや市営住宅のように市民によく分かるものの建設に充てておりました。なお、この方法は、市民の力で事業を起こすきっかけを作ることにもつながると考えます。例えば道の駅を作る場合に、行政は計画及び調整役で、市民が出資して運営・管理する方法であります。なお、太田市では、これから地方交付税が減少し、平成20年には郵貯資金にも依存できなくなることから、市民債の発行を継続するとのことでした。果たして当市では、いかに資金を確保してグローバルデザインを実現化していく計画か、お尋ねいたします。
 以上、明解なるご答弁をお願いいたします。

○市長(長谷川健一君)
 石橋輝勝議員の個人質問に答弁をいたします。
 1点目の街のグローバルデザインについてというような質問の中の要旨(1)将来に耐え得る基盤整備についてというような質問の中の?の歩道整備及びバリアフリー化についてというような質問でございますが、市内の歩道を整備する場合は、「千葉県福祉のまちづくり条例」に基づき、高齢者や障害のある方々が、安全かつ快適に利用できるように施設の整備を行っております。
 この質問の歩道等、道路拡幅用地を確保するための建築制限としては、都市計画法で計画決定された道路等の都市施設内において、容易に移転できない建築物は都市計画法により建築制限がなされているところでございます。
 また、拡幅計画のある市道につきましては、建築確認申請時に土地所有者に計画内容を説明し、ご協力をお願いしているところでございます。なお、個人の財産である土地に建築制限を行うということは、財産権の侵害になるおそれがあり、条例の制定は考えておりません。しかしながら、ご指摘の路線につきましては、多くの子どもたちが通る通学路でありますので、歩道の設置について検討すべき道路であると認識をしております。
 次に、要旨(1)将来に耐え得る基盤整備についてというような質問の中の?交差点改良についてというような質問でございますが、交差点では、人や車が安全で円滑に通過できることが必要となりますが、市内の道路や交差点の現状を見ますと、必ずしも満足できる状況ではないと認識をしているところでございます。
 ご指摘のとおり、右折車線、視野の確保などのため、交差点の改良が必要であると考えておりますが、交差点改良に当たりましては、施設用地の確保や多額の整備費用が必要となります。
 そこで、交通量の状況や交通事故の発生状況を把握した上で、整備手法の検討をしてまいりたいと考えております。なお、整備に当たりましては、地元への事業説明会などを行い、土地所有者や地域住民の方々のご理解やご協力を得られるよう努めてまいりたいと考えております。
 次に、要旨?のマンホールのふた、消火栓のふた、U字溝のふたによる騒音対策についてというような質問でございますが、マンホールふたなどに伴う騒音・振動につきましては、その都度、対応しているところでございます。
 今後もパトロールを行って、現地を確認した上で、それぞれの現場に合った最も有効な方法で補修を行い、騒音対策し、あわせて事故防止に努めてまいります。また、歩道の下に下水道管などを埋設してはどうかとのことですが、都市計画道路の一部を除いては、現在の本市の歩道整備状況では、難しいと考えておりますので、当面は車道部分に埋設をせざるを得ないという考えでございます。
 そこで、設計の段階で、より騒音対策に効果的な製品を採用し、設置位置の検討を行うとともに、施工の際には十分な現場管理に努めてまいりたいと考えております。
 次に、要旨(1)の?のU字溝の清掃と改良についてというような質問でございますが、側溝清掃につきましては、予算の範囲内で業務委託により実施しているところでございます。
 なお、一部の地域におきましては、従来より地元区と協働し、実施しているところでございますので、今後とも市民の皆様方のご協力を得ながら実施してまいりたいと考えております。
 また、多少の雨でもあふれる地域の雨水対策はいかにとのことでありますが、地域ごとに条件が異なるため、それぞれの地域に合った整備手法により対応してまいりたいと考えております。
 次に、要旨(2)景観と地域経済とのリンクについてというような質問でございますが、本市は、先人が守り続けてきた豊かな自然や風土、温かい人情にあふれる人々、恵まれた地理的条件により、近年多くの人々を受け入れながら発展してきました。これまで、はぐくまれた美しい自然や風土を大切に「ふるさと八街」を引き継いでいくとともに、活力ある産業の振興を図り、八街独自の文化を継承・創造し、生涯を安心して暮らすことのできる調和のとれた街づくりを市民の皆さんと行政の協働により進めていくことを、市総合計画2005の基本構想における街づくりの基本理念としております。
 石橋議員のご質問の中で、ご紹介のありました山形県金山町における地元産金山杉を生かした取り組みを、そのまますぐに取り入れるというわけにはまいりませんが、本市の地域資源を活かした地域産業や街の活性化の観点から、市の資源と景観との結びつきをも重視した上で、より産業の振興に寄与する街づくりを市民の皆さんを交えながら調査・研究してまいりたいと考えております。
 次に、要旨(3)市民債を発行しての街づくりについてというような質問でございますが、平成18年度の当初予算における街づくり等の資金確保につきましては、事務事業の見直しによる成果、約2億5千700万円を新年度予算に再配分したことにより、新規事業を含む各種施策事業の所要額を確保したほか、引き続き国・県補助制度や交付税措置のある起債を活用し、なお不足する財源については、財政調整基金をはじめとする各種基金の取り崩し、約15億9千万円により対応したところでございます。
 また、三位一体改革により市税収入を主とする自主財源の比率が構造的に高まることが予想されますので、本市においても地方分権時代の対応として、組織改編等により収納率の向上に向け、鋭意努力をしているところであります。
 ご指摘の市民債の活用としては、地方債の個人消化及び公募化を通じた資金調達手法の多様化、並びに住民の行政への参加意識の高揚を図るとして、住民参加型ミニ市場公募地方債があり、これは地方債計画上の位置づけといたしまして、新たな財源ではなく地方債計画上の資金区分の一つであり、資金を充当する事業は当然にして敵債性を有し、協議制度に基づき同意を受けた事業となります。
 また、ミニ市場公募地方債の発行は、住民の行政参加意識の高揚等の効果が期待される一方、単独発行により発行ロットが確保できない場合は発行条件が不利になり、通常の銀行引受債より調達コストが高くなるおそれが強いこと、さらに債権発行に関する経験が不足していること等、障害となる問題も多くあることから、今後十分検討が必要と考えております。
 いずれにしましても、本市においては、過年度から継続して執行している大型事業に係る地方債償還の増により、公債費が確実に上昇することが見込まれることから、起債の活用については、今まで以上に後年度負担に配慮していかなければならないと考えております。以上です。

○石橋輝勝君
 それでは、再質問させていたただきます。
 まず、基盤整備のうちの歩道整備の問題でありますけれども、先ほどのご答弁の中で、三区35号線と六区1号線におきましては、その歩道整備の重要性を認識していただいているというご発言でありましたけれども、具体的に認識された中で、どの程度その先を進まれているのか。全く認識だけでとどまっているのか、そこら辺ちょっと具体的にお話しいただきたいと思います。

○建設部長(並木 敏君)
 確かに議員がおっしゃいますように、児童・生徒の通学路等でかなり多く利用なされております。それで、まだあいているところがあるんじゃないかというようなご指摘ですが、当然あいているといえば、あいている畑になっているというような状況も把握しております。
 現在、市の方では文違1号線等を、補助対象事業で行っています路線等が、少なくとも2路線ぐらいが限度でございます。したがいまして、その文違1号線等の事業が終わった後に検討していきたいというような状況で考えております。

○石橋輝勝君
 そうしますと、補助金との兼ね合いで、年間2路線ぐらいが限度であるということで、現在は文違1号線を優先させているということでありますけれども、その優先度はどのようにそちらにつけられて、今、事業を進められているのでしょうか。

○建設部長(並木 敏君)
 文違1号線につきましては、踏切の拡幅等も含めまして、継続事業で行っているのが現状でございます。富山十字路から成東酒々井線に向けて、今後整備していく予定と考えております。優先度につきましては、利用頻度の高いところ、その次に費用対効果が大きいところ等を優先順位として考えております。

○石橋輝勝君
 そうしますと、使用頻度と費用対効果によってランクづけされていくということでありますけれども、そうしますと、先ほど私がお聞きしております三区35線と六区1号線は、どのぐらいの順位に、今、位置しているのでしょうか。

○建設部長(並木 敏君)
 現在、建設部の方でどのくらいの順位だということは、すぐには申し上げられませんが、現在やり残している場所といいますか、一部土地の抵当権等の関係で、求められなかった場所がございます。そのやり残した場所は、まず一番先にやらなくちゃいけないんじゃなかろうかと。場所はどこどことは申しませんが、そういう場所もございますので、そういうところをクリアした後に考慮して検討していきたいということでございます。

○石橋輝勝君
 特に五差路から409に向かいます道路は大変狭くて、しかも大きなトラックが交差する場所ですので、できるだけ優先度を高めていただきたいと思うわけであります。
 次に、交差点改良についてでありますけれども、交差点改良、もう自動車社会になって右折路はどうしても必要なわけでありますけれども、それを改良していくには、やはりその付近の区画整理事業がどうしても必要だと思うんですけれども、今後そういう計画を立てられていく計画はないのかどうか、お聞きいたします。

○建設部長(並木 敏君)
 今、区画整理事業というご質問ですが、八街で、今、区画整理事業を行っている場所につきましては、ご案内のとおり駅の北側地区区画整理。これが面積につきましては約7.9ヘクタールということでございますが、交差点を改良するのに区画整理を行ってやっていくというご指摘ですが、区画整理をしないと交差点改良ができないんだということではないというように私は考えております。
 したがいまして、当然交差点改良をすれば、用地は個人の方々の財産権を犯すということになりますので、そういうこともございますので、地権者の方の了解を得、さらに地元関係者の了解を得ながら、できるところからやっていくべきではなかろうかというように考えております。

○石橋輝勝君
 できるところからやっていくと、今、当市も予算が大変厳しい状況ですので、長期計画を立てていくことを、私は今お話ししているわけでありますけれども、計画がなければ実行がないということであります。それで計画をある程度早く立てておいて、地元の皆さんにある程度配慮して、増改築をしていただいておけば、その分安く済むんではないかというような発想で、できるだけ早く計画を立てられるのはどうかなというつもりで、ちょっと当初の質問をしたんですけれども、そういう考えに対してどのようにお考えでしょうか。

○建設部長(並木 敏君)
 計画を行うのには、職員が自らやって委託しないでやる方法と、委託をしましてやる方法がございます。そこに交差点の設計図面を作る段階で、ここはこうなるんだという形で、書類的に残るような形になります。市は今現在こういうような形で、財政的な裏づけがない段階で、そういう計画を最初から何本もやってしまっていいのかという問題もございますので、その辺につきましては、できるところからやっていった方がよろしいんじゃないかというような考え方で現在考えております。

○石橋輝勝君
 計画を委託される場合は当然お金がかかってまいりますので、いつやるかわからないものに、そんなに早くお金を使っていいのかという、確かに疑問はあると思います。それは理解できるわけでありますけれども、主要交差点の今渋滞状況は、朝晩かなりひどいものがありますので、やはり計画は立てても、多少お金を使っても、私はおかしくないのではないのかなと、そのように思います。
 次に、消火栓、そのほかマンホール、あるいは雨水排水路のふたの件でありますけれども、特に消火栓のふたが、車が通る車輪にちょうど位置していて、しかもくぼんでいるところが、結構散見できるんですね。それで、この間、ある神明町の1カ所を補修していただいたんですけれども、非常に工事が上手にちょうど円のふただったんですけれども、その周りを上手に掘って、短時間のうちに補修されて帰ったということで、地元の方々も非常にもう感心して、感謝もしていたわけでありますけれども、現在この消火栓のふたで補修が必要だと思われるところの数というものは、認識されているんでしょうか。

○水道課長(森井辰夫君)
 現在、補修が必要な箇所ということにつきましては、現在のところは補修が必要なところはございません。ちなみに平成17年度におきましては、7カ所につきまして速やかに対応しているということでございます。現在のところございませんけれども、そういった苦情等があった場合には、また速やかに対応したいというふうに考えております。

○石橋輝勝君
 ちょっと私が車で走ってみる認識と、大分かけ離れているような気がいたしますけれども、この先ほど申した、新しい工法でありますけれども、これはかなり通常のものよりもお金がかかるというような話は聞いております。ただ、いろいろ工事をした後に、しっかりと補修をしていないために、あるところでは消火栓のところを工事してもらったにも関わらず、またすぐ、終わった後から音が聞こえるとか、そういう苦情を聞いたケースもございます。そういう業者の技術の違いというものもあるんではないかなと思うんですけれども、こういったマンホールふたとか、消火栓のふたについて工事をした後、確認をされて、それはその場だけで終わってしまうのか、あるいはまた少し数日、また日を置いて確認をとって、その業者の評価というのも私は必要だと思うわけですけれども、そして評価をして今後の発注に対して点数をつけて、多少値段が高くても受注を逆転させるような、そういった入札も必要じゃないかなと思っているわけですけれども、そこら辺の業者とその工事との関係、どのように今後対策を立てられるのか、ちょっとお聞きしたいと思います。

○水道課長(森井辰夫君)
 消火栓の苦情等につきましては、速やかに対応しているということでございまして、この業者等の選定につきましては、これは特殊な工法でございまして、そう多く業者がございません。ということから、見積もり合わせによる随契で行っているというのが、実情でございます。
 それで、工事後のこの検査等でございますけれども、これにつきましては、私ども監督員がやっております。それで、もし不快が生じた場合は、また後で補修をさせるということで対応しております。いずれにいたしましても、消火栓でございまして、これは防水処置ができないと。といいますのは、やはり火災の際にすぐあく構造のものでなければならないということから、補修いたしましても、後で雨等が降りますと雨水が浸入しまして、その後、車で踏まれるということで、やはり補修をしてもすぐ壊れてしまうというのが実情でございます。これを解消するためには、議員さんがおっしゃいましたとおり、できるだけ歩道の中に設置していくというのが望ましいところでございますけれども、しかしながら現状ではなかなか歩道つきの道路が少ないということで、今後とも速やかに対応してまいりますし、またその辺のところも今後研究してまいりたいと考えております。

○石橋輝勝君
 それでは、次にグローバルデザインの方にお尋ねいたしますけれども、この金山町に視察に行って大変今感動して帰ってきたわけでありますけれども、八街の規模の人口は10分の1でありますけれども、そういう中でも地域のすべての町ぐるみの美を考えた街づくり、それを総合計画にしっかりとうたって、まさにオリジナルの計画をどんどん立てて、50年間も実施しているというのは、もう大変なことだと思うんです。
 それで、市長にお聞きしますけれども、この間、市民大学で市長の講演を聞きまして、八街のヒューマンフィールドやちまたというタイトルでお聞きしたわけですけれども、具体性がなかなか見えてこなかったと。一方、この金山町の計画というのは、非常に具体性が見えて明らかで、非常に参考になるわけであります。
 そこで、市長が考えますヒューマンフィールドやちまたにおけるそのグローバルデザインというものをもう一度、語っていただきたいと思います。

○市長(長谷川健一君)
 八街の2005年の計画ですけれども、前はヒューマンフィールドやちまたを掲げて、実現のために努力をしてきました。ヒューマンフィールドやちまたのやはり目標はのどか、住みよい、環境の整った街づくりをして、その中には食べ物もあろうし、道路もあろうし、また水辺もあるし、新緑もあるような街づくりでございまして、住みやすい下水道が整った、歩道の整備も必要で、そんな街づくりでございますけれども、これを実現するには、やはり人が大事だというようなことで、今度は人・街・みどり輝くヒューマンフィールドやちまたというふうにめがけて総合計画を策定したわけでございまして、総合計画に先が見えないというようなことなんですけれども、これはあくまでも八街の基本構想で、こんな町を作るということですから、それを条例で定めて、この位置をこういうふうにしようというのも、これも必要かと思います。これはまた総合計画の中で、その地域にいろんな事業を起こしたときに、住民と話し合いの中で、そのような町を作るということでございまして、ですから駅の北側の区画整理事業につきましても、当初住民の方と協議をして、塀は何メートルで、家はどんな、色も変わったこんな家を作るとかと、こう協議をしたことがございますけれども、そうしますとなかなか個人の家ですから、皆さんが、住民が協力していただきませんと、そのような市が思っているような地域はできなくなります。
 ですから、これはやはりそういう金山町みたいな、ああいう古い街づくりのところは、今はやっている建築じゃない昔の日本建築が多いわけですので、ですからやはり入母屋とか、白壁や地元の木を使った、昔の家並みがそろって、それを保存して、そういうような努力をしているから、一つのそういう地域が形成をされるわけでございまして、ですから今だって、まだ八街の中では古村と言われている地域、古い地域については、昔ながらのそういう今新しい団地などでは見られないような建物が潜在しておるわけで、ですから掲げる目標ですから、ヒューマンフィールドやちまたは。ですから、これにはだから今言った幅広い人間が住みよい環境を作るのが、これが第一ですので、ですからこれをこうするとか、これをこうするのは総合ですから、総合計画ですから。そういうことでご理解をお願いいたします。

○石橋輝勝君
再質問の質問事項をお渡しせずにご回答いただきまして、ありがとうございました。

○議長(小澤定明君)
 以上で、石橋輝勝議員の個人質問を終了します。
 次に、日本共産党、京増藤江議員の個人質問を許します。

○京増藤江君
 それでは、私は市長の政治姿勢と道路の安全対策の2点にわたって質問いたします。
 最初に、市長の政治姿勢についてです。その1点目に、市民本位の市政運営をについてです。
 小泉内閣5年間の構造改革は、国民の中に格差と貧困をもたらしました。その原因の一つは労働者の問題です。この5年間で、正社員は270万人減少し、非正規雇用が287万人増加し、全労働者の3人に1人、若者や女性では2人に1人が低賃金、無権利状態の非正規雇用となり、経済的に不安定となっています。
 原因の2つ目は、年金や医療、介護保険などの社会保障制度を改悪して、国民への負担を増やしたことにあります。企業に12兆円もの減税を実施した一方、国民に対しては増税と社会保障制度の改悪で、13兆円の負担を強いました。こうしたことが、格差と貧困を広げる要因となっています。八街市においても、市民の生活が悪化していますが、この実態をどう捉えるのか。また、こういうときだからこそ、市民本位の市政が求められています。
 最初に、八街駅北口の区画整理事業の見直し、凍結について伺います。
 まず、駐輪場用地についてですが、土地開発公社から公売用地も含めて、駐輪場用地として520平方メートルを1億900万円で買い戻し、昨年突然JRの土地を買う計画を出し、今年度520平方メートルで4千600万円が予算に計上されました。財政が逼迫している中、これ以上新たな土地を買うべきではないと思うがどうか。
 次に、1号街区公園の整備費は、補助金2千300万円を含めて7千万円で、八街市の負担は4千700万円です。市民の間からはどうして駅前に公園が必要なのか、小さな公園をなぜ2つも作るのか、ここを駐車場にできないのか。駅前ではなく、1日ゆっくり過ごせる大きな公園がほしいという声が多くあります。このような市民の声と遊離した駅前公園は、見直しをすべきと思うがどうか。
 次に、市長の給与、退職金の見直し、市長車の買い替えについてです。
 3月議会で、市長の給与は引き続き4パーセントカットされてはいますが、82万5千円であり、退職金は4年間で1千782万円にもなります。課税標準が200万円以下の給与所得者が、63パーセントを占めている八街では、これだけの給与、退職金は市民感情からも納得できません。給与、退職金の見直しをすべきと思うがどうか。
 また、市長車についてですが、財政健全化プランで市民の負担を増やす中、市長は今でも高級車に乗っています。これでは市民は納得できません。健全化プランの先頭に立つ姿勢を示すべきではないでしょうか。
 市民本位の市政運営をの2点目に、地域経済の活性化をについてですが、初めに市内業者支援についてです。
 小規模公共工事登録制度は、2005年5月現在、全国では318自治体が実施しています。千葉県内では14自治体で実施しています。埼玉県では、小規模公共工事登録制度を83自治体、住宅リフォーム助成制度は31自治体で実施しており、2004年度実績では、2つの制度の合計で6千269件、18億6千900万円の仕事おこしになり、中小建設業の育成、地域経済の振興策として注目されています。八街市においても、市の積極的な対応を求めるがどうか。
 また、住宅リフォーム助成制度の経済効果について、工事費の5パーセント、10万円程度の助成で経済効果はどのくらいあると考えるか伺います。
 近い将来起きると言われている大地震に対して、耐震化の促進が必要です。県は国の補助事業を活用し、市町村に補助する住宅建築物耐震関連補助事業を実施しています。この事業は既設の戸建て住宅やマンションを対象とした建物への耐震診断の補助ですが、八街市も条例を作り、耐震化を促進すべきと思うがどうか。特に、今議会では議案第2号で、耐震改修した場合、税を2分の1にする条例を提案しているのですから、積極的な対応をすべきと思うがどうか。
 次に、入札の改善についてです。
 中央中の改築に伴って、230品目もの備品とカーテンなどを一括購入しましたが、地元業者育成のために、分離発注すべきではなかったか。また、財源を確保する上からも入札の改善は切実と思うがどうか。
 次に、農業の活性化についてです。
 新農業基本計画は、大規模農家育成を目指していますが、その方向で日本農業が活性するのか疑問です。八街市としては、大規模農家だけではなく、農業を続けたい人たちを農家の担い手として生産・販売を応援する施策をとるべきと思うがどうか。
 最後に、道路の安全対策についてです。
 全市の歩道設置計画はどうなっているか。また、四区ニュータウン下の変形五差路、三区19号線と富山区3号線の交差点は、通行量が多いのに道路が狭く、見通しが悪いために事故が多発しています。一刻も早い改良が求められていると思うがどうか。
 以上、明解な答弁をお願いいたします。

○議長(小澤定明君)
 質疑中でありますが、ここで10分間休憩をいたします。
                            
(休憩 午後 3時47分)
                            (再開 午後 4時12分)

○議長(小澤定明君)
 再開いたします。
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 お諮りします。本日予定されていた右山正美議員の一般質問は、議事運営の都合により8日に変更したいと思います。
 ご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(小澤定明君)
 ご異議なしと認めます。

○市長(長谷川健一君)
 日本共産党、京増藤江議員の質問に答弁をいたします。
 1点目の市長の政治姿勢についてというような質問の中の要旨(1)市民本位の財政運営をというような質問でございますが、八街市における生活保護世帯や就学援助家庭等は、増加しており、これに伴い本市の扶助費の割合も増大しております。
 今後も扶助費の増加は見込まれますので、本市といたしましては、引き続き健全財政を堅持し、市民の暮らしを守ってまいりたいと考えております。
 次に、区画整理事業の見直し・凍結をとのことですが、平成10年に事業認可を取得し、関係地権者等のご理解とご協力のもと、ほぼ順調に進んでおります。また、駅周辺の商業活性化を図る上でも重要な事業と考えております。引き続き事業推進に努めてまいります。
 なお、ご指摘の駐輪場整備につきましては、国の補助金や起債を有効に活用できるよう整備手法や利用者の利便性を考慮し、検討した結果、銚子寄りの公共用地とJR用地を一部取得し、2カ年で整備することといたしました。
 また、1号街区公園につきましては、今年度、駅前広場と一体的に整備し、市民や八街を訪れる方々の集いの場や、イベント等が行える多目的空間を確保した整備を予定しております。
 次に、私の給料、市長車につきましては、前回からずっと答弁をしておりますので、ご理解をお願いいたします。
 次に、要旨(2)地域経済活性化をというような質問の中の?市内業者支援についてというような質問でございますが、ご質問の第1点目の小規模な公共工事を市内業者に優先して発注する小規模公共工事登録制度につきましては、現在、県内の市町村では千葉市など10市あまりが採用しておりますが、登録の対象とする業者の範囲が、それぞれの自治体により異なるなど、その運用はまちまちな状況にあります。
 本市では、1千万円未満の事業につきましては、指名競争入札による執行を原則としておりますが、随意契約制度につきましても法令の規定に基づいた範囲内での活用を積極的に推進しております。また、これらの業者選定に当たりましては、市内業者の育成を踏まえた上での選定に努めておるところでございます。
 なお、ご質問にありました小規模公共工事登録制度につきましては、平成13年12月定例会に請願第2号として提出されましたが、不採択となったものでありますので、今後も市議会の決定を尊重してまいりたいと考えております。
 次に、住宅リフォーム助成制度の創設についてでございますが、住宅リフォーム助成制度の創設による具体的な経済波及効果の数値につきましては、公表されているものを把握しておりませんが、他の自治体の助成率が10パーセントであるのに対して、工事費がその10倍であることから単純に10倍の経済効果があると思われます。一般的な住宅リフォーム助成制度の創設は考えておりません。
 2点目の耐震化の促進につきましては、住宅・建築物耐震改修等促進事業における補助制度は、現在のところ考えておりませんが、千葉県で同制度が今年度より施行されるため、今後、耐震化促進計画の作成を検討しております。
 3点目の入札の改善についてでございますが、本市では平成6年4月1日から一般競争入札制度を採用し、その後も段階的に対象範囲を拡大する中、予定価格の自前公表など透明性・競争性の向上に向けた手法を積極的に取り入れてまいりました。また、昨年6月からは、いわゆる郵便入札制度を取り入れるとともに、対象範囲を1千万円以上のすべての事業に拡大した結果、郵便入札により実施した案件の平均落札率が85.5パーセントと、これまで以上の成果を挙げることができました。
 また、1千万円未満の事業を対象とする指名競争入札についても、業者を一同に会して行う現場説明会を廃止するなど、透明性・競争性の確保に向けた制度改革に努めてまいりましたが、今後も入札・契約制度の改善につきましては、積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
 次に、要旨(2)の?農業の活性化をというような質問でございますが、本市は首都圏近郊に位置し、北総台地の優良な農地に恵まれた関東有数の畑作地帯であるとともに、露地野菜、施設野菜、酪農等を中心とした畑作経営地帯として、作目は多様性に富み、農業粗生産額において県内で上位を堅持する首都圏有数の食料供給基地として発展しております。
 この農業生産力を維持しながら、将来に向けて現在以上に農業者の農業生産に対する意欲を高め、活力ある農業・農村を維持、発展させていくために、市では経営・生産の総合的な振興として、1点目に若い人が希望を持って取り組める高所得農業の推進。2点目に安全で消費者ニーズに応えた良質な食料を供給する農業の推進。3点目に個人の主体性が確立された農村生活の推進。4点目に環境保全等の公益的機能を維持できる農業の推進を基本として、これを踏まえて次世代に引き継がれる魅力ある農業・農村の創造を可能とする効率的かつ安定的な農業経営の確立を目指します。
 具体的な内容につきましては、認定農業者の育成目標として、農業経営者1人当たりの年間農業所得630万円程度、年間総労働時間2千時間以内で、さらに定期休暇・臨時休暇を取得できる経営を目指しております。省力化を目指す新規就農者等が機械化、施設化に取り組む場合には、補助金や制度資金の活用により初期投資の負担軽減が図られるよう支援してまいります。
 また、5月27日にオープンしました、スマイルやちまた直売所においては、新たな流通販売の形として、ただ単に新鮮な農産物を販売するだけでなく、農業体験や各種イベントなどを企画し、消費者との交流を大切にするなど、新しい農業経営の起爆剤になることを期待しております。市としても応援してまいりたいと考えております。
 このほかにも、農業の活性化につきましては、さまざまな問題がありますが、経営改善支援センターを中心とし、いんば農協や印旛農林振興センター等の関係機関と協議しながら、本市農業の活性化に努めてまいります。
 次に、質問事項2、道路の安全対策の要旨(1)歩道設置計画をというような質問でございますが、歩道の設置につきましては、一級・二級の市道のほか、地区の幹線となる道路の改良工事や交差点改良などとあわせて整備を進めております。
 最近では、国道409号から朝日区を経由し、富里市に至る市道223号線の整備が、平成16年度に完了したところであります。
 また、現在は文違1号線の道路改良工事とあわせて歩道の整備を進めておりますが、これらの事業には、多額の経費が必要となるため、国・県の補助制度を有効に活用しながら進めてまいりたいと考えております。
 なお、現在の財政状況を考慮しますと、一度に幾つもの事業を手がけることは難しいため、費用対効果や必要性を考慮し、順次整備を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
 次に、要旨(2)危険な交差点の改良をというような質問でございますが、ご指摘のありました一区50号線につきましては、道路を拡幅し、歩道を設置する計画がありました。この計画では、すみ切り部分をより大きく確保し、安全な交差点に改良することとなっておりましたが、用地取得の段階で、一部の土地所有者の理解が得られず、計画は休止の状態になっております。
 しかしながら、交差点の安全な通行を確保する必要があることから、今後は現状の中で、実施可能な施設の整備などについて、検討してまいりたいと考えております。以上です。

○京増藤江君
 それでは、質問をさせていただきたいと思います。
 先ほど、区画整理事業の見直し・凍結については、皆さんのご理解のもとに続けていくということなんですけれども、住民の皆さんからは先ほどの壇上でも言いましたけれども、お金がないのに、どうしてわざわざJRの土地を買ったり、狭い公園を作るのかと。これはいろいろな方の声が、こういうふうに寄せられております。JRの土地4千600万円、それから公園の市の負担4千700万円、これは合計で約9千300万円なんですね。それで、時計塔、駅のモニュメント、これはもう時計塔はできておりますし、駅の公園につけるモニュメント1千500万円、これも発注しているということですけれども、この合計が2千600万円なんですね。合わせますと約1億2千万円です。住民の皆さんに聞くと、これは今必要ないよというようなところに、お金が使われていると思うんですね。もっと住民の皆さんは、国保税引き下げてほしいとか、デイサービスやデイケアの補助をしてほしいとか、こういう要望がたくさんあるわけです。
 それから、命に関わります歩道の整備、これただいまの答弁でもありましたけれども、費用対効果を考える、こういう答弁なんですね。これだけの費用を出して、どれだけ効果があるのかと。住民の皆さんの命にどういう関わりがあるのかと、こういうところに一番にお金を使わなきゃいけないと思うんですよ。ところが、こういう命に関わるところではなくて、住民の多くの方がいらないよというところにお金を使う、こういうことは考え直してほしいのです。それで、もう一度、区画整理事業の見直し・凍結を強く求めたいと思いますけれども、いかがでしょうか。

○市長(長谷川健一君)
 いろいろな見方があろうかと思いますけれども、やはり税の公平な支出、執行というのは、やはり市民が一同に利用できるものを優先して作るのが、これが市の役目でございますし、また公平な私は執行だと思いますし、その中で駅の区画整理とか、駐輪場を取りやめて福祉に回すとか、そういうような考え方も必要かと思いますけれども、しかしながら福祉というのは、これは一個人のための助成でございまして、そういう福祉の制度については、それなりの福祉については制度がございますので、制度でそういう支援をしているわけですから、それ以上上乗せをする財源があれば、それはしてあげたいのはやまやまですけれども、今、八街市にはそんな財源がございませんので、ですから八街市でも福祉が云々と申しますけれども、制度による福祉はほかの市に劣らない福祉をしてございます。
 ですから、それで先ほどから石橋議員さんも八街に一つのそういう街づくりをしたらどうかというようなことで、金山の街づくりもあったでしょう。金山は家並みの街づくりでしょう。八街市は何度も答弁していますけれども、八街駅を核とした街づくりをするんだということで、これは議員の皆様方にも議決をしてある案件でございます。そして、この駐輪場については、高校へ行く人、生徒の皆さんとか、いろんな通勤する人が駐輪場ほしい、駐輪場ほしいと言って要望がございます。そういう整備をすることによって、やはり八街の玄関ができるし、駅の周辺が整然として自転車もちゃんと不法駐輪がなくなって、市へ来た人が、すばらしい街だなというような、こんな印象を作るわけでございまして、ですから私はむだじゃなく、やはりそういうことが大事だなと。ですから高校生とか、中学生は八街駅のその周辺の整備については、本当に喜んで、いや八街も今までは本当に八街の紹介はできなかったけれども、今度胸を張って駅ができた、駐輪場ができたと、胸を張って言えるようになったというふうに喜んでいるし、お年寄りについても八街駅は障害者も利用できるし、いい駅になったと喜んでいますので、ですから結論的には、これをやめて福祉に回すというようなことは、先ほど答弁したんですけれども、再質問されましたから、今答弁するわけであって、ですから、それは計画変更はしませんので、ひとつ駅の周辺の整備についてはご協力をお願いいたします。

○京増藤江君
 長々と答弁してくださいましたけれども、本当に時間がありませんので、やらないならやらないということで結構です。
 それで、これは福祉だけじゃなくて、本当に命に関わる道路の安全対策についても、お金がないからということで、計画も十分立てられないという答弁があったわけですよ。ですから、今すぐ必要でないことは凍結してくださいと、見直しをしてくださいと言っているわけです。
 それから、駐輪場がいらないと言っているんじゃありません。小さな公園ではなくて、住民の皆さんが必要なのは、1日ゆっくりと遊べる公園だということを言っているわけですね。ですから駅前の公園、これがもしも住民の皆さんの不評を買っているならば、もう一度見直して、そこを駐車場にだってできるでしょう。
 私もこれは後で、地域経済活性化で言いますけれども、これは住民の皆さんに聞いて、たくさんの方に聞いてみますと、やはり大きな公園があるところに遊びに行くと皆さんおっしゃるんです。そして、そこでお弁当を買うと、ほかの町でお弁当も買う、そして帰りにはその町で夕食の材料も買ってくると、こう言っているわけです。ですから、八街に大きな公園でもあって1日遊べれば、その近くでいろんなものが、経済活性化がするわけですよ。そういうことをぜひ考えていただきたいわけです。
 それから、市長に本当にお金の見直しをしてほしいと思います。市長の給与、退職金の見直しについてなんですけれども、これは前にも答えたから理解してほしいということなんですが、時間がありませんので、車のことについても一緒に質問いたします。
 八街市の給与所得者の課税標準200万円以下、これ月にすると16万7千円なんです。市長の給与は82万5千円です。給与所得者の63.5パーセントが200万円以下、営業所得者の約7割が200万円以下、このように八街市の住民の皆さんの所得というのは、本当に低いわけです。近隣の市町村の方たちの所得よりも低いというのは、もう以前から言われているんですけれども、この5年間の小泉改革によって、さらにその格差が生まれていると思うんですね。
 ですから、この市長の高額な給与、また高級車を乗り回している、このことに対しては住民の皆さんから本当に驚きの声が上がっているわけです。とても理解はできないんですね。やはり市の財政が厳しいわけですから、見直しをして、少しでも住民のために使う、これが大切だと思うんですよ。これは、私なぜ給料を入れたかといいますと、退職金というのは八街市だけじゃなくて、千葉県の中で組合を作ってやっているということで、退職金だけではなくて、やはり給与の見直しが必要だということで、私は取り上げているんです。
 もう一度、お聞きしますけれども、見直しをするつもりはありませんか。

○市長(長谷川健一君)
 先ほど答弁したとおりです。

○京増藤江君
 答弁をしたとおりって、前に答弁したから理解してと。では、あまりにもこの住民の皆さんの所得とかけ離れていることに対して、また高級車を乗り回すことに対して、市長は胸が痛む、そういうことはございませんか。

○市長(長谷川健一君)
 何度も同じですけれども、先ほど答弁したとおりですので。

○京増藤江君
 わかりました、よく。
 それでは、次に地域経済の活性化についてなんですけれども、先ほど工事費の5パーセント、10万円程度の助成で住宅リフォーム助成した場合、経済効果はどのくらいと認識しているかという問いに対しては、10倍の効果があると思う、こう答弁がありました。こんなふうに10倍も効果があるけれども創設しない。本当に不思議ですね。
 私もいろいろ調べてみますと10倍どころか、19倍とか、そういう効果がある。住民の皆さんの仕事おこしになっている、本当に喜ばれている制度なんですね。
 それから、耐震化の促進とあわせまして、この住宅リフォームをすると、安心して暮らせる街づくりができると思うんですよ。耐震化の促進については、今後促進計画を考えているということなんですけれども、それとあわせて住宅リフォーム助成制度、ぜひ私これは経済効果を上げるためにも、またお金がないために住宅リフォームできない方たちのことを考えて、ぜひ作ってほしいんですけれどもいかがでしょうか。

○建設部長(並木 敏君)
 先ほど市長答弁にもありましたように、現在は考えておりません。

○京増藤江君
 これ、先ほども住民の皆さんの所得、大変低いということを、このくらいですよと、200万円以下が給与所得者でも6割、それから業者さんでも7割と、こんなふうに出しているんですけれども、こんなふうに住民の皆さんの生活が大変なのに、では地域経済活性化をさせるために、どういう方策を市は考えているんですか。

○財政課長(長谷川淳一君)
 地元業者の支援ということでございますけれども、これにつきましては、従前よりご答弁差し上げたとおり、まず地域経済の活性化を図るという目的から市内業者を積極的に選定して、工事を発注している。具体的に申し上げれば、指名競争入札におきましては、現在は1千万円未満でございますけれども、その選定に当たってはやはり地元業者を中心に、また法令の範囲内において随意契約制度を活用して、これも適正な分離分割発注を行って、より多くの工事を地元業者の方に発注していくと、そういう方法によって地元業者の支援をより一層図っていきたいというように考えております。

○京増藤江君
 ですから、今までのやり方では所得が低いのは変わらないわけでしょう。それに仕事がないと、業者さんたちが大変困っていらっしゃるわけでしょう。今回の中央中の入札でも、実績があるからということで、選んでいるわけですよ。ですから、新たな仕事おこしをすると、どうやったら仕事おこしができるのかと、その施策が必要じゃないですか。今までやっていることだけではなくて、新たな小さな業者さんたちの仕事おこしについて、そういう施策は何か考えていますか。

○財政課長(長谷川淳一君)
 公共工事につきましては、これはあくまでも公金の支出でもってやるものでございまして、やはりその規模、金額の大小に関係なく、やはり完成の仕上がりに対する技術的な担保ですとか、執行的には効率というものをやはり当然考えていかなきゃならないと思います。そういうことから、やはりどうしても市の工事を発注するに際しまして、相手方の選定に当たっては、工事建設業務に基づく建設時の許可を持っている業者、あるいは経営自己審査を受けている業者、そういったものをやはりそこから選定しなければならないというふうに思っております。
 ですから、そういった方法によりまして、そういった担保をやはりとらなければ、やはり幾ら小規模といえども、安易にはなかなか発注はできないというふうに考えております。

○京増藤江君
 今、いろいろとほかのところで小規模公共工事や住宅リフォーム助成制度を始めている、この理由は前からあったわけじゃないんですよ。やはりこの不況の中で、小さな業者さんを何とか仕事おこしをさせたいと、そういうところで、皆さんこれを始めている自治体は知恵を絞っているわけですよ。だから、八街市は本当に所得が低いわけですから、ほかのところ以上に今までにない施策が必要だと思うんですよ。今まで以上の施策が必要だと思うんですよ。国保の収納率も下がっている、こんな状況をどうやったら少しでも皆さんが払えるようにしていくのか。それには仕事おこしが必要だと思うんですよ。
 ですから、今後小さな業者さん、どうやって活かしていくのか、仕事を作っていくのか、このことを私はぜひしっかりと対策を立てていただきたいと思います。
 次に、道路の安全対策なんですけれども、この歩道設置計画、これについては先ほども石橋議員からもありましたけれども、命に関わる問題ですから、全体の設置計画をどうするのかと。まず計画が本当に必要だと思うんですよ。そして、そこにその財源を作るためにどうするのかと、真剣に考えなければ実現しないわけですから、本当に危ないところ、そこからやっていくと、そういうことが私は必要だと思うんですけれども、再度、全市の危険なところから設置計画をきちんとつけていく、こういうことについて、どう考えておられるのかお聞きしたいと思います。

○建設部長(並木 敏君)
 歩道計画につきましては、加藤議員、石橋議員からも質問がありましたように、先ほど必要性や優先性、あとは費用対効果等を考えまして、当然歩道につきましては、現在の道路幅員では足りません。したがいまして、個人の財産権を犯すということで、協力が得られるところ、まず第1点は先ほどもいいましたように必要性、次に費用対効果、それで協力が得られるところというように考えていきたいと。なおかつ補助金を使って、幾つもの事業を手がけることはできませんというような答弁でありましたように、2路線ぐらいしか組んでいけないというのが実情でございます。
 したがいまして、今、文違1号線を重点的に、223号線は終わりましたが、文違1号線を現在重点的にやっております。したがいまして、次期5カ年で新たに組み入れられるところがあるんであれば、新たに追加していきたいというように考えております。

○京増藤江君
 これは、必要性がないところと、例えば通学路でも必要性がないところというのが、どれだけあるのかということが、本当に疑問なぐらい危ないところがいっぱいあるわけですね。整備をしないで、先延ばしにすればするほど、土地の買収も困難になってきたと。これが八街市の現状だと思います。
 それから、最後に危険な交差点の改良、三区19号線と富山3号線の交差点、ぜひこの整備を早くしていただきたいということをお願いしまして、もう時間が40分しかありませんでしたので、本当に残念でございましたが終わります。

○議長(小澤定明君)
 以上で、日本共産党、京増藤江議員の個人質問を終了します。
 お諮りします。本日の一般質問をこれで終わりにしたいと思います。
 ご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(小澤定明君)
 日程第2、休会の件を議題とします。
 明日7日は、議案調査のため休会したいと思います。
 ご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(小澤定明君)
 ご異議なしと認めます。
 7日は休会することに決定しました。
 本日の会議はこれで終了します。
 8日は、午前10時から本会議を開き、引き続き一般質問を行います。
 長時間、ご苦労さまでした。
                            (延会 午後 4時47分)


○本日の会議に付した事件
 1.古場正春議員に対する懲罰の件

 2.一般質問

 3.休会の件

第3号

■発言の取り消し:発言の内容を記載せず、棒線(−)により表示しています。